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座席。

兵隊さん。

作者: caem


 小さな兵隊さんがいました 銃口を向けていました


 いわゆる小人みたいな それでいてバイオレスみたいな


 悪夢でしかなかっただろう 戦時中の景色がやってきます


 いくつもの爆撃を落とした ミサイルを投げ落とした


 叫び声や バラバラになっていく 悲鳴を聞いていました


「原爆を投下せよ」


 それは無情な命令だった 抗えない いくつも消えていく


 同じ生き物の命を奪う ただ淡々と冷静につぶしていく


 繰り返される戦争の夢を見た まるで地獄みたいでしたよ


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