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リミッター

 勝負は一瞬で決まるはずだった。法眼の放った白虎が空を駆け、鋭い鍵爪が男の左肩から右脇腹に掛けて切り裂いた。だが、服が裂けただけでその後起こるハズだった鮮血の雨は起こらなかった。

「!?」

「どうした? お前の術は服を破くだけか? 先程豪語した『刻め』とはこの事なのか、こんなのはそこいらの痴漢と変わらんぞ」

「まさか、まだまだだよ」

 次に法眼は、ポケットから数枚護符を取り出して息を吹き付けると、護符が飛び立ちやがて光る蝶へと変化した。

「愚かな、同じ技で挑むとは。それとも試しているのか?」

 男がヴァジュラを左右に降ると、先から赤色に光るムチが現れ空を舞った。空中をしなるムチが飛び全ての蝶を叩き落すと、地面で青白い炎が小さく上がる。

「へぇー面白い三鈷杵さんこしょ持ってるね。それ僕も欲しいな、お前が死んだら僕がもらってやるからね」

「何関心してんだよ。あれは対陰陽術式の一つ『紅蓮石花ぐれんさっか』の金剛杵こんごうしゅだ。触れた者の命の火が燃え尽きるまで焼き続ける禁止法具だ。まさかあんな危ない代物をもってるなんて想定外もいい所だぜまったく」

「へぇー!? よく知ってるね。おっさん以外にも博識なんだね」

「くそっ!! 分が悪すぎる。やっぱりここは一旦引いた方がいいぞ」

「おっさん、冗談言うなよ。逃げたきゃ逃げればいい、でも僕は…僕に血の味を思い出させたこの身土ほど知らずのバカをこのままにする気はないんだよね」

「おい、俺の話聞いてんのか。お前の攻撃がまったく効いちゃいねぇんだぞ。どうするってんだよ? どう考えてもこっちが不利だ。ここは一旦引いて体制を立て直してから反撃すしかないだう」

 法眼の後ろにいる村岡はたまらず声を掛けた。明らかに法眼は頭に血が上り、冷静さを失っている。戦場で冷静な判断力を失くせば待っていのは死だ。このまま行けばますます村岡達が不利になる。

 この男を倒せる可能性があるのならば何とか出来るかもしれないが、どんな理屈かは解らないがあれ程の攻撃を受けているのに身に傷一つ付かないのはおかしかった。

 男の後ろには後部座で横たわるL-211の姿見える。あとほんの数メートル進めば手が届く距離だが、今はその距離を進むのさえ難しいかった。

「おい、聞いてるのか?」

 横から法眼の顔を覗き込むと、今までにないくらい険しい表情を浮かべている。余裕あるセリフを言っていても彼自身もされているのは確かなようだ。

「どうしたクソ餓鬼、次だ。次。それとも今ので終わりか? これで終わりと言うならこっちの番だな」

 男は手にしていた光る数珠を地面に押し当てると、円形の結界方陣が村岡たちの足元まで広がった。危機感を感じた村岡がすぐに結界から出ようとするが、膝から下が全く動かせなくなっている。

「クソっ、しまった。『土蜘蛛法封陣つちぐもほうふうじん』かよ」

「ほう、お主よく知ってるな。これは五行結界の一つでもある『土』の中でも強力な結界の一つだ。もうお主達の脚は死んでいる。囚われのモノ達よ、大人しく黄泉へ旅立つがいい」

 男が手にしているヴァジュラの先から白色の刃が伸びると、大きく振り上げた。動けなくなった二人にたいして、これからお前たちは死ぬの事を分からせるかのように、ゆっくりと振り上げた。

「おい、ナルシスト野郎!! 冥土の土産にテメェーの名を教えろよ」

 こんな状況下の中で、法眼の言葉を聞いた男の手が止まる。そして、面白いと言わんばかりの笑を浮かべると、一言だけ告げる。

牛瓦勇二うしがわらゆうじだ」

「そうか、覚えておこう。この僕に手を出した愚か者の名を」

 殺気が宿る瞳で法眼が軽く指を鳴らすと、牛瓦の両足から鈍い音と同時に膝が弾けた。方陣の上に血と弾けた膝の肉塊が飛び散ると、豚のような悲鳴を上げながら崩れ落ちた。

「ぐぎぎぎぎや゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁっぁぁぁっぁっぁぁぁ!!」

「アハハハ、弾けた弾けた。そっちの脚も完全に死んだよ。アハハハハ」

 悲鳴を上げながら地面を転げまわる牛瓦の姿を見ながら、法眼が両手を叩き大笑いしている。

「おい…一体どうなってるんだ…お前の術が効かなかった…はずだよな…」

 いつのまにか掛けられていた結界が解かれ、脚が動かせることに気づいた村岡が疑問を投げ掛けた。

「こんなの子供だましだよ。こんなの単純な『欺操術ごそうじゅつ』だよ。タネが分かればもうおしまいなんだよ。僕の顔を殴って先入観を植え付けたまでは良かったけど、その代償は高く着いたようだね。このマヌケ野郎ぉがぁ」

