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境界線上

 駐車場に止めた車内で、ハンドルに指を規則正しく叩きながら霧島は一人物思いにふけていた。亮は何も言わなかったが、あの驚きと行動からして何か良くない事が起こったに違いなかった。

 亮の説得に来たはずだったが、予想外な事態に巻き込まれたしまったと霧島が危惧するのは理由があった。今回の件で亮の心情に変化起こって今後のプロジェクト影響にならないかどうか、または後々足かせにならないかどうかが気がかりだった。

「ふぅー…、らしくないって顔ね。それよりも…まったく、何で病院は全館禁煙なのよ!! これじゃーますます喫煙者が肩身の狭い思いをしないといけないじゃないのよ!!」

 バックミラーに写った自分の顔に向かって怒鳴ると、4本目のタバコに火を付けた。あれから軽く1時間は過ぎただろう。

 紫煙を吹き付けたフロントガラスに、今だ強さの衰えない夕立が激しく車を鳴らしていた。

「それにしても、一向にやむ気配ないわね。せっかく昨日洗車したばかりなのに、あ~あぁ~」

 今吸っているタバコが終わったら中の様子だけでも見に行こうかと考えていたとき、後部座席にドアが開いて誰かが入った来た。

「へぇっ!?」

 驚いて振り返るとそこには、雨で濡れた髪と洋服からポタポタと雫を垂らしながら彩音と楓が座席に座っていた。無言のまま座っている2人は霧島と目があうと、彩音が前に会った事がある霧島を思いだし軽く会釈するが、楓はすぐに視線を窓へと移した。

「ちょっと!! あなた達何勝手に乗り込んできてるのよ。ちょっとシートが濡れちゃってるじゃないのよ。えぇぇー!! ちょっと勘弁してよもう、何かタオルか何かを下に敷いてよもう!!」

 半分悲鳴が混ざった言葉を飛ばしても、2人は黙ったまま動こうとしなかった。2人の表情は暗く沈み込んでいて、霧島もよく現役時代ハンターに似たような感じの被害者達を見て来たのを思い出した。

「ねぇ…亮君はどうしたの?」

 霧島の問いに彩音が顔を上げたのと同時に、助手席側のドアが開いて亮が入ってきた。

「おっ!! やっと戻ってきた。ねぇ、ちょっとこの子達がさー」

 そこまで出た所で霧島は声を止めた。正確に言えば止めざるを得なかった。

 隣に座っている亮は明らかに様子が変わっていた。埼玉のBH訓練学校で最初に彼と出会った頃に似ていたからだ。全身から発せられる殺気を帯びた冷たい雰囲気とは逆に、内側から沸る怒りの熱で濡れた身体から蒸気が昇っている。

 まるで今にも臨界点を突破しそうな原子炉のようだ。

 その様子を見ていた霧島は腕から鳥肌がたち、手から脂汗が出ている事に気がついた。全身に悪寒を感じながら亮の顔を見ると、長い前髪から見える真っ赤に充血した瞳と頬がやつれた感じに見えた。

「泣いてるの?」

「……雨だよ……雨…」

 亮はうつむいたまま静かに返した。

「悪いけど、このまま家まで送ってもらいたいんだけど、頼めるかな?」

「別にいいわよ。この状況なんだし、理由は聞かないわ」

「助かる」

 エンジンを掛けて車が走り出す。後ろの彩音達に気を使ってか今までの乱暴な運転ではなく、ゆっくりと車は駐車場を後にした。

 道中の車内はまるでお通夜のように静まり、重たい空気が漂っていた。

 運転中何度も亮や後ろに目を向けるが、とても話掛ける雰囲気ではなかった。せめて何があったのかだけでも知りたいと思っていたが、聞いたとしてもまともな答えは返って来ないと思った。


 車が『たんぽぽ』の前に到着すると、亮は車を降りて玄関へと向かって行った。中に入ると、廊下にくっきりと侵入者の靴跡が残っていた。

 グッと奥歯を噛み締め靴を脱いだ。

 玄関を上がって居間に向かう途中で、奥のほうから人が歩いてくるのがわかった。

「おかえりなさい。警察の人達が今帰った所よ」

 声を掛けてきたのは施設責任者で理事長の設楽ルイだった。

 年は40代半ばくらいの女性で、ぽっちゃりとしている体格はどこにでもいる日本のお母さんといった感じの人物だった。

「…戻りました。彩音と楓は連れて来ました。病院には先生が残っていますので、何かあったら連絡するって言ってました」

「そう、それにしてもビックリしたのよ。研修中にマナちゃんが撃たれたって聞いて、主任の玲ちゃんから連絡もらって飛んで帰ってきたところなの」

 設楽の言葉を聞いても、亮は返事を返さずに無言のまま横を通り抜ける。そしてマナが撃たれたリビングに入った。

「ねえっ、ちょっと。亮くん待ってッ!! マナちゃんはどうだったのよ?」

「………」

 居間はまるで嵐が過ぎ去ったような惨劇だった。すべてが滅茶苦茶に荒らされていて、割れた皿やコップの残骸が散らばっている。リビングと台所の間では小さな水溜りのような血の跡と、それを拭き取ろうとして設楽が用意したバケツと雑巾が置いてあった。

