サーモンvsツナ
サーモン『俺の方が美味しいんじゃボケぇ!』
サーモンは叫ぶ。
ツナ『は?なに言ってるの?僕ちんの方が百倍美味しいでガンスよ。』
ツナはあくまで冷静に答える。
この会話を一般魚が見ていたらただの喧嘩で済まされるだろう。
しかぁし!違うのだ。喧嘩とかと言うsituationでは無いのだ。
何故なら二人の居る場所は…
とあるスーパーの鮮魚コーナーなのだ。
とある主婦がサーモンを手に取り、籠に入れた。
サーモン『俺の勝ちじゃボケぇ!』
その叫びには八分の嬉しさと二分の哀しみが含まれていたことを知るのはこの世には居ない。
サーモンの行方は誰も知らない。