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ライン。

作者: 都筑 花音




ネットでのコミュニケーションはとても難しいもので。


 僕の好きな子が今日学校を休んだのでラインのクラスのグループから辿って「体調大丈夫?」と聞いた。「明日には学校いけるよ!大丈夫!」と来たがその時さっさと風呂に入れと言われてしまった。だから僕は「お大事に!」と送って風呂へ向かった。早く会話をしたくてシャワーだけあびて急いで出た。そして通知を見てみると

「ありがとう!じゃあまた明日!」と来ていた。

あっけないものだった。僕は既読も付けずトーク履歴を消した。




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