 亮の後ろから設楽が声を掛けてくる。

「ごめんなさい……みんなが戻ってくる前に、綺麗にしておこうと思ってたんだけど」

 亮はその場でしゃがみ込むと、血が染み込んだ床を指でそっと触れた。

「マナ……痛かっただろう…」

 一言呟くと、亮は拳を握り締めて立ち上がり設楽に尋ねる。

「あの、マナの両親には連絡はいってますか?」

「えぇ、さっき連絡をしたところよ。…でもね」

 設楽はため息と一緒に言葉を続けた。

「マナちゃんのお母様からは『死んだんなら引き取りに行きますが、まだ生きているならそちらにお任せします』って言われたわ。あの家は昔ながら格式を尊ぶ家だから世間体を気にするのよ、だから―」

「そうですか…」

 マナが亜民認定された瞬間、絶縁状を突きつけて追い出したくらいの家だから期待はしていなかった。それでも施設での入居費は毎月払っていた為もしやと思ったが、亮はこみ上げてきた怒りとやるせない気持ちを言葉に混ぜて吐き出した。自分の娘の命よりも世間体を気にする時点でなんて親だろうと思って。

 リビングから出た亮は部屋に向かった。

 机の引き出しから薫に渡されたボストンバックを引っ張り出し、ハンター訓練所に入ったときに支給されたノートパソコンのスイッチを入れて起動させた。

 OSが起動して次にバウンティハンターのロゴマークと一緒にIDとパスワードの入力画面が出てくる。

 自分のIDとパスワードを入力して入ると、ハンター専門のネットワーク回線を使用してバウンティハンター協会のサーバーにアクセスした。目的はもちろんマナを撃った犯人と、葵を連れ戻すためだ。

 亮は国家バウンティハンターの資格を有している為、協会のサーバーを経由する事で全国の空港、港湾、警察、連邦軍、行政、消防、救急等、全ての行政機関に制限なくアクセルする事ができる。

 その頃1階の玄関では桐原と設楽が話をしていた。

「それじゃ、この子たちをお願いしますね」

 車から連れてきた彩音と楓を連れてきた霧島は、設楽に2人を預けると亮の部屋に向かおうとしていた。

「はい、わざわざ送ってくれてありがとうございます。あの、それで……お宅はどちら様ですか?」

「まあ~簡単に言いますと、彼の先生です。元ですけど」

「この人、この前もウチにきたで」

 今まで黙っていた彩音がやっと口を開いた。

「まあ、それで…そうだったんですね!」

「ええっ、まだちょっと彼に用がありますので、ちょっと失礼しますね」

 霧島はそう言って設楽から離れると、亮の部屋に向かって階段を上がっていった。

 2階まで来るとすぐに亮の部屋を見つける事ができた。

 部屋の中に入ると、奥の机でパソコンを操作している亮を見つけた。

「何か見つかったの?」

「入るときにはノックぐらいして下さい」

「あらあら、何言っちゃってるのよ。ここまで送ってあげたんだから、それくらい大目にみなさいよ。聞いたわよ誘拐事件なんでしょう。特殊な分野だから警察や連警に任せた方がいいわよ」

「ほっといてくれ」

 はたから見れば誘拐事件かもしれないが、ボイスの話を聞かされた亮にはこれがただの誘拐事件ではないとわかっていた。問題は霧島にそれを教えるわけにはいかなかった。

「これは私の意見なんだけど、犯人はその子、葵って子だっけ。その子だけを誘拐するのが目的だったんじゃないのかしら。その証拠に身代金要求や他の子が誘拐されずに残されている。そもそも、亜民の子供を誘拐したって何の得にもならないし、それにペン型麻酔銃を使用していることから、最初から人殺しが目的じゃなかったんだ。使用している道具や侵入から逃走までの手際のいい動きからして、犯人は軍関係に近い人物かもしれないわ」

