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真っ暗闇からの救出
幼少期の記憶。私は暗い、暗い闇の中に居て、自分の精神まで黒く染まっていく様な感じがした。淀む、澱む、真っ当な精神さえ狂わされる。悲鳴は喉が枯れるほど上げた。でも誰も来てくれなかった。だから叫ぶのを辞めた。やっても無駄だった。そう絶望し、霞む意識に身を任せて目を閉ざす。あぁ、私はこうやって堕ちて行くのだろう。
そんな時、不意に目の前がぱっくりと裂けて一筋の光が見えた。中から人の腕のようなものが伸びて来て、私を中から引き摺り出すと、ぐっと胸元に抱え込まれた。
そこで記憶が途切れる。まるで何事も無かったかのような、平穏無事な日常風景が広がっていた。あぁ、今日も変わらない。
全ての好きを突っ込んだ女子キャラがヨハネな気が……。
今は明かされてませんが、結構口説いてきます。
(誰彼構わず〜。ってよりかはお眼鏡に適った相手)
甘えん坊です。特に相方には。
名前……決めないと……。