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三十一文字物語  作者: 京屋 月々
第二章 紅花栄
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第四話「百人の愚連隊」

葦船あしふなくん! 待って! 駄目だよ!」


 白い縁のメガネが似合う同級生の、背後から呼び止める声が響く。

 こんなに冷たくあしらってるのに、めげないとは鈍感なやつだな。


「何だよ。こんなの伝網連でんもうれんでは誤差の範囲じゃないか。君の裁量でうやむやにするといいだろ」

「でも! 葦船くん、女子生徒の身体測定データをハッキングするのは、どうにも良くない気がするんだ」

「良い悪いの話じゃないさ。たかが同級生の身体データだろ。僕にとっては何の違和感もない話だけど」

「でも! 葦船くん、男子のデータは閲覧されず、女子の身体測定データだけハッキングするのは、性的趣向による犯行ではないかと思わせるんだ」


 このメガネだけがアイデンティティーの同級生は、生徒会に入ってからというもの、やけに正義感が強くなった。

 目立たない人間が多い伝網連の中でも、さらに目立たず、メガネのフレームが白いっていうだけが取り柄だったくせに。

 女子の身長と体重と健康状態を知って何が悪いんだ。クソおんぼろバカが。


「君はバカだなあ。性的趣向なわけないだろ。だから君はメガネだけが取り柄なんて言われるんだよ」

「そんなこと言われたことがないよ。とにかく、僕が先輩から怒られるから、連行が必要なんだ」


 チッ! と、いう僕の舌打ちが冷たい廊下に響く。僕が怒っていることを、いかに鈍感なメガネといえど気付いたことだろう。

 そもそも、中等部時代ではザルだった身体測定データが、高等部ではそれなりにセキュリティがかかっているということがおかしいんだ。

 年齢別の身体測定の平均値は国も発表している。同じクラスの女子の発育状況を把握することが、性的趣向と言われる筋合いはない。

 僕が打ち立てた理論武装は非の打ち所がないが、このメガネは本当にしつこく食い下がってくる。人としての深みが不足しているんだろうな。


「連行してどうするんだよ」

「反省短歌を書いてもらわないと!」

「ふん! 何首書くんだよ」

「この罪状だと、十首かな」


 十首も書くのか。まったく面倒くさいな。

 まあ、今後は足がつくような失敗をするつもりもないし、さっさと書いて、さっさと終わらせてやろう。


「仕方ないな。罪人扱いされる筋合いはないけれど、君の顔を立てて、仕方なく書いてあげるよ」

「よかった! ありがとう! 葦船くん! じゃあ、これを」


 ガチャリ。

 僕の手首に、メガネが腕輪を嵌めた。

 片方だけとはいえ、まるで手錠のようで、これじゃまさに犯罪者だ。


「おい、何だこれは」

「反省室に入る人がそれをつけるのは決まりなんだよ。仕方ないんだ、葦船くん」

「チッ!」


 渋々連れてこられた部屋の扉は、大きな錠前で施錠されていた。

 メガネが錠前に手をかざして詠歌する。


 『しんしんと時雨が零る 天雲の垣間に見ゆる月夜さやけし』


「ふん。倭歌錠なんてレトロなセキュリティだ。生徒会の程度も低いもんだね」

「ここは開校当時からある反省室だからセキュリティも伝統なんだよ。中に入ったら反省短歌を十首書きますって宣言してから書いてね」

「ばかばかしい」


 メガネは扉を開き、中に入るよう促す。

 いっぱしの公務員を気取りやがって。

 こういう平凡なやつらは、僕のような能力の高い人間を見極めることができないんだろうな。


「まったく、質素な部屋だな」


 部屋の中は薄暗く、長机と簡素な椅子が並んでいる。その部屋の真ん中はより深い闇が立ちこめていて、何かがうごめいていた。そこだけ空間がドス黒く歪み、淀んでいるようなのだ。

 僕が目を凝らしてそれを見るのと、その闇がこちらを見たのはほとんど同時だった。飢えた野生獣のような眼が一斉に僕に注がれる。


「ひっ」

「じゃ、終わったら声かけてね……」

「待って。メガネくん。まって」


 無情なメガネは僕の願いを聞き入れることはなく、扉にガチャリと鍵がかけられた。


「誰だ、お前」


 獣のうちの一人が、今にも襲いかかってきそうな眼で僕を見て言った。

 この女は知ってるぞ。中等部で成績上位だった一個上の苑紅そのべにだ。

 中等部の頃からヤンキーじみていたけど、高等部に上がって本格的に不良になったってことか。

 苑紅を中心に長机には五人座っている。どいつも追い詰められた獣のような、恨めしげで落ち窪んだ眼をしてこちらを見ている。

 まさしく不良グループだ。

 僕は毅然とした態度で苑紅に言う。


「ひゃい! あの、伝網連一年、清水しみず葦船でぃす! は、はんせいの、あの、短歌をかきにきましゅた」

「……なんだ。生徒会のヤツじゃなかったか」

「は、はは。そうなんでぃす。ひぁい」


 僕は少し離れた場所に座り、長机の中央に積まれた作文用紙を一枚取った。

 ちらりと見ると、不良グループの五人の傍らに書き終えたのであろう作文用紙が束になって積まれている。

 こいつら、一体何首の短歌を書いてるんだ?


