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粒子   作者: ポルカ
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見慣れたと信じたくないデスクに腰掛け、

効き目があるのか分からないエナジードリンクをあける。

本来、こういう飲み物は元気を出すためじゃなく、さらにハイになるためのものだって記事をどこかで読んだことがある。


正直この会社を選んだのは簡単で、誰でも受かると書いてあったからだ。

現に何の対策もせず4月に池袋駅に降り立つことになった。


「大倉くんこれ、明日PDFとっといて」

エナジードリンクを飲み干し、昨日帰り際に言われたうろ覚えの仕事に取りかかり始める。

「大倉くん会議室とっといてね」

「この見積明日までだからな大倉」

「パソコンの機能について明日5分時間あげるから調べてこいよ~」

昨晩の段階では全く浮かばなかった奴等の声が

脳が覚醒したのか一気にフラッシュバックする。

「…思い出したくなかった」

プレゼンはまだしも雑用に時間をとられることが非常にうっとうしい。

勿論、生産性をあげつつ仕事を覚える観点で言えばうってつけだ。

「しかしこんなことばかりで自分の仕事に集中できねぇんじゃ、意味あるんか分からねぇな…」

どっからともなく雑用を雑用だと思うな!なんて怒鳴り声が聞こえてきそうだ。


部活やアルバイトで経験した腑に落ちない雑用祭りは当然社会人でも開催されることを改めて感じつつ

全くやる気が起きないまま、会議室を予約した。

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