失時

大切な人を失った主人公。死から始まる日常。変わり映えのしなかったはずの日々が一変。今まで見てきた世界、いつも食べていた食事、聞こえてくる街の音、全てが悲しみに包まれる。乗り越え方も分からないなか、模索しながら成長していく1人の話。いつ誰がどこで何が起こるか分からない世の中。今悲しみの中にいる人、根け出した人の拠り所になれれば幸いです。登場人物を読者の身近な人を思い当ててこの世界に入ってみてください