「何見てんだよ」

「ひあ! いったい、何首書いてるのかな〜って思って」

「1500」

「は」

「1500首だよ」


 1500首も反省短歌を書かされるなんて、聞いたことがない。

 どんな重い罪を犯したんだこいつは。


「……マジ疲れた……。で、福丸ふくまるは何首だっけ?」

「……1000だ」

「俺、500っす。夜鹿よるしかは?」

「私も500」


 とんでもない不良グループに出くわしてしまった。

 反省短歌は100首でも重犯罪なのに、1500首なんてとんでもない罪を犯したに違いない。

 進学校でグレるなんて本当にバカなやつらだ。

 極力、関わり合いになってはいけない。

 こいつらは、真性のバカだ。


琴葉ことはは? って、おい。琴葉?」


 長机に突っ伏していたもう一匹の獣が促されて顔を上げた。


「うぇー……。私は100首です……。もう目が回っちゃって……」


 その小柄な女の子の顔を見た瞬間、僕の頭に稲妻が落ちた。その可憐な声は、淀んでいた僕の心をそそぐようにうるわしい。今まで僕が見ていた薄汚れた世界がまるで嘘のようだ。

 こんな可愛い子が苑紅の不良グループに属しているなんて。

 それにしても、何て可愛いんだろう。

 すぐにこの子の身体測定のデータを調べないといけない。


「葦船は何首?」

「え」

「反省短歌を書きに来たんだろ? 何首書くの?」


 同じ一年の馴れ馴れしいヤツがそう聞いてきた。初対面で呼び捨てにするなんて、育ちの悪いヤツだ。

 十首なんて答えられるはずがない。

 そう答えた瞬間に、悪党のランキング付けで最下層認定されて、この不良たちに良いように使われてしまう。

 ましてや、琴葉ちゃんの前でそんな安っぽい軽犯罪者であると、断じて思われてはならない。

 ここで言う最適解は……。


「いちまん」

「え」

「一万首だよ」

「マジで! すげー! 極悪じゃん!」

 

 どうだ見たか。完璧な答えだ。

 この不良たちは、僕の潜在的不良戦闘力におびえ、琴葉ちゃんは僕の不良的魅力に釘付けになっているわけだ。

 カチッと、どこかで金属的な音がした。


「こんなもの、日常茶飯事だよ。茶飯事すぎてもう」

「へーー! すげえ! ちょっと一首書いてよ」


 こいつはきっと馴れ馴れしい陽気なキャラというだけで世渡りしてきたんだろう。

 僕のような知的な世界の住人とは相容れない存在だ。

 もし仮に、僕が女子の身体測定のデータをハッキングしたことがバレれば、こいつは水を得た魚のように僕をいじってくるに違いない。


「仕方ないな。一首だけだぞ」

「おー! やった!」


 僕は作文用紙に筆をしたためる。


 (十秒後 百人の愚連隊たちは チワワ化してた やりすぎちゃった)


「ひとまず、こんな感じだな」

「まじかよ! すげえ! 百人を十秒でやっつけたの!?」

「まぁね」

「すげ! どうやって!?」

「天性の喧嘩殺法だよ。言葉で説明できなくて申し訳ないね」

「すげ……」


 その時、またカチッという音が聞こえた。

 僕が何の気なしにメガネに付けられた腕輪を見ると、表面に「9999」と文字が浮かび上がっている。


「何だこれ……」

「葦船、一万首は大変だけど、頑張れよ」

「あの、これ、なに?」

「あー、何か、それが0にならないと、反省室から出らんないらしい」

「ほんとに?」


 待て待て待て。

 不眠不休で二十四時間、五分に一首書いたとしても、300首にも満たない。

 放課後の数時間だけなら、50首くらいが限界だろう!


