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罪の花  作者: 桃の花@イベリア領
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彼岸花と薫衣草 Part2

俺は昔からバスケが好きだった。というか、バスケ以外の勉強等の類は全く出来なくて、バスケばかりやっている所謂バスケ馬鹿だった。

朝起きて、飯を食って、学校で朝練。

授業を受けて、飯を食って、昼の自主練。

授業を受けて、部活をやって、終わった後にも自主練。

帰ってきて、飯を食って、家の庭でまた自主練。

これが中学から続けてきた俺の生活習慣だった。小学校の時の事はあまり良く覚えていないが、多少の違いはあれど、ほぼ同じような生活をしていたはずだ。


そんな風にバスケばかりやっていれば、自然と腕前も上がっていく。事実、中学時代はチームを牽引する所謂エースとして活躍していた。しかし、俺はその事に傲ることは無かった。ただバスケが好きだった。バスケが単純に好きだから幾らでも練習していた、それだけだったからだ。

高校生になって、俺は迷うことなくバスケ部に入った。俺の通う高校は、優勝とまではいかないものの全国大会の常連校で、比較的強豪の類だった。俺はこのバスケ部に入りたいが為に、中3の部活引退後から人生の中でもこれ以上ないと言えるくらいの勉強をした。中1後半の勉強すら危うかった俺が、受かったのは正直奇跡以外の何物でもないだろう。受かった時は教師はおろか、実の両親でさえ驚いたほどだ。


努力して入っただけに、俺のバスケの練習に中学時代以上の熱が入るのは、ごく自然なことだった。体調を崩さない程度に、中学時代よりも練習量を増加させた。勉強は付いていくので精一杯だったが、バスケの腕は中学よりも上がっていった。高1の冬、俺は1年の中で唯一レギュラー入りを果たした。俺自身、信じられなかったがとても嬉しかった。実力を認めてもらえたことが。友人達も驚いてはいたが、俺のレギュラー入りを祝福してくれていた。





その時の俺はそう思っていた

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