「? …どう言う意味だ」

 法眼の説明に今一つ理解できない村岡は首を傾げた。

「このバカは最初から『欺操術ごそうじゅつ』という、人の深層心理を操作する結界を張っていたんだよ。だから最初に顔を殴れた僕は、無意識に相手を強いと認識しちゃったのさ、後は簡単だよ。深層心理の中で仮想恐怖を植えつけたれた僕は無意識に力をセーブさせられたのさ、通りでいくらやっても白虎の攻撃が通じない理由だよ」

「でも…じゃ、どうして分かったんだ」

「そうなの簡単だよ。アイツが本当の事を言っちゃたからバレたのさ」

「んっ!? 本当の事?」

「要するに、おっさんが『土蜘蛛法封陣』と言って、アイツがそれを認めただろう。普通な奴ならそれでも良かったけど、僕にはこれが『土蜘蛛法封陣』じゃない事を知っていたからわかったんだよ」

「なるど、それで解けた…んっ、と言うことはこれは暗示の術ということだな」

「まー…、そう言ったほうがわかり易いかな。ためしに陰陽術式じゃない破壊念術でやったら案の定このザマさ。破壊念術に深層心理は関係ねぇからな」

「うぐぅ…ぎぃう゛…ああぁ…う゛ぅ…」

 ようやく納得した村岡の前では、両膝をえぐられ身体を引きずりながら逃げうとする牛瓦がいた。もうすでに勝敗は決し、戦意も消失した状態は戦闘不能だった。今回は相手が悪かった。あんな短時間で相手の術の真意を理解し倒してしまうとは、法眼の名は伊達じゃなかった。

 村岡はこれ以上時間を掛ける必要はないと判断し、急いで車内いるL-211のもとえ駆け寄った。確認の為首筋に指を当てて脈を確認する。

 鼓動がある。次に身体を摩ってみるが反応がない。

 目隠しを外し顔を確認する。確かにL-211だ。

「よし、間違いない。『L-211』だ。対象確保!! 急いで撤収するぞ!!」

 L-211を抱きかかえて振り返ると、法眼が興味津々で三鈷杵さんこしょを眺めている。足元には道士が牛瓦の頭を掴み上げていた。

「おい、法眼何してる? 急げ時間がないぞ」

「わかってるよ。でも、もう少し待ってよ。この法具面白いんだよ。持ち主の意思で刃やムチのように自在に変化させる事ができる。面白いよ、ありがたくもらっておくよ」

 三鈷杵さんこしょをポケットに入れると、人差し指を牛瓦に眼前に突きつけた。

「こ…小僧、お主は…一体…」

 苦悶の表情のまま牛瓦が訊ねると、さらに道士の指に力が入り頭が反り上がった。

「面白いモンもらったから、特別に殺さないであげるよ。でも、この冴鬼法眼の顔に傷を負わせてた償いはしてもらわないとね。取り敢えずそうだな、お仲間が助けに来るまで赤い涙でも流して後悔しときな。さあ、きなよ。フフフっ」

 不敵な笑のまま指を弾くと、牛瓦の両目の眼球が不気味な音を上げて弾け、赤黒い血が顔に2本の線を描きながら絶叫がこだました。

 あまりの痛みに叫び声が割れ、両目を覆った手の指先から血が漏れ出している。

「アハハハっ、見ろよ道士、身体を切ったミミズみたいに派手に転げ回ってるぜ。こいつオモシレー!! サイコーだぜぇ!! ハハハハハっ」

「おいっ!! 遊ぶのはその辺にしておけ。時間がねぇんだよ。撤収だ、撤収。早くしろ!!」

 法眼の残酷にもう驚く事もなくなっていた村岡は急かすように言う。このままいったら多分応援が到着するまで拷問遊びをしているに違いない。

 人を痛めつける事に微塵の躊躇も見せない彼は一体どんな育ち方をしてきのかわからなかったが、間違いなく殺伐さつばつとした幼少期を経てこの歪んだ人格が形成されていったに違いなかった。



関東某所の民間射撃場

 戦前の日本連邦は世界でも類をみないほどの銃規制が強い国であった。それはBH法が施行されても変わりなく、連邦内で銃を所持できるのはごく一部の人間に限られている。

 民間射撃場を利用するにしても、一般人は先ず立ち入ることは出来ない。利用者は警察関係者、軍関係、警備や傭兵《海外派遣》を専門に行う民間軍事会社や、亮達のようなバウンティハンターに限られているが、ごく一部の()では猟銃会のメンバーも利用できるようになっている。

