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プライフ・ファンタジー  作者: 虎のヒト
序章:この世界は…
3/3

旅の前に困難は付き物

戦闘シーン書くのムズイ!


「あー、これで良いかな?」


それなりの大きさがあるバックパックに荷物を詰め込む

昨日買った片手剣と地図…あとコンパス…ポーション類に、食料と水もこのくらい持って行けば良いかな


(これぐらいあれば二週間程度は保つな)


また賑やかな街へ行き、この門を潜ればこことは暫くのお別れだ


「やっぱりここは良いよ。アルメルト共和王国が一番平和と言って良い。」


そう、ここはアルメルト共和王国、第二都市のラータだ。

この国は中立主義を掲げ、魔法も機械も共存している、そうして発展した歴史を持つ

どちらにも属さず争いが少ない、正に平和を体現している


(さて、どちらへ向かおうか)


(レオーグも良いが、サルヴァンの方も中々良さそう)


レオーグ魔導帝国、魔法側で最も栄華を極める国

数十年前の大規模戦争で生き残った国の一つ、サルヴァンとは仲が悪かっただが、先の大戦で平和条約を結んだらしく、今は概ね安全だ


もう一つ、サルヴァン社会主義機械連邦だ

魔法側で最も力を持つのはレオーグだが、機械側で最も力を持つのがサルヴァン、この義手の謎を解き明かせそうだが、最近何やら不審な動きがあると聞く


(どうしたものか…今サルヴァンに行くのは危険か…?)


「とりあえず、ここで停まっていてもしょうがないな。」


そう言いながら、活気のある通りを歩き門に着いた

憲兵達が何かしている様子が見える


「逃がすな!奴を追え!」


「民間人に被害が出るぞ!」


どうやら魔物の群れが憲兵達を襲ったらしい

そして、門を突破してしまったようだ


(おそらく、あの狼は…)


『ラング・ウルファ』かな?狼型で灰色の毛並みは多分あっているだろう

一体一体はD+ランク程度だが平均8〜9匹程度の群れで暮らすため、集団戦を強いられ結構厄介で危険な魔物


(優秀な憲兵だな、着実に対処している)


「うっ!こっちにも来た…」


「「ヴヴッッ!ガヴゥ…!」」


「「ガル゛ッァァァ!」」


獰猛な獣が二匹、警備の目を通り抜けてきた

咄嗟に片手剣を右手に構え対峙する

こちらを睨む牙は鋭く、良いコンビネーションで襲う、そのしなやかな四肢は肉体の強靭さを感じさせる

だが所詮は狼、一匹が単調な動きで突撃してきた。一匹一匹対処すれば良い


「甘い!」


と言い避け、確実に一発を入れた矢先にもう一匹のその大きな爪で一撃を負い、吹き飛ばされてしまった


(しまった!フェイントか!)


市場の屋台に衝突し、身を立て直す

怯えた様に見る狼達が目の前にいる


(なんだ?あの様子は?)


またこちらに襲いかかる狼、それも二体同時に来るが、その突撃を避けれたが体勢を崩してしまった

矢継ぎ早に繰り出させれる連撃は厄介だ。だが、少し苛立ってきた。


「チッ…面倒な!」


「そろそろしつこい!」


魔法『身体強化』を発動、一気に右にいる獣を片手剣で刺し蹴り飛ばす、もう一体にできた一瞬の隙を義手で殴る

それでも、二体は立ち上がる


「タフだな…もういい、これで終わらせる。」


「『出力開放:70%』!」


左手に微かに赤い光が輝く、『出力開放』は義手のエネルギーを過剰出力状態にすることで、お手軽に汎ゆる威力を引き上げられる、そのままの勢いで狼二匹を仕留めた


(まあ、70%で数秒だけなら大丈夫だろう)


(やっっっと、本来の目的ができる…)


そうして狼達による一波乱は収束した


『身体強化』について

基本的な魔法の一種、仕組みはシンプルで練り上げた魔力によって身体の動きを強化している。シンプル故に奥が深く、ここから体を変化させる事に繋がる(身体硬化等)。主人公はまだ1.5倍程度の倍率だが熟練者は10倍も20倍も上がる。


主人公君は基本的な魔法ぐらいは扱えます

『身体強化』さっき言った奴

『魔力弾』めっちゃ基本の魔法弾、すべての遠距離魔法の元と言っても良い

『魔法壁』若干ダメージを軽減できる障壁、主人公のだと簡単に壊される


大体、一般人はEから良くてD-程度、まあ一個体の強さは千差万別だから

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