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35話 宿命

 1987年 松花振興会


 「殺せ!」

 「千田様!それはあまりにも‥」

 佐倉雅人は、上司である千田に1歳になった息子〝来人〟の命を奪う事を命ぜられた。

 「〝言霊〟を使える者は、二人いらん!それとも、貴様が自ら命を断ち、預けるか我に?幼子を?」

 「いえ‥」


 佐倉雅人の妹、佐倉幸代は、目を閉じていた。


 松花振興会で詰問される〝兄〟雅人の情景がまざまざと見える。


 〝千里眼〟


 幸代は、兄から預かり、抱いている〝来人〟の顔を見つめる。

 横から、婿養子である夫の佐倉正和が尋ねる。

 「見えるのか?」

幸代は黙って頷く。

 「この子は、殺されてしまう!正和さん私とこの子を連れて逃げて!」


 佐倉正和と幸代は、甥にあたる〝来人〟を連れ、佐倉邸を後にした。


 鞄に身近な荷物だけを持って‥

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