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まぁ、微電流探知では、ガス探知はのぅ。まぁ、できるのじゃがな。

ダリルさんの指摘に、微電流で察することが、出来ない場合があることを知り、カリンちゃんが青くなっちょるな。


まぁ、微電流を流せば大概のことを、察せるでなぁ。

ゆえに過信するのも、仕方あるまいて。


それにのぅ。

ダリルさんは、ガスを微電流にて検知できんちゅうておったが、アレは間違えじゃてな。


ガスちゅうか、空間も真空で無ければ物質は浮いておる。

全てを明確に知るのは、流石にコトじゃが、違和感位は分かるでな。


匂いを感じるのと同じじゃて。


現にダリルさんが移動しちょった森には、何ヶ所か無臭のガスぽいモンがのぅ。


『おや?

 マスターは、気付いておられたので?』


ん?

アドバイザーさんは、知っておったのかや?


『はい。

 アレは植物が発したガスですね。

 まぁ、あまり害はありませんが、軽い麻痺や眠気を誘発させます。

 しかし、ダリルさんは気付いて、おられなかったようですが?

 マスターには、分かったのですね』


ふむ、アドバイザーには、分かっておったか。

まぁ、ダリルさんも、感知しようと思えば、出来るであろうよ。


『はて?

 では、なぜ出来ておられないのでしょう?』


アドバイザーさんが、不思議そうにの。

じゃでな、儂の推論をのぅ。


『推論ですか?』


ほうじゃ。

あくまで、推論に過ぎんわい。

じゃが、多分、合っておろうて。


『それは?』


単なる知識の差じゃ。


『知識、ですか?』


ダリルさんは、空気は存在せぬ物とでも、思っておるじゃろうて。

触れぬゆえ、干渉出来ぬ物じゃとな。


『まぁ、あの文明レベルでは、仕方ないかと』


ほうじゃ。

仕方あるまいな。


じゃが、その仕方ない、ちゅうことが、感知できん原因じゃて。


『はい?』


つまり、空気にも様々な微粒子などが混ざっておる。

酸素や窒素に二酸化炭素などなど、様々じゃてな。


有毒ガスも、そがぁな微粒子が混ざっちょる訳じゃ。

つまり、小さな物質とも言えるわなぁ。


その概念一つで、通常の空気と違うことを、悟る程度はできるのじゃよ。

儂のようにの。


『つまり、ダリルさんが知識を得れば?』


うむ。

儂より感知能力は上じゃて、容易くガス感知可能になろうて。


『はぁ〜』


ん?

沙織さん。

なんじゃ?


『いえ。

 あまりに次元が違う話しでしたので』


ほ、ほうかのぅ?


『いえ、別に沙織は、褒めてないかと』


な、なんじゃ、とぉ!?


『い、いえっ!?

 別に褒めてない、とか、で、ではぁ!!』


ふぅ〜むぅ。

のぅ、アドバイザーさんや?


『なんでしょ?』


沙織さん、マジメ過ぎんかえ?

ちと、反応が初々しいんじゃが、のぅ。

思わず、ニヨニヨしてしまうわい。


『マスター

 若い子を揶揄ってはダメですよ。

 確かに、初々しいですが』


いやいや、アドバイザーさんが、ソレを言うのかえ?


『いや、そのですね。

 タラさんも、アドバイザー様も、オジ様化、オバ様化しておられません?』


ジト目での。


『沙織、言いますねぇ。

 私は発生して一ヶ月も経ってないのですが?』


いやいや、AIに年齢は関係ないじゃろに?


『差別ですか?』

なんで、そうなる?

『冗談です』


ふぅ。

まぁ、アドバイザーさんは、儂に付き合っておったでな。

その影響じゃろて。


しかし、沙織さんや。


『なんでしょ?』

一つ勘違いしちょるでな。

『はい?』

オジ様化じゃのぅて、儂ぁ既に爺じゃてな。

オジ様は、とうの昔に通り越しとるよ。


『ふぅ。

 そう言う意味では、ですね』


『沙織。

 そこでマジメに反応するから、初々しいと言うのです。

 マスターは分かって言ってますからね。

 ノッたら有耶無耶にされるだけですので』

『あっ!』


さーてぇ、カリンちゃんも、洞窟が危険じゃと分かったようじゃてな。

続きを観ようではないかえ。


『マスター?』

『ご主人様…』


ん?

なんじゃな?


『ふぅ。

 もう良いです』


うむ、良いなら良かったわえ。

『もぅ!』


あー

アドバイザーさんや。


『知りません!』


ありゃ。

遣り過ぎたかのぅ。

すんまそーん。

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