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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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ぷくぷく言ってる奴は、父さんではないだろうか??

作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
掲載日:2026/07/27

この物語は、古い木造家屋の床下に潜む「何か」と、そこに囚われた青年の記録である。

三前に突如として姿を消した父親。残されたのは、湿った静けさと、耳から離れない異様な笑い声だけだった。畳一枚を隔てた暗闇から響く音は、次第にその正体を露わにしていく。

怪異なのか、それとも忘れていた過去の影なのか。逃げ場のない小さな部屋で始まる、二日目の夜の恐怖をお届けする。

 第2日目:畳の下から

夜が深まると、床下からの音が変わった。

昨日まではただの微かな不協和音だと思っていたが、耳を澄ますと確かに聞こえる。

「……フク、フクフク……」

掠れた低い声が、湿気を含んだ木床を震わせて響いていた。まるで満腹に満ち足りたような、気味の悪い吐息の交じる音。

ふと、胸の奥を冷たい刃物で突かれたような戦慄が走る。

この、少し鼻にかかった「フクフク」という笑い方の癖。どこかで聞いた覚えがある。いや、忘れるはずがない。三年前の夏、突然姿を消した父親の、あの酒が入った時の笑い声そのものだった。

「親父……なのか?」

声をかけると、ぴたりと音が止んだ。

静寂が部屋を支配する。次の瞬間、足元の畳が、下から力任せに押し上げられた。

「……フク、見つかっちゃった」

床下に広がる闇の中から、ぬっと伸びてきた白く湿った手が、僕の足首を強く掴んだ


     【了】

お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。夏の夜 を涼しくして欲しいですろ今回の会が出る1年生はありませんでしたと思い 申し上げます

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