頭のおかしい観光立国
プロローグ
戦闘国家アダリスク王国。20年前に起こったエリク大陸戦争で世界にその名を轟かせた偉大な国家。周りに信用出来る人がいない、反乱めっちゃ起こる、国家ができてもすぐ滅ぶ、そんな時代を戦い抜いた偉大な戦闘国家は、
「財政難の為、観光立国化を推進します。」
一人の国王によって観光立国になろうとしていた。
俺の名はエリーン・ヨリク・サラディクス。世界有数の軍事力を誇る脳筋の脳筋による脳筋のための国アダリスク王国の国王をやっているイケメンで美少年の17歳だ。この国では脳筋や腹筋バキバキ野郎が多い「あの…陛下聞いてます?」草食系男子が少ない我が国の貴重な草「陛下!聞いてますか!」
「うるさいな!お前誰やねん!って…なんだカランか…良かったなショタ誘拐の容疑が晴れて牢から出れたんだな。おめでとう(棒)」
「あなたが国王でなければ切っていたところでしたよ変態国王」
「不敬罪でしよっぴいて減俸するぞ」
「それは困ります!ショタの親達を買収してショタに頬ずり出来なくなってしまうではありませんか!」
「おお…親達よ…ホントにそれでいいのか?」
「それよりも御前会議で陛下が観光立国化を提案したのは本当なのですか!?」
今俺と話しているのは近衛騎士団副団長のカラン・リガンス・ヨルドというショタコン変態脳筋野郎で、この国の陸軍総司令官を父に持つ彼女は弱冠13歳でこの国の騎士になった親子揃っての戦闘狂だ。美人だかショタにしか興味の無い残念なタイプの奴だ。
「本当だよ。ここ最近での財政難は知っているだろ」
この国は戦闘国家。主産業が略奪、国民が戦闘狂、国自ら戦闘を推進しているヤバい国家。しかし20年前の大戦を最後に大きな戦争が起きていないため我が国は年中財政難!
どれくらいやばいかと言うと、怖い親が出かけて「ヨッシャ!親いなくなった!ゲームしよー」とゲームを起動した時に親が戻って来た時と同じ位やばいのである。
え?ゲームってなんだって?
さぁ?知らないねぇ?
なので他の国から「俺いま苦しーんだわ、助けてくれるよな同盟国?」とたかっている乞食国家でもある。
「どうしてですか?財政難なら他の国侵略して略奪すれば良いのでは?」
「バカ!そんなことしたら周りの国全て敵になるんだぞ!後そんな金無い」
大戦が終わってから平和の為の同盟組織が世界各国で結ばれているのにそんなことしたらとか非難の嵐だ。俺の心は繊細なんだ。やめてくれ。
初めまして!
おはようの人はおはよう、
こんにちはの人はこんにちは、
うらめしやの人は恨まないでください!
アルデバランです!
某ラノベに感化され筆を取ってみました!
初投稿処女作です!
まぁ趣味程度に済ませる予定ですが、これからもよろしくお願いします!