表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
111/457

なんと!空晶石とは、そがぁなモンであったかっ!

カリンちゃんの発言にビックリしておったらの。


『マスター

 アチラの世界へ生きる生き物は、大概が体内へ雷晶石を内包しています。

 まぁ、小振りな物が大半ですが。


 そんな生き物が死ぬと雷晶石が残るのですが、時間が経つと雷が抜けるのです。


 そんな小振りな空晶石を鳥などが啄んでおります。

 まぁ、鳥以外にも何故か空晶石を食す生き物が居ますが。


 そして、体内へと取り込まれた空晶石は、生き物の体内にて融合するのです。


 そんな感じで生き物の体内にて育った空晶石が、生き物が死んださいに残り、アチコチへ転がっているんですよ。


 まぁ、中身が空の晶石であり、用途もないため、ゴミ扱いですが」


ほへぇ。

まだまだ、アチラの世界には、知らんことが有りそうじゃわい。


まぁ、何処へでも転がっており、手軽に手に入る品ゆえ、カリンちゃんはタダでダリルさんへの。


で、空晶石を受け取ったダリルさんなのだがのぅ

しばし、シゲシケと空晶石を見た後でな。


「オヤジさん。

 済まぬが、カリンが水を吸い出した樽の横へ置いてある樽を、ちと使わせて貰えぬか?」


そのようにドトマさんへとの。


「構やしねぇけど、その樽も汚水だぞ。

 捨てるヤツだから良いが、どうするんだね?」


そう不思議そうにのぅ。

いや、空晶石を持って告げるのじゃから、予想できそうじゃが?


『マスター

 普通の人は、出来るハズがない事を予想しないですよ。

 付与師なんて、この辺りでは、御伽話に出てくるような者ですから』


なんじゃ、アドバイザーさんも、ダリルさをが付与にチャレンジしようとしちょることに、気付いておるではないか。


『まぁ、アノ!ダリルさん、ですから』


まぁ、のぅ。

ってる間に、ほれ、始めよったわい。


先程、カリンちゃんが行ったように、空晶石を手に持ち前へと。

すると、樽から水の糸が踊り出し、覆水の水糸が、捻れ捩れ纏まりロープ状へと、それがスルスルとダリルさんの方へとのぅ。


で、空晶石へと吸い込まれて行きよったわい。

アレ、以外と簡単なのかや?


『そんな事はないと思いますが。

 まぁ、ダリル殿ですし』


「うぞ。

 なんで簡単にできちゃうんだよ。

 オイラ、最初に、出来そう、って感じて、実際に出来るまで結構掛かったんだぜ。

 有り得ねぇー」


ビックリしとるのぅ。

そんなカリンちゃんへのぅ。


「うむ。

 カリンが遣り方を見せてくれたでな。

 雷にて水と空晶石へ干渉しとるのが、分かったのだ」


「なんで、そんな事が分かんだよっ!

 普通は分かんないよ?」

「知らん」

「え?」


「ただな。

 放術に目覚めてから、雷を感じ、操れるようになった。

 そのせいやもな」


アドバイザーさんや?


『なんでしょ?』


もしやして、雷を感じられる異能が、付与師としての条件やもしれんのぅ。


『断言できませんが、状況的に考えたら、そうなるでしょう。

 まぁ、ですが、それだと判明しても、雷を操るなど普通はできませんが』


まぁ、そうであろうのぅ。

簡単なれば、付与師が特別あつかされぬであろうて。


それにじゃ。

狩人達が放術へ目覚めておったが、ダリルさんのように、雷を感じちょる者は、居らなんだでな。


っと言うことはじゃ。

複数の晶石を連結するように操ったり、遠隔で晶石を操ったのは、付与師としての能力やもしれんのぅ。


『ああ、確かに。

 度々ダリル殿が、雷を操って、っと、言われておりましたし。

 多分、その、雷を操る、っと言う行為が、付与師の能力なのかもしれませんね』


しかし、またダリルさんが、強化されておらぬかえ?

今迄も人外であったのに、益々手が付けられんようになったような?


そのようにアドバイザーさんと話しておるとな、また映像が止まっておった。

まぁ、知らぬ内にストーリーが進むよりは良いがのぅ。


じゃが、没入型の映像じゃでな。

周りが何時のまにか固まっておると、偶にビビるでのう。

これには慣れんわい。


して、映像は、動き出す、っとな。


「うむ。

 思わぬ収穫があった。

 コレは、有り難い」


「まぁ、良いけどね。

 本当にアタイらと、行動を共にする気かい?」


「うむ。

 頼む」


ダリルさんの独壇場と化しそうじゃが、はて、どうなるんじゃろか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