 持論を展開する霧島に対して亮は目も向けず、キーボードを叩いて検索をしている。

「ねぇ、聞いてるの?」

「黙っててくれ」

「犯人捕まえるんでしょう。でもまだ誰かも特定されていないのに動けないわよ。まずは捜査機関が容疑者を特定して告知するのを待つしかないわ」

犯人ホシが特定できれば警察じゃなくても、依頼主(被害者)から契約する事ができる。問題は警察よりも先に犯人ホシを特定することだ」

 亮の鋭い眼光を見て、霧島はほくそ笑む。

「あらあら、熱くなりすぎてるわよ少しクールダウンしないと。それに、初仕事にしては多少リスクがあるけど…まあいいわ」

「…生け捕りにする気はねぇ」

「んっ!? 何か言った?」

「いや、何も」

 その時、亮のもう一つの携帯が鳴り出した。液晶画面を見ると例のごとく『非通知』と出ているが、誰なのか分かってたい。

「副官、ちょっとプライベートな話をしないとなんで、部屋の外に出て下さい」

「ええ、いいわよ。そとで待ってるわ」

 霧島が部屋をでると、亮は携帯に出た。

『やあ、今はさぞかしはらわたが煮えくり返っている事だろう。あえて聞いてあげるよ、どうだいそっちの様子は?』

 案の定ボイスだった。

「今忙しいんだけど、要件を手短に言ってくれ」

『じゃあ手短に言うよ…馬鹿の極みめぇ!! マヌケにも程があるぞぉ!!』

 始めてボイスの荒げた声が伝わってきた。

『危機管理もないのかお前は!! アレがどれだけ重要な存在かわかっていないようだな。あれだけ守ると豪語しておきながら前回と備えも変えてない。おまけに平気でアレを残して自分は職探し!? 一体何を考えてるんだ!!』

「そこは反省している」

『反省だけはするんだな…お前は迂闊すぎる!! 考え方も甘すぎる!! 何でもかんでも自分の都合のいいように解釈するからこんな結果になるんだよ!! だいだい、頭の中がお花畑になってるお前程度の奴に務まるはずがない、この結果は起こるべきして起こったんだ』

 まくし立てて話すボイスの言葉を聞きながら、亮は自分の不甲斐なさを感じていた。

『それで、こっちに何か言う事があるんじゃないか』

「助けて欲しい、襲撃者見つけたいが、手がかりが少な過ぎる。あんたなら葵を拉致さらった連中が誰なのかわかってるんだろう」

『つまり、お前のこの大失態の尻拭いをしろと。そう言いたいわけだな』

「…そうだ」

『これ以上厄介事に首を突っ込むのはゴメンだ』

「いいのか、あんたも困ってるんだろう」

『どういう意味だ?』

「この電話を掛けて来たきとき、ピンっときた。本当に俺に呆れたんなら、何もしないで連絡を絶てばいいだけの話。だけどあんたは連絡をよこした。それはまだ俺に動いて欲しいってことだろう」

『ほう、たいした考えだな』

「それにこの前話した時、お前は『こっちも一枚岩じゃない』と言った。それは組織内部で統率が上手く機能しなくなっているってことだ。違っていてもあんた自身が葵の保護を頼んできたってことは、組織内で葵の価値がなくなったってことだ。そう考えれば、葵はあんたの組織にとってなんの価値もなくなった事が、ボイス(あんた自身)にとって非常に不味い事に変わった、そういう事だろ」

『非常に不味いと言う訳ではないが……アレの力が今後我々の驚異になる。その事実に誰も気がついていないだけだ。本当は外交カードの一つになるはずだった…いいだろう、協力してやる。ただし、今度またヘマしたらお前はもう一度家族を無くす事になるぞ、肝に銘じておけ』

 電話を切った亮は早速準備に取り掛かった。薫から渡されたショルダーバックの中から、バウンティハンターのジャッケットを着ると、次に使い慣れたコルトガバメントの銃が入ったホルスターをベルトに通す。

 動作確認のためホルスターから銃を抜くと、弾倉を取り出し弾が入ってない事を確認した。ホルダーに銃を戻してから、鞄の中を探し弾が無いことに気づいた時、PCからメールの着信音が鳴り出した。

 メールを開くとそこには、埼玉バウンティハンター協会から掲示されている見慣れた賞金首リストのページが開いてあり、目立つように赤丸で30代くらいの男の写真と罪状詳細が書かれてた場所が囲ってあった。

 罪状詳細には『埼玉県内の社会不適合者自立支援地区で、亜民に対する殺人未遂並び誘拐を行った容疑者 賞金ランクA』と掲載されていた。

「こいつか! 加嶋辰巳(かしまたつみ)