 その時、「くっ」という呻き声がして、1000首の罪状を言い渡されていた男が腕を押さえはじめた。


「おい、福丸、腱鞘炎には気を付けろよ」


 苑紅が福丸とかいう優男を労っている。

 1000首であれか……。

 僕がさらに筆を執ろうとした時、馴れ馴れしい陽キャがまた声をかけてきた。


「大丈夫だよ、葦船。この部屋の中と、外の世界は流れる時間が違うらしい。どんなに長い時間過ごしても、ここから出る時はきっかり一時間しか経たないらしいから、何も気にせず短歌作れるよ」

「は? いや、え?」

「眠くもならないし、腹も減らないし、問題ないよここ」


 あ、こいつは不良じゃなくて、どうやらサイコパスのようだ。

 清々しい笑顔浮かべるやつはサイコパスが多いって、区民だよりの投稿コーナーに書いていた。

 そこへ、タンッと音を立て、机に積まれた用紙の山に、苑紅が書き終えた一枚を乗せた。


「アタシらは外でやることが、たんまりあるんだ。蒼空そら、もう終わったんだろ? 琴葉のサポート頼むぞ。それと」


 苑紅が蒼空と呼ばれた馴れ馴れしいヤツの顔を見た。


「この部屋にいれば、眠くならないし腹も減らないけど、精神は削られる。短歌しか書くことが許されないこの部屋で、二十四時間、不眠不食で数週間でも過ごしてみろ。頭おかしくなるんだぞ」

「押忍」


 やっぱり、この部屋は気が狂ってる設定の部屋なのか。

 にしても、この蒼空ってやつ、もう500首終わってるのかよ。てことは……。


「あ、あのっ、一体……、何時間ここにいるんでしゅか……?」

「あん? そうだな、かれこれ三十時間か」

「さ、さんじゅう!!」

「ま、アタシらは、それなりに速度重視で書いてるからな。マジで頭おかしいのはあそこだよ」


 苑紅が親指で示した先は、部屋の一番奥だった。

 薄暗くてよく見えなかったが、ガタイの良い男が腕組みをして座っている。

 その男は、全く気配を感じさせず、両目を閉じ、静かな息遣いで作文用紙に向かっていた。

 間違いない。あれは。


「あれは……」

「知ってるだろ? うちらの学校名物の堅物男、印波いんなみだよ」


 印波って、六歌席ろくかせきのヤツだろ! って、何で反省室にいるんだ!

 そこへおもむろに、印波が両目を開いた。


「整ったッ!」


 印波は大声でそう言うと、筆を執った。


 「峻峰しゅんぽうに挑みし雄獅子おじし 雪重く 身やつせども頂仰ぐ」


 印波は原歌を詠むと、筆を置き、再び両目を閉じた。

 何で、あんなすごい人が反省室にいるんだ。


「印波先輩。今、何首目なの?」

「……騒々しいぞ。苑紅」

「ごめんごめん。で、今何首?」

「43827首だ」


 よ! よんまん!?

 五分に一首書いたとしたら、えーっと、一ヶ月で8000首くらい!?

 とんでもない速度で書いてるのか!?


「よ、よんまん……?」

「葦船、駄目だって……! 印波先輩は、気むずかしいから気軽に話しかけちゃ駄目って苑紅さんが……」

草凪くさなぎィ!!!」

「は、はいッ!!!」


 唐突に印波に名前を呼ばれたクソ陽キャが固まった。印波は腕組みしたまま話を続ける。


「……俺は、お前をリスペクトしている!!!」


 え!? と全員が、そう言いたげな顔で印波を見た。


「結界内とはいえ、実戦で「今際いまわノ歌」を発動させた胆力! 俺はお前に感服している」

「あー! あれ! まー、必死だっただけっすよ」


 得意げな顔で草凪がそう言った。クソ。何かむかつくやつだ。

 そういえば、「今際ノ歌」について伝網連から記事が出ていたが、こいつのことか。


「俺は、俺は反省が必要なのだ!」


 バンッ! と印波は机を両手で叩いて、うなだれてしまった。

 この部屋にはサイコパスしかいないのかよ。


「俺は無意識で恐れていたのだ。「今際ノ歌」を詠むことを。しかし、お前は実戦で詠み、そして発動させた! 俺はお前を! リスペクトする!」


 大きな身振りで草凪を指差し、リスペクト宣言したよ。この人。

 あ、よく見ると、この人、泣いてるわ。あ、すごく泣いてる。


「ははっ! いや〜、俺も印波先輩、マジ尊敬っすよ。だって、先輩の詠力えいりょく、ゼロッすもん」


 え、それディスってないか?

