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公園にて、蝉と共に
揺らいだ彼女の体を見ていた
今日も炭酸水を飲んでいる
飽きないのか、と聞いたら
飽きるわけないじゃん、と帰ってきた
彼女は勧めて来なかった
渡されても意識してしまうからいらなかった
あのころとは違った
空になったペットボトルを捨て
また新しく取り出す
蝉の抜け殻が落ちる
必死に生きる蝉を見ていた
炭酸の抜けるような音が混ざっていた
何本もの炭酸水が開けられたのだ
一瞬で無くなってしまう炭酸水
飲んでみなよと彼女は新品の炭酸水を渡す
押しが強かったから受け取った
仕方なく飲むけれど
舌が痛くなって後味が何か嫌で
青汁みたいに思った