 鋭い視線で画面に映っている加島辰巳の顔写真を睨みつけていた。それはまるで自分の脳細胞の一つ一つにその顔を刻み込むように。


 その頃、ICUのベットに横たわるマナの隣では、蒼崎玲子が神妙な顔で輸血パックを変えていた。それもそのはず、マナの心臓で止まっている弾丸に対して亮が『俺の血を使ってくれ!!』と言った時はさすがに驚いた。

 だけど、それ以上に。輸血を行っているのに原因がわからないまま、マナの身体が極度の貧血状態に陥っている事を何故亮が知っていたのかが不思議だった。

 その原因は撃ち込まれた弾丸にあると言っていたが、それを止めるにどうして亮の血が有効なのだと、蒼崎は首を傾げながら考えた。考えれば考える程理解できないなってくるが、亮の血を輸血してから何故かバイタルが落ち着き、小康状態を維持していた。

「亮くん…、これは一体どういう事なの?」

 自身の常識では理解しがたい状況を目の当たりして、蒼崎は説明を求めた。今おきている現実はどう説明してもらえれば納得できのだろうと。


 深い霧の中をマナは叫びながら歩いていた。自分がどうしてここにいるのかもわからまま、暗く誰もいない場所をさまよっていた。

「亮兄―ぃ! 彩ねぇー 楓! 先生! みんなどこぉぉぉ!」

 まるで寂しさをまぎらわすように大声で何度も叫び続けていた。何度も何度も皆の名を叫び続けるが、やがて声も枯れ叫ぶのをやめた。

「うううぅっぐ……みんなどこぉ…マナを…置いていかないで…ひっく、ひっく…置いてかないで…マナ一人はやだよぉ…ひっく…」

 静寂と深い霧の世界に一人佇むマナは、不安と寂しさでとうとう泣き出してしまった。マナのすすり泣く声が辺りに響くと。

「マナちゃ――――ん!」

 一瞬気のせいかと思ったが、向こうの方から再び声が響いてきた。何処からかマナを呼ぶ声が聞こえ、マナが顔を上げる。

「マナちゃ――――ん!」

 霧の向こうに誰かがいると確信したマナは、声のするほうに向かって大声で叫びながら走り出した。

「ここよ! マナ、ここにいるよぉ!!」

 深い霧の向こうから、黒い人影が見えてくるとやがてその影は姿を現した。

「やっと見つけた。あなたがマナちゃんね」

 マナの前に現れたのは巫女の服を着た女性だった。彼女はそのままマナの前まで来るとしゃがみ込み、ニッコリと笑顔を見せた。

 あった事もない女性が突然目の前に現れたが、不思議とマナに警戒心が出てこなかった。

 マナ自身にもわからなかったが、何故だかこの女性の前だと心が安心してしまうのだ。

「へぇっ!? お姉さん……だれ? 神社の人?」

「始めましてマナちゃん、貴方の事はいつも彼から聞いてるわ。わたしの名はのぞみって言うのよ。よろしくね」

 望は自己紹介をすると、マナをそっとやさしく抱きしめてから囁いた。

「お願い、彼を助けてほしいの。もう彼は……私の声も、みんなの声も聞こえないのよ。悪い人達がまた彼を引き戻そうとしているの。今彼は境界線にいるの、その境界線を超えたらもう帰って来れなくなるわ。だから助けて欲しいのよ」

「えっ………どう言う意味?」

「お願い、もうゆっくり説明している時間がないのよ。このままだとマナちゃんの知ってる亮は、もう二度と帰ってこなくなるわ」

 その言葉に、マナの心は動いた。

「いや、いや。亮兄ぃー…いなくなったらマナいやぁー!!」

「だからお願い、マナちゃんの助けがいるの。協力して!」

「うん、協力する。するよ。けど…でも…マナで大丈夫なの?」

 亮を救いたい気持ちがあるが、本当に自分で大丈夫なのか少し不安になった。

 そんなマナの心配をよそに、望は心配ないわと微笑む。

「大丈夫よ。貴方達は…とくにマナちゃんは彼に、あんなにも人を悲しむ感情を与えてくれたわ。もう一度彼にそれを与えてほしいの。私にはできなかったけど、マナちゃんになら出来るわ」

「わかった。でも………マナ、何をすればいいの?」

 覚悟を決めたマナの耳元へ、望はそっと囁いた。

「それはね―――」

「えっ!?」








こんばんは、朏天仁です。前回番外編はいかがだったでしょうか? 本作にもどりましたけど、今回意外な人物の登場に読者の皆さんも驚いたと思います。

 さて、次回もこのまま話を進めていきたいと思います。今回も最後まで読んでいただきまいて、本当に感謝、感謝です。

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 それでは皆さん次回お会いしましょう(´ー`)/~~

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