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雲山静香の心境

私の名前は雲山 静香。光城高校2年生の普通の高校生です。

私はいつも通り晴光くんと雷島くん、そして雨宮さんと一緒に学校生活を過ごします。

私は恥ずかしがりやでいつも上手く思ったことを話すことが出来ません。中学校まではいじめられていた私を晴光くんは助けてくれました。その時から私は晴光くんの事が好きになりました。

しかし晴光くんは学校一のイケメンで身長175センチで勉強もでき運動はもちろんのこと困った人をほっておけない優しいところまである晴光くんです。他に晴光くんのことを好きな人がいないわけがありません。

それに雨宮さんも晴光くんのことが好きで、晴光くんとは幼なじみだとか。私には太刀打ち出来ないと感じながらも私は諦めるつもりはありませんでした。

学校でせっかく同じクラスになれたチャンスをものにするためいつも晴光くんたちと一緒に過ごしていました。


「よし!帰ろーぜ、誠也!」


その日もいつもと同じように雷島くんが晴光くんを呼び、帰ろうとしていました。


「待ってー。私も一緒に帰るよ!」

「私も一緒に…」


私も雨宮さんの言葉に便乗して一緒に帰ろうとします。しかし晴光くんは掃除当番でした。そのため私たちも一緒に手伝い、掃除を早く終わらして帰ろうとしました。

その日の掃除当番は晴光くんと久住くんでした。久住くんはいつも本読んでおり、クラスでは少し浮いた存在でした。


「っしゃ!掃除も終わったし帰ろーぜ、誠也!」

「ああ。助かったよ、みんな!」


私たちは掃除が終わり、ようやく一緒に帰れると思ったときでした。私たちの教室の地面に不思議な紋章のようなものが現れ、光り輝きました。


「なんだよこれ!?」

「どうなっているの!?」

「ふぇっっ!?」


私はあまりの驚きに思わず大きな声で驚きました。


「落ち着け!みんな、何かのドッキリのはずた!」


こんな時でも私たちの事を考えてくれる晴光くんはすごいとな純粋に思いました。晴光くんの言うとおり何かのドッキリだと思い私は目を閉じました。

しかし目を開けるとそこは教会のようなところでした。どうやら私達は異世界に連れてこられたと言うのです。信じられません!そんなアニメやマンガのようなことが起きるのかと思いました。

どうやらここは本当の異世界でした。なぜそんなことが言えるのかというと私達はステータス画面という自分の能力を数値化したものを表示させることが出来たからです。私のステータスはこれで


雲山 静香(くもやましずか)

種族 ヒューマン

年齢  16

レベル 1

体力  300

魔力  400

攻撃力 150

防御力 150

速力  180


スキル 回復魔法 魔物使役

加護 レナサの加護

称号 勇者


これはこの世界では強いらしく、一般的には全てのステータスが100前後だそうです。それに回復魔法は10000人に1人の確率でしか持っていなくスキルは生まれたときか魔道書でしか手に入れることが出来ないため非常に重宝されるそうです。

何とかこの世界で晴光くんの役に立てると思い私は喜び、思わず魔王もこれなら勝てると思い少し口に出してしまいました。

そんな中、彼は、久住くんはこの世界の一般的なステータスよりも低く、勇者召喚に巻きこまれた者らしく雷島くんや雨宮さんは自分たち勇者と久住くんを比べて優越感に浸っていました。

申し訳ない気持ちがありますが、久住くんに悪口を言うことを止めることは私は怖くて出来ませんでした。

それから数日たったころ私達はダンジョンに行くことになりました。ダンジョンに行くなんて最初は怖くて行く気になりませんでしたが雨宮さんや雷島くんそして晴光くんが勇気づけてくれました。

そんなこんなでダンジョンに行きました。最初はみんな魔物でも命を奪うことに戸惑いがありましたが徐々に慣れていきました。それは現実を見ているのではなくゲームとして見ているようにも感じられました…。

だからなのかも知れません。私達は調子に乗ってしまい、あれだけガインさんに気をつけろと言われていた宝箱にすぐさま手を出してしまいました。

するとゴブリンの大群が現れて、雨宮さんが捕まってしまいました。私は怖くて動くことすら出来ませんでしたが宝箱の罠を外すために来てくれたガインさんの部下の方が守ってくれました。

しかしいつまでたっても雨宮さんを助けることが出来ませんでした。そんな時、久住くんがゴブリンに襲われそうになっていました。それを助けた晴光くんはやっぱり優しいなと思うととんでもないことをしました。

なんと!久住くんを雨宮さんの近くの大群に放り投げたのです!ゴブリンが久住くんを襲っているうちにガインさんが雨宮さんを、助けて久住くんを置いて私達は逃げ出しました。私は自分が何も出来なかったことを悔やみました。

王城に帰ってくると私は安心して立てなくなりました。あんなに怖い思いをして、さらに同じクラスメートを犠牲にして逃げたのです。私は夜も眠ることが出来ませんでした。

次の日の朝私は一睡も出来ずに外を見ていると晴光くんが来ました。晴光くんはいつもと同じような明るい笑顔をしました。


コンコン!


「はい。誰ですか?」

「僕だよ。」

「は、晴光くん!!?」


私はすぐにドアを開けた。


「どうして晴光くんがここに?」

「昨日のことで心配になってね。」

「あぁ…、昨日は残念だったね…。」

「あぁ、しかし昨日は災難だったけど、勇気全員が帰ってこれて本当に良かった。くずき君の犠牲を無駄にしないため早く僕たちもこの世界の人たちを救えるくらい強くなろう!そのためにも静香、君の力が必要なんだ。僕と一緒に世界を救ってくれ。」


そう言って晴光くんは去っていたが晴光くんは私を見ているようでもっと遠い目をしていた。何だかいつも見ていた晴光くんがどんどん別の何かに変わっているようだった。

これから私達はどうなるのか?本当に地球に帰れるのか?そう疑問に抱きながら私は夢の中へ入っていった………………。



~???~

「人間どもが勇者召喚に成功したらしいぜ。キャッキャッキャッキャッ!」

「ほう、勇者召喚をするとはまた面倒な…。」

「まあ、勇者なんて俺らにはゴブリン同然だろ。」

「………」

「フフ、私たちの前に立ちふさがるなら、殺すまで」

「そろそろ私語をやめてもらおうか。我らヴァンパイアたちよ。今から人間領侵略計画を始める!すべては我ら《ブラッド・インベージョン》の手に!」

「「「「「「全てを我らヴァンパイアのものに!」」」」」

「では始める!まず、……。」

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