 だだし、全ての民間射撃場は弾の跳弾ちょうだんや周りの建物に配慮して、銃砲店と同じように地下に設置する所が多かった。

 昼間『たんぽぽ』を襲撃した加嶋辰巳は、民間射撃場の5つある射撃レーンの一番奥にいた。

 9ミリのベレッタを5メートル離れた人型の標的に向かって、バンバン銃弾を浴びせていた。

 マガジンに8発装填してある弾を、全て標的の頭部と胸部にきれいにヒットさせている。高得点を獲得しても彼は不機嫌な表情を浮かべていた。

「くそ、くそ、あの亜民のガキめぇ! あとちょっとだったのによ」

 悪態を口から吐きながら、さらに銃を打ち続ける。

 最後のマガジンが空になると、台に置いてある弾のケースからマガジンに弾を込み始める。発射の熱でマガジン熱くなっていてもお構いなしに弾を込めていると、突然横から声を掛けられた。

「加嶋辰巳だな」

「ああん!? 何だテメェーは?」

 加嶋が振り返るとそこには亮が立っていた。

「まったくおめでたい奴だ。手配されてるのを知らずに自分のIDを使ってくれてるんだからな、おかげで手間を掛けずにすんだよ。・・・・早速だが、お前を捕まえにきた。罪状はお前が一番わかってると思うが、今朝の亜民に対する暴行・誘拐と殺人未遂だ」

 暴走しそうな感情を必死に抑えながら亮が説明をすると、辰巳は亮に向かって不適な笑みを向けてきた。

「ああ、刑事さんか。……でぇ、今回はいくらだ?」

「はぁ?」

「決まってんだろ! 示談金(・ ・ ・)だよ。今回もちゃんと払うから勘弁してくれよ」

 ニタニタと笑みを向けてくる辰巳を見て亮は理解した。この男は前にも亜民を襲って示談金を積んで片をつけていたのだと。

「言っとくけど今回は未遂だぜ、前回みたいな強姦はしてないからな、それにあれは正当防衛だったんだよ。あそこに入ったら、ちょー俺好みのショートヘアーな女の子がいてさぁ、思わず楽しいことしようとしてたら、和服を着たガキがフライパン持って向ってきたんだよ、それで思わず撃っちまっただけなんだよ。なぁ~正当防衛なんだよ、わかる? わかってくれよね? 刑事さん、お願いだからわかってくれよ」

 あの時『たんぽぽ』でなにがあったのか、それは彩音が襲われそうになっていたのをマナが助けようとして撃たれたんだと、加嶋は亮の前で淡々と語ってくる。

 この期に及んで辰巳は自分を被害者なんだとふざけた弁解をしてくる。しかも亮を刑事だと勘違いしているようで、当時の様子を軽い口調で語りだした。

 恐らく事前にもこの辰巳は亜民に対して、強姦や暴行を繰り返していたに違いない。そして警察沙汰になると、施設の責任者に示談金を包んで告訴を取り消していた、もし訴えて裁判にもなれば施設のイメージダウンになるし、市民より下の亜民に対して裁判を行って勝っても、執行猶予もつかずに罰金刑で終わるぐらいだ。そうやって被害者の亜民達は泣き寝入りをするしかなかったのだ。

