表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

十音、神に関係する様々な言霊(ことたま)の五単語、計四十八音

なり-サンダルフォン

にる-ザドキエル

ぬれ-ラミエル

ねろ-ハニエル

のら-リドワン


なり。成り。サンダルフォンは元々、エリヤだったという話もある。

既に成ったと想って、実現する神。天使は神の一部とされるので、天使性が働いて、神の一部と成ろうと働きかけるのだから、エリヤの人性はそれを許諾きょだくし、成ったのである。それはもう、成り銀や成り桂馬の様に任意で。

天界にて、エリヤは考えていた。私が成りごまである事を考えると、天使に成り、神の助けをしたいものだ。

その本心を見抜いて神は手招きをして、エリヤを天使とした。これがサンダルフォンである。

いわゆる、使徒としてのサンダルフォンは人間の天使の人間を扱うものであるから、いわば、人間の神の人間として、遣わされるものである。人間の神とは、エリヤの神であり、アブラハム、イサク、ヤコブの神である。人間の神の人間とは、神を扱うものとして、頂点である人間としての神の使徒である。サンダルフォンを遣わされた者は、頂点である人間を遣わされたので、人間の考え得る中で最も頂点の権威が加えられていると知るべきである。これすなわち、天使性である。何かを選び取る意志、それは天使性であり、神性ではなく、人間性でもない。はっきりこれとして、何かを選び取る事は渾沌の中にして、判断出来ないものなのである。すなわち、天使性は万民に分け与えられているものである。

現実性とは、渾沌であり、それを仕分けするのが天使性という天性である。すなわち、例えば、ムスリムの天性も天使性である。ジブリール(ガブリエル)と預言者ムハンマドから始まるムスリムの歴史は、天使性によって、あらかじめ、保証されるものである。すなわち、選び取る事、あらかじめ定められる事(ある意味での聖定)。これすなわち、神の一部としての天使性である。ミカエル、ガブリエル等の信仰の無理押しはこの天使性から来る。選び取る事、あらかじめ定められる事。すなわち、天使性である。神によって、定められているという事は、その人に天使があるという事なのだ。

神の一部としての天使性が人間に宿っている事が分かる逸話いつわである。


にる。似る。神と人間とは似ている。なぜなら、本質(魂、ただし、神のそれが魂であるとは、限らない。)をそのままにして、死ぬからである。イエス・キリストが復活した様に、神もまた、復活し得るのである。人間が生きている様に、さも当たり前に神も生きている。生ける神でありながら、復活を待ち望む人々と神、すなわち、復活を待ち望む者達と復活を待ち望まない、むしろ、嫌っている者達とで分かれているものである。


ぬれ。()れ。濡れ雑巾(ぞうきん)に成る。絞っていない状態だから、「列王記」の時代を想い起こさせる。ユダヤ教によって、絞られていない状態。異邦人が異邦人にて、キリスト教、イスラム教によって、絞られていない状態。


ねろ。ネロ。アンチキリストの象徴。この世にキリスト教が流行はやってから、間もない頃、ネロという皇帝がいて、こっぴどく、キリスト教を弾圧した。もちろん、当時の教会も組織体そしきていがあったから、迫害されない様にしてはいただろう。それでも迫害はくがいされたのである。それ程アンチキリストは理不尽で身勝手なものだったのである。


のら。野良。ねこより野良が優れているのかというと、野良は野良であり、飼い猫は飼い猫であるという区分がある為に、どちらが優れているとは、言えない。ちょうど、ニーチェを信ずる者達を野良とすると、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒は飼い猫であると言えよう。すなわち、おだやかな宗教戦争が各人においてあり、飼い猫は飼い主に従い、野良は本能に従う。そういった道があるのみである。そういった道がすなわち、穏やかな宗教戦争を内包するに至る。神道はある意味、排他的であり、一神教を忌み嫌っている。神道によれば、戦争的な外国の性格は、その信仰にその元を辿たどってしまうらしい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