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カシュパラゴの危機

俺たちは街に到着し唖然とした。


カスティス『おい…どうなってんだこれ…』


街は人々の悲鳴で溢れ、火の海と化していた。


騎士『カ、カスティス様!ユイカ様!あいつ強すぎます!しかもあんなの見たことありません!』


ユイカ『どこにいるの!そいつは!』


騎士『あ、あそこにいます!』


騎士が指差した先には、四つ脚の身体中ブツブツとした異物で取り巻いている不気味な化け物がいた。


カスティス『な、なんなんだあいつは…』


騎士『おい!いくぞ!』


化け物に騎士4人で立ち向かう。


化け物『ギャァァァァァァァァァァン!!』


化け物は叫びながら騎士に向かって身体中の突起物から液体を撒き散らした。


騎士達『あぁぁぁぁ!!』


液体を受けた騎士達は悲鳴をあげる。


すると液体を受けた騎士達の身体からイボのようなものが無数に出てきて、数十秒も経たないうちに人の原型がわからないくらいの形へと変わっていってしまった。


カスティス『ちくしょう…許さねぇぇぇ!!』


俺は走り出し化け物に攻撃を仕掛けようとする。


その時だ。


『待てカスティス!そいつに近づくな!』


カスティス『!?』


俺を呼び止める声に振り返るとそこにいたのは…


カスティス『シャンク!』


そこには上級騎士の1人であるシャンクが立っていた。


シャンク『もう何人もあいつにやられているのを見てきた…簡単に近づくとお前もあんな風になるぞ。』


カスティス『お前は仲間がやられてるのを見てるだけだったのか…そうなのか!?』


俺はシャンクに胸ぐらを掴まれた。


ユイカ『ちょっと2人とも落ち着いてよ!』


シャンク『状況も知らない奴が変に口を挟むな!お前知らないだろ、この街で暴れてるのはこいつだけじゃないことを!』


カスティス『!?どういうことだ?』


シャンクは掴んでいた胸ぐらの手を離した。


シャンク『やっぱりな…とりあえず後で全部説明してやるからまずはアイツをなんとかするぞ。』


カスティス『喧嘩してる場合じゃねーよな…悪かった…』


シャンクは頷くと話し始めた。


シャンク『カスティス、ユイカ、お前たちは剣と覚悟の契約を結んだのか?』


ユイカ『もちろんよ。』


カスティス『あぁ。』


シャンク『なら安心した。』


ミリア『覚悟の契約?それは…』


そして俺たち三人は剣を抜きその言葉を発する。


『リゾリューション!』


三人の剣は一斉に輝き放った。


シャンク『お前らは状況を知ってる俺の指示の下動いてくれ!頼む!』


カスティス『あぁ!わかった!』


ミリア『シャンク様!私も戦います!』


ユイカ『ミリア!あんたは街の人たちを安全なところに誘導しつつ守って!』


ミリア『で、でも!』


ユイカ『いいわね!頼んだわよ!』


俺たちは奴に向かって走り出した。


シャンク『俺がおとりになる!その間にお前らは奴に一撃喰らわせてくれ!』


それを聞き俺たちは散っていく。


シャンク『おらよっ!』


シャンクは化け物に斬りかかる。


グチャッ…プシュー


シャンクの剣は奴の体を溶かした。


化け物『ギャァァァァァァァァァァン!』


一撃を食らったことで化け物はシャンクを標的とし、先程の液体を噴射してきた。


化け物『ギャァァァァァァァァァァン!』


シャンク『火を司る精霊サラマンダー!』


シャンクは剣から赤い斬撃を出し液体を浄化した。


化け物『ギャァァァァァァァァァァン!』


それを見た化け物は、さらに大量の液体をシャンクに向け放出したきた。


シャンク『わりーけどそれは俺に効かないぜ。火を司る精霊サラマンダー!』


シャンクは液体を浄化し続ける。


シャンクがおとりになっている隙に俺とユイカは化け物の背後に回り込み攻撃を仕掛ける。


カスティス『ライトニングブレイド!』


バサッ!


化け物『ギャァァァァァァァァァァン!』


カスティス『ユイカ!今だ!』


ユイカが俺の後ろで剣を構える。


ユイカ『深海ディープシー静寂サイレンス


サァァァァァ…


化け物『ギャァァァァァァ…』


ユイカの放った技によって化け物は影も形もなくなり、街の火も斬撃の先は鎮火された。


シャンクはユイカの技を見て唖然としていた。


シャンク『おいおいユイカ、こんな強い技があるなんて聞いてねぇぞ。これなら俺がおとりになる必要なかったよ。』


カスティス『それは言えてるな。』


ユイカ『みんなの協力がなかったら技を出すタイミングもないし、液体でやられてる可能性もあった。私1人じゃ絶対無理よ。』


俺もシャンク同様だけど、これはユイカ一人で片付いたんじゃないかと思った。


ミリア『リゾリューション…一体なんなの…』


シャンク『まぁそれは後にして!実はまだ何体か化け物がいるんだ!』


カスティス『まだいるのか!?』


こんな扉部屋で見たような化け物がまだ何体かいると思うとかなりまずい状況だ。


シャンク『そーいうこと!とりあえずサザルキとナナミがそれぞれの相手をしてる!全部の数が把握できてない以上は、散らばって各自倒さないとカシュパラゴがやられちまう!いい案ではないけど、個別に動くぞ!』


ユイカ『了解!』


カスティス『そしたら俺は西の方に行く!』


シャンク『わかった!ユイカは東!俺は南だ!絶対無理はするなよ!無理だと思ったら一旦体制を整えろ!』


そうして俺たちは、それぞれの場所を守り抜くために走り出した。

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