表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
没落女神はモブにも縋る  作者: シロライオン
10/22

ユートピア

★クトラ視点★


初めて三男に会った時は変な奴だと思った。

敬語だしキモかった。昇格試験に一緒に出ろって言われた。

疲れるしめんどくさい。だから無理難題を吹っ掛けた。

でも三男が作ったプリンは今までで一番美味しかった。

クトラもそれに応えようと思って試験頑張った。楽しかった。

三男に抱きかかえられた時、母さんを思い出した。

三男に嘘ついておんぶしてもらった。ちょっとゴツゴツしてるけど母さんの背中みたいでホッとする。

三男の背中が一番安眠出来る。クトラの楽園(ユートピア)

それを邪魔しようとするデカパイ現れた。懲らしめる。


「闘志の(ともしび)よ。敵を穿て。ファイヤアロー!」


ボーっとしてた。危ない。


「アーシャ選手ここで先手を取るがクトラ選手に華麗に躱されたー!」


今日は三男に牛乳プリン作ってもらった。調子良い。


「おーっとここでクトラ選手。アーシャ選手の魔法を躱しながら詰め寄ったー!」


「私が接近戦を出来ないとでも?」


ガキィン!ガキィン!


「なんと激しい剣戟だー!両者とも一歩も引かないー!」


「これは素晴らしいね。剣術は両者共互角のようだ。しかし注目すべきはアーシャ嬢の詠唱の速さだ。このアドバンテージは後に聞いてくるかもしれないね」


「お前ら。俺をディスる以外はまともに実況してるな」


ガキィン!ガキィン!ガキィン!


そうだ。良い事思いついた。


「この程度なら詠唱しながらでも防げるわ!神より賜りし爆炎の咆哮」


「ここでアーシャ選手!クトラ選手の猛攻を受けながら詠唱を始めたー!」


来た。ここは全力で躱す。


バチッ!


「顕現せよ!ファイヤストーム!」


「出たー!大技ファイヤストーム!炎がアーシャ選手を中心に渦を巻いているー!」


「これはマズイね。このまま渦が大きくなるとクトラ嬢は逃げ場がない」


そんなの当たらない。


「炎が消えたー!・・・・っとクトラ選手がいない!?」


「いや。見ろ!上だ」


「なんとクトラ選手。空中に浮いている!?」


「クトラ嬢はいつ詠唱した?まさか無詠唱なのか?」


「へぇ。そんな事が出来るのね。でも良い的だわ」


「ここでアーシャ選手。ファイヤアローの応酬だー!」


バチッ!


「しかしクトラ選手。空中を瞬間移動しながら躱しているー!」


「彼女の魔法はなんだ?僕はこんなのは初めて見たよ」


「そんな!?貴方なんなのよ!」


「ん。遅い」


バチッ!


「あーっとここでいつの間にかアーシャ選手の後ろに現れたクトラ選手!そして足払い!」


「きゃあ!」


「転んだアーシャ選手に剣の切っ先を突きつけたー!」


「そこまで!クトラさんの勝ちです!!」


ワーワー!

キャー!キャー!


外野がうるさい。疲れた。

三男どこ?


「クトラ。お疲れ様」


いた。


「ん。おんぶ」


「へいへい」


やっぱここがクトラの楽園(ユートピア)

最後まで読んで頂きありがとうございます。


可能であれば下にある☆☆☆☆☆から作品の評価を頂けると幸いです。


ブックマークもして頂けると本当に嬉しいです。


何卒宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