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神様だからこそ嫉妬します

注意事項

この章は、

女子が女子に『嫉妬』している場面があります。

ヨハネが女性に対して『口説き文句』ような台詞を吐きます。


※身内には何時もの事なんですけど


恋愛感情では無いので、ガールズラブのタグ付けは行わない予定です。

苦手な方はこの章だけ飛ばして頂けると。

 そう、それは気まぐれ起こして暫く舞楽様の元を訪れなかった時の話。梅香の君と三狐神様の元を訪れた後、その中間にあたる堂へと向かっていた。巨大な池に浮かぶ、豪奢な中国風の建築物。そこに向けて一本の橋を渡る。浮いた葉の隙間から鯉共が餌を求めて口をパク付かせていた。

 蓮はまだ花開いてない。人工的に染まるグラデーションが見えず残念に思いながら、ふと堂に目を向けると、一人の女性が此方を見詰めていた。

 踝まであるサラサラとした白髪。蜜を流した丸こい黄の双眸が逸らす事無く此方を見詰めている。女性の私から見ても驚く程に華奢な体躯は、強く抱き締めれば折れてしまいそうな程だった。

「舞楽様ー」

 橋を渡って手水舎付近に立つ彼女の元まで駆け寄る。手を振りながら来た私に対し、彼女は不貞腐れたようにそっぽを向いた。

 逆立つ事を知らない、萎びた髪を見ていると、怒りよりも悲しみが前に出ているように思えた。

「別に会わなくても、二人のとこ行けば良いじゃん」

目を合わせてくれない。もう顔さえ此方に向けない。完全に拗ねている。戦神である以前に女性、女性である以前に乙女。加えて嫉妬深いというイメージが滑車を掛け、気難しい乙女心の色が浮き彫りになる。

 だが何時までもこのままだと埒が明かない。だから早々と機嫌を直して貰おう。そう思ったのが根底から間違いだったのだ。

振り回されるのが好き

って言うの、あるじゃないですか。

あれ、本当にヨハネだなぁと思います。

(勿論、コイツに振り回されたくない。という方も大勢いらっしゃると思います。私の場合です)


今のヨハネの性別なら、引き気味の視線をあげたいです。

(お前何言ってんの!? みたいな)

男の人ならころっと言ってしまいそうなので、リップサービス多めな方には近づかない事が大切ですね。


ズブズブにされるので!!


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