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古巣

作者: 歌川 詩季

 里帰りしません。

 生命線へのひと太刀を

 すんでのところで(かわ)せたら

 尻尾の一本でもくれてやろう

 痛み分けと呼ぶには割りに合わないけれど

 そっちも手ぶらじゃ帰れまいに


 鬼の首 (かか)げた悪童の凱旋を

 故郷は(にしき)を広げて

 待ち受けていることだろうがね

 

 落胆の敷居を(また)がされても捨てきれぬ古巣に

 ひとは心の幾許(いくばく)かを残すもの

 それが幸か不幸か 吉か凶かはまた別として



 救命艇への追撃を

 どうにか思いとどまれたら

 感謝の一礼でも欲しいもんだ

 病み上がりを攻めるは(しょう)に合わないけれど

 こっちも手ぶらじゃ帰れないぜ


 鬼の首 (かか)えた愚兄(ぐけい)らの帰還さえ

 故郷は諸手(もろて)をさしのべ

 喜びで迎えるものだしね


 中腰で鴨居をくぐり抜ければ近づける古巣で

 ひとは想いの幾許(いくばく)かに逢えるもの

 それが(じょう)か非常か 愛か嫌悪もさぁ知らないが

 地元民なので(笑)



挿絵(By みてみん)

制作:ひだまりのねこ先生

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― 新着の感想 ―
あとがきぃーーーっ!!!wwwwwwwwwwwwwwwwww……ちくせう
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