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白焔の覇王  作者: もずく
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自分達の力

読んでくださり本当にありがとうございます。完全に妄想な小説で拙作ですがお付き合いしていただけたら嬉しいです。


 パレードの話があった翌日、城の談話室の様なところでだらだらしている。

 

 「剣が振りたい。」

 

 急に拓が変なことをいいだした。

 皆が変な目で見ていると拓は弁解しだした

 

 「いや、僕はスキルのおかげでなんとなく剣の振り方とか身体さばきとかわかるんだよ。でもやったことないから練習しておきたいと思って。」

 

 「なるほど...俺もそれは感じるな。」

 

 「メイドさーん!ウチら剣とか魔法の練習したいんだけどいいかな?」

 

 「はい。陛下より一部を除き城の中のものは使用許可がでております。ご案内致しましょうか?」

 

 「お願い!」

 

 そうしてメイドさんに案内されやって来たのは闘技場。ここは魔法で決壊が張られておりいくら暴れても壊れないらしい。

 

 「命、あたしと魔法の練習しよう。」

 

 「ええ、いいですよ伽凛さん。」

 

 「ありがとう。」

 

 拓は源さんと剣と鎚を使った戦闘訓練。

 桃と皐月ちゃんはじゃれあっている。

 

 伽凛さんはまず一通りの魔法を使ってみるとのことで端で黙々と魔法を乱射している。

 

 「私はどうしようか。スキルを確認して一通り使ってみようかな?」

 

 ギルドカードを取り出し裏を見る。

 

 武具召喚、剣帝、聖魔法、豪焔魔法、白焔魔法、覇者の風格、覇者の威圧、上流階級の気品、飛翔、浮遊、

 

 「剣帝はあとで拓か源さんに付き合って貰うとして聖魔法か...回復、支援がメインの魔法だなぁ悪いけど誰かが怪我したら実験台になってもらおう。」

 

 まずは豪焔魔法か『火柱』

 ゴウッと10m先くらいに半径5m、高さ20m程の火の柱ができた。

 

 「これは...やばいな」

 

 そう、試しでこの威力なのである。本気で売ったらオーバーキル過ぎる...

 

 『炎弾』

 

 極力威力は押さえて打つと5cm程の銃の弾の形をした炎が撃ち出される。

 

 「基本これを使おうかなぁ」

 

 次は白焔魔法である。基本は豪焔魔法と変わらないが威力が違う、違いすぎる。

 先程の炎弾で深さ1m弱のクレーターができた。

 これはしばらく封印すべきである。魔王と戦うときには重宝するんだろうけども...

 

 『覇者の風格』これはどんな効果何だろうと思いスキルを発動させると皆が手を止めこちらを見てきた。

 

 源さん曰く、この場所の空気が変わった。

 伽凛さん曰く、なぜか視線が惹き付けられる。

 拓曰く、カリスマを感じる。

 

 これがこのスキルの効果だろうか。まあ使っているうちにはっきりするだろう。

 

 『覇者の威圧』を発動させると変化は劇的だった。

 一番近くにいた伽凛さんは膝が笑い女の子座りをしてしまい半泣きでこちらを見ている。他の皆も恐怖に震え、たっているのもやっとな様子だ。端にいたメイドさんに至ってはしりもちをついて泣いている。

 

 これはひどい。スキルを解除しつつ皆に謝って回り、伽凛さんを抱き起こす。

 

 「死ぬかと思ったわ。」

 

 「すみません。」

 

 「いいえ、いいのよ。気にしないで。でも次何かするなら言ってね。」

 

 

 メイドさんにも謝り、練習を続ける。

 

 「上流階級の気品はパッシブスキルっぽいから次は飛翔か。よしっ」

 

 私は翼を大きく広げると思いっきりジャンプしながら羽ばたいた。

 

 バコンっと25mほどの高さの天井に頭をぶつけ、そのまま墜落する。

 

 「いったぁ~思いっきり飛んだからかぁ~」

 

 頭をさすりながら反省する。次は軽く羽ばたく。

 

 「おおおおお!」

 

 10mほどの高さまで一気に上がり、縦横無尽に空を翔る。身一つで風を切る感覚がこんなに気持ちいい何て思ってもなかった。

 

 そして浮遊を発動し羽ばたくのを止めるとその場でふわふわと停滞した。ハンモックに揺られているような感覚だ。

 

 「命?何してるの?」

 

 宙に浮いている私に伽凛さんが話しかけてきた。

 

 「飛翔と浮遊の練習をしているんですよ。」

 

 「羨ましいわ、あたしも空を飛んでみたいもの。」

 

 「今度抱えて飛びますか?」

 

 「お願いしようかしら。」

 

 私はふわりと地面に降り立ち、伽凛さんと魔法の感想を言い合った。

 

 「私の魔法は威力は高いんですけど加減が難しいですね。魔力の影響でしょうか。」

 

 「あたしは賢者の影響か魔法が手足みたいに使えるわね、複合魔法は少し手こずるけれど...」

 

 お互いの感想を伝えっていると拓から声がかかった。

 

 「命ー!僕たちと剣の練習しないか?」

 

 「いってらっしゃいよ。」

 

 「ありがとうございます。わかった!そっちに向かうよ。」

 

 空を飛んで向かう。

 

 「すごいな命、飛べるなんて。」

 

 「桃もできるだろうさ。じゃあ剣の練習をお願いしようかな。」

 

 「ああ。」

 

 型の練習、そして簡単な模擬戦をしているうちに皆で過ごす城での一日が過ぎていった。

 

 ちなみに命が覇者の威圧を発動したためその日は城が一日中ピリピリしていたらしい

この小説を構成する九割五分がもずくの深夜の妄想なので気分の悪くなったかたがいたら申し訳ありません。

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