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夢と現、その境界の捉え方で世界が変わる

作者: 優希

読者諸君は夢を見たことがあると思う。

むしろ一度も夢を見た弧度がないという人間はいないと断言しても良いくらいだと考えている。

今の時代では睡眠がレム睡眠とノンレム睡眠の2つの睡眠パターンで成り立っており、レム睡眠,つまりは浅い眠りの時に見るものが夢というものだ。


夢の内容を1から10まで、完璧に記憶してられる人はいるだろうか。

私が知る限りでは、誰が出てきた/どういう風景の場所だった/雰囲気はこんな感じだった、などと曖昧なないようでしか記憶できない。

それがごく一般的なことではある、が疑問を抱いたことはないだろうか。

私は疑問というほどのものではないが一度考えたことがある。


眠っているときは意識は完全に闇の中に落ちる。

その状態の人間は他者からすれば呼吸をし休息をとっている様子として観られるだろう。

しかし、眠っている本人はどうなのだろうか。

意識はない、身体に自由はない、思考することもない

こうなれば呼吸をしていようと意識を取り戻すまでは別の存在になっているのではないか。

私はそう考えたことがある。


そうして、意識のない時間のことは何も覚えておらず意識が覚醒する段階の短い時間の間に見るのが夢なのであるが、それは本当に夢なのであろうか。

その見ている夢は、自分の知らない自分が別の世界で今現在体験している生活そのものなのではないか。

互いのことを知らず、互いの経験・知識も共有せず、しかし短い一瞬の時間だけ交錯する。

そんな世界があるのではないか、そう考えてみると面白そうではないだろうか?

どちらの世界の知識や記憶を同時に保持できれば、それ以上に良いことはあまりないだろうがそれぞれに貴重な体験ができる,という観点からすればそれこそ夢のあることと思えるだろう。


さすれば語り始めようではないか。

1組の少年と少女が2つの世界、2つの身体、常に行き来し、多くを体験し、その経験から成す物語を。

彼らの喜びを、怒りを、悲しみを、楽しみを。

それら全てを観察し、我々は一時の楽しみを得るとしようではないか。

如何だったでしょうか?

お楽しみいただけたのなら良いのですが、その辺り評価で反映されればと思っております。

今連載している小説もありますので、そちらも一度読んでいただけると幸いです。

それでは読んでくださりありがとうございました。

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