ショートストーリー 200文字小説・永遠の眠り 作者: はるせまこと 掲載日:2013/02/11 男は一ミリも動かなかった。さっきまで元気に笑っていたのに、言葉ひとつ話さなくなった。 男の側にいた女は、直立不動の男の前で泣きじゃくっていた。 「どうしよう……私が仮眠をとってた間に誰かに術をかけられたのかしら……」 女は覚悟を決めたらしい。 「待ってて! 私が術者を取っ捕まえて絶対に戻って来るから!」 「そいつ寝てるだけだぞ」 彼女は通りすがりの男につっこまれた。 これは深夜3時のオンラインゲームのお話である。