 そう言われた印波が微笑みを浮かべて腕組みした。


「さすが、俺が見込んだ男だ。気付いていたか」

「詠力は、ウタを使ったことない人でも、うっすらは纏ってるでしょ? でも、印波先輩からはまったく詠力を感じないっす。詠力をゼロにするのは大きな詠力を纏うより、よっぽど難しいはず。何で、詠力を抑えてるんすか?」

「……草凪、短歌は歌であって魔法ではない。俺は、「今際ノ歌」を詠めずにいた自分の不甲斐なさを反省してこの部屋にきた。原歌はウタではない。歌であり、心の形であり、魂なのだ! 反省にウタは不要! ただただ我が不甲斐なさを受け入れ、次につなげるため反省するのみ!」


 そのために詠うのだ。と印波は草凪を見ながら言った。


「なるほど! 印波先輩! リスペクトっす!」


 なんなんだ。この茶番劇は。


「そういや、生徒会の奴らも詠力ゼロの状態から、突然突入してきたけど、何か印波先輩と違って無機質というか……」

「ほう。静止した詠力の質を読み取るとは」

「それに、細雪ささめゆきって人が詠んだウタはおかしかったっす。先にウタが来て、後から詠歌してたような……」

「草凪、生徒会の実働部隊は、一級歌人にも匹敵する装具を付けている。詠力の静止や、”さきがけノ歌”についても、自らの力ではなく装具の力で行っている」

「魁ノ歌?」

「先にウタを発生させ、後から詠歌を行う。返歌不可の必殺の歌。それが「魁ノ歌」だ」

「そんなのあるんすか!」

「本来、「魁ノ歌」は、詠む短歌への強い思い入れ、熟練された詠力の制御、淀みのない歌心うたごころ、これらが極限状態で揃わないと発動はさせられん。生徒会の連中は装具で強制的に発生させているが、一級歌人は装具なしの状態でも、「魁ノ歌」を詠むことができる」

「やっぱ、歌人すげーっすね!」

「しかし、厳しい鍛錬を重ねたその一級歌人ですら、「魁ノ歌」は一首か二首くらいしか持っていない。「魁ノ歌」はウタの臨界領域なのだ」


 印波の野太い声の後に、可憐で透き通る、琴葉ちゃんの呟きが聞こえた。


「魁ノ歌……」

「お、琴葉も興味ある?」

「えっと。もちろん興味はあるけど、効果発生の後に短歌を詠むウタって、やっぱりあるんだなって思って……」

「ウタは奥深いよな~~」


 タンッと軽快な音で作文用紙を山に一枚重ねた苑紅が会話に参加した。


「印波先輩、こんな部屋で五年も反省短歌書いてたんなら、「魁ノ歌」も新たに二、三首ほど習得したんじゃないですか?」

「俺は、そのためにここへ来たわけではない。反省をしに来たのだ」


 え。五年? この人、五年もここにいるの?

 腹減らないし、眠くならないにしても、五年……?

 きちんと、一時間に一首ずつ、短歌を作ってたの?

 それと今、苑紅は「新たに」って言ったよな。


「新たに、って、印波先輩。「魁ノ歌」はもう習得したんすか?」

「うむ」

「すげー!」


 高校生で既に「魁ノ歌」を習得しているヤツなんて聞いたことがない。

 他の六歌席もそうなのか……?


「今、俺は「魁ノ歌」ではなく、反省短歌を詠わねばならんのだ。あと、36173首。残り半分、あと、さらに五年だ」


「よく、精神もつよな……。十年もこの部屋にいるなんてさ。印波先輩くらいですよ。この部屋に年単位でいて正気保てる人」


 印波は腕組みをしたまま何も答えない。

 マジでこいつ、十年間、こんな殺風景な部屋で短歌だけ詠んで過ごすつもりなのかよ。

 六歌席ともなると、こんなに頭おかしいのか。

 僕は一万首を宣言したが、もしも十億首とか言ってたらどうなってたんだ……?

 五分で一首作るとしたら……。一年で10万首、百年で1000万首、さらにその百倍だから、一万年……?


「俺、印波先輩に次に会えるの楽しみっすよ」

「俺も楽しみだ、草凪。外の世界に戻れば数日で会えるだろう」


 こいつら、状況わかってるのかよ。マジでサイコパスってことか。

 僕は自分の腕輪の数字を見る。

 9999、と青い文字が浮かんでいる。

 この部屋に入った直後に、何首詠むかを宣言することで、この腕輪は部屋の結界と連動するんだろう。

 メガネにとやかく言ったところで、おそらくこれは覆らえないだろうな。

 五分で一首考えたとして、一日約300首。一万首書くのに約三十日か。

 ふふっ。大丈夫だ。

 琴葉ちゃんをチラ見しながら、頭の中で琴葉ちゃんのあんな姿やこんな姿を想像する一ヶ月間なら……。


「できた! 80首目できたよ! あと少しだー!」

「おー、琴葉すげーじゃん。コツ掴んだ?」

「掴んだ! これならあとちょっとで何とかなるよ!」

「おし、んじゃ、あと少しで全員脱出だな。あと数時間だ」


 なるほど。クレバーな僕は慌てない。

 つまり、ほぼほぼ一ヶ月間、あそこのガタイの良いむさ苦しい男と一緒ってわけだ。


「整ったッ!!」


 う……。


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