 それを知っているから、辰巳は亮の前でもこの余裕を出しているのだ。

「―ってなんだよ。何だったその子に聞いてくれよ」

「お前は…たったそれだけの理由で…マナに魔弾を使いやがったのか」

「はぁっ? 何? 刑事さん聞こえないんだけど、何だって?」

「お前がさら;拉致った子はどこにいる?」

 握り拳に力を加えながら必死に感情を押し殺している亮は、精一杯の努力で何とか言葉を出した。

「はぁぁあ? 知らねぇよ! 誘拐ってなにそれ? それよりさぁ示談金はいくらなんだよ」

 脳からアドレナリンを一気に噴出させる口調に、亮の体は小刻みに震えだすとジャケットのポケットからバッチを見せる。

「残念だな……俺は刑事じゃない。バウンティハンターだ! 加嶋辰巳お前を捕まえに来た」

バウンティハンターのバッチを見ても、辰巳の余裕は消えなかった。

「そうかぁハンターか! あははは。なら話は早え、俺の懸賞金の倍払うから今回は見逃してくれないか」

 加島の変わらない態度に、亮の人としての思考が段々と薄れていく。

「どうせ大した金額でもないんだろ。最近羽振りがよくってさ。おたくも安い懸賞金よりも、多く金がもらえる方がいいだろぉ…ほれッ1…2…3…4…」

 辰巳はポケットからピンで留めてある札束を取り出すと、その場で札を数え始めた。そして、万札20枚をまとめると、亮の胸ポケットに押し込んだ。

「まっ、帰りに楽しんできなって」

「…もういい、もう十分だブタ野郎ッ!!」

 ついに亮の理性あるリミッターがブチギレた。

 亮の瞳が見る見るうちに黄色い琥珀色に輝き、爬虫類のような瞳で辰巳に視線を送る。

「おいブタ野郎! テメェーの汚ねぇ金をいくら積まれようとも無駄だ。せめて人間らしく扱ってよろうと思ったが、間違っていた。だいたいブタを人間らしく扱うこと事体間違っているんだからな」

「ああ、っんだとこのガキ」

 亮の態度に頭にきた辰巳は、置いてあったベレッタを掴むと銃口を亮の腹に押し当てた。

「このガキ! 変なカラコンでガンとばすじゃねぇ! 撃ったろかぁオイっ!!」

 強気のままの態度で亮をまくし立ててくる。しかし亮はまったく動じず、さらに言葉を付け加えた。

「うるさいブタだな、人間の言葉を吐きやがる。こっちの言葉がわかるならそれ以上臭い息を吐くのはヤメロ」

「ほざけバカが!」

 その瞬間、辰巳のベレッタの引き金が引かれ、9ミリの乾いた音が射撃場内に響いた。射撃場内は2人の他でれもいない。もしいてら誰かが止めに入っていただろう。

 銃弾が亮の腹に命中すると、辰巳は勝ち誇った顔を亮にむける。しかし、その顔がだんだ強張ってくるのにそう時間は掛からなかった。

「まったく……たかが9ミリで殺せると思ったか? 俺も舐められたもんだな」

 銃で撃たれた箇所の服に穴が開いているが、一向に血が滲み出る気配がない。

「テメェー防弾チョッキを着てやがるな!」

 今度は銃口を亮の額に向けた瞬間、グシャリ! と鈍い音と一緒に辰巳の腕があり得ない角度で外側に曲がる。銃を手にした腕ごと躊躇なく折り曲げたのだ。

「ぐううううううぁぁあああぁあああああ・・・・・・テっ・・・テメー」

 腕の痛みで顔を歪ませる辰巳を、亮は涼しい顔で見ている。やがて口をモゴモゴと動かすと、唾と一緒になにか硬いものを辰巳の顔に飛ばしてきた。

 落ちたそれは9ミリの弾頭だった。

「テ…テメーは……バケモノか?」

「そうだよ!」

 そう言うと間髪入れず右手で辰巳の口元を掴んで持ち上げると、後ろのコンクリートの壁にそのまま後頭部を叩きつけた。

「グァ・・」

 叩きつけたコンクリートの壁にクモの巣状のヒビが入ると、今度は隣の壁に向かって体ごと投げ飛ばした。

 人形のように壁に叩きつけられた辰巳は既に意識を失い、そのまま硬い床に落ちる。

「今のは先生の分だ!」

 瞳が元に戻り、今度は足を辰巳の腹に打ち込み仰向けにすると、襟首を片手で掴み引きずりながら射撃場を後にした。

 まるでゴミ袋を扱うように引きずりながら、出口へと階段を上って外の出ると霧島の車が停まっていた。

 後部座席を空けて辰巳を無造作に放り込むと、そのまま助手席に乗り込んだ。

「あら、おかえり。それでそいつどうする? このまま裁判所の尋問室で話聞くのかしら?」

「いいや、まだだ。葵の場所を聞き出してから。このまま元第三倉庫に向かってくれ」

「元第三倉庫? あなた…あそこでなにする気? まさか殺す気なの」

「家畜に尋問は必要ない。葵の場所を聞き出すまで鳴かせるだけだ。久しぶりのイスラエル軍(モサド)仕込みのやり方でやる!」

 亮の言葉を聞いた霧島は、背中に冷たいものと感じた。訓練生時代に感じたことのない強い殺意を漂わせていたからだ。

 数多くの実戦(戦場)経験者達と会ってきた霧島ではあったが、亮の放つ得体の知れない何か巨大な猛獣のよな雰囲気を感じとっていた。




こんにちは、朏天仁です。最近土曜日に更新を目標にしていましたが、最近自分自身がたるんでいるせいで更新が遅れてしまった事反省しております。

不定期更新ではありますが、なるべく土曜日に更新を目標に続けていきたいと思います。

 どうか皆様の変わらないご声援、よろしくお願いします。m(__)m

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