ファーストステップ
なんか自然とこの流れになっちゃった_(:3」∠)_
脇道にそれてる気がするけど多分すぐ戻るはず
「まずは元々公開だと思われる予定機能から解除していこう」
「元々公開予定?」
どういうことだろうか?
「つまり安全策として用意された機能制限として、安全性は高いと見られるけど様子を見ようなんて思われてる部分を解除するんだよ」
「それって他の制限となにか違いがあるのか?」
「当然だ、元々公開しようとしているのに厳重な鍵をかけることはまずない、多分『鍵』を用意してあげれば簡単に使えるようになるはずさ」
「限ってそう簡単に手に入るものなのか?」
「そんなわけないだろう」
「じゃあだめじゃないか」僕は馬鹿にされたような気になる。
「ああ、違う違う、鍵は作るんだ、今回の場合のような場合お前にこっそり取りに行ってもらうこともありなんだが、お前は専門家じゃないからな」
鍵って作るれるのか。
「今回の場合はマシンパワーに任せて強引に暗号鍵を解きに行く」
悪友は悪そうな顔をしながら言った。
「そんなことができるのか」
「まあね、昔はマシンパワーが足りなくて難しかったんだが・・・」とゆっくりと僕の後ろに回り込む。
「通常だとできないんだけどね、本来なら連続でアタックを掛けたら通報も行くしロックもかかる・・・はいちょっとビリッとするよ」
「痛っ」悪友を見るとなんだか奇妙なケーブルを僕のIoHインタフェースにこっそり差していた。
何したんだこいつ。
「今ので検知プロセスを麻痺させた。もう何回アタックしても大丈夫」
「なんかあっさりだな、ていうか検知プロセスってことはお前が僕に何やっても気づかないってことじゃ・・・」
「細かいことを気にするなよ、続けて暗号鍵解除していくぞ」
よくよく考えればその被験者は僕じゃなくても良かったのではという言葉は、悪友のいたずらっぽい顔を見ると出てこなかった。まぁいいか。
1時間も立った頃だろうか?悪友はまじまじと俺を見ながら言った。
「解除は終わったんだがなにかできること増えたか?」
「ん・・・なんにも感じないな」なにか変わったかと言われてもわからない。
「気分が悪いとかは?ちょっとした兆候でもいい」
そう言われて体も少し動かしてみる全然何も変わった気がしない。
「大丈夫そうだなじゃあ俺も解除するか」
ちょっと聴き逃がせない言葉が聞こえた気がする。
「おい!僕を実験台にしたのか?」
「まぁまぁ気にするなよ、大体もし俺が初めにやってなにか問題が出たときは誰が問題に対処するんだ?」
なんて言葉で適当にはぐらかされた。
悪友が暗号鍵?を解除している間部屋を見渡す。
こいつもいつになったら部屋をまともにするんだろう?相変わらず部屋中機械だらけで色気も何もありゃしない。
と思ったら脱ぎ散らかしているブラジャーを見つけた。色気なんざ合ったもんじゃないが、あらあら意外と大きいのをしているのですね。なんて考えていると、ちらりと悪友と目があった。
『お前は本当にむっつりだな』
『うるせーよ、お前が散らかしているのが悪い』
『本当は今にも俺を押し倒したいくせに』
『うるせえよお前が無防備なのが行けないんだろうがこっちが理性を持っている人間で良かったな』
「え、本当にそう思ってたの?」
「え?」
『あれ僕はさっき会話してたか?』
『なんだこれ、声が聞こえる?感情も?』
なんだろうあいつのまずいものが聞こえて、こっちのまずいものが見えてる気がする。
いや、こいつは悪友なんだそんなこと思っているわけが。
『やばい可愛く見えてきた』
『おい待てよ、え、かわいいの俺が・・・』
なにかまずい流れのような気がするが止まらない。
気を抜くと『実は俺・・・いや私お前のことが・・・』なんて聞こえてくる。
気づけば押し倒していた。
『まって、優しくして』
『わかった』
何故か僕と悪友は実験の中で感情がむき出しになり一線を越えてしまったのだった。
おいおい俺たちゃ学生じゃないんだぞ、もうすぐ30にも差し掛かるいい大人達がなんてざまだ。
はじめは男同士もありかと思ったけどちょっと色々そっち方面には詳しくなかったので_(:3」∠)_
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