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記憶喪失 ~一方通行の恋心~ 

 俺はどんな男だったんだろう 何も覚えていない

 目の前にいる男はだれなのか わからない

 けれどなぜか特別だったような気がする

 知っているはずのことを 知らないなんて

 今の俺には 何をする権利もないように思えた

 もう何もかも 嫌になっていく……


 君は私を忘れてしまったのか 何もかもを忘れたのか

 だけど私は君が無事だっただけで満足さ

 もう二度と愛を語ってもらえなくても 構わない

 ゆっくり思い出せばいいから 無理しないで

 私と君がどんな関係だったかも知らせない

 君の口からだけは 否定されたくないから……


 いつまであなたはあんな男に固執しているんだ

 あなたのことを忘れるような男 忘れてしまえばいいのに

 あいつ以外にもあなたを愛している人は多くいる

 ほら現に僕だってそう あなたを愛している

 弱っているあなた それでもあの男を信じているんだね

 あなたの瞳に映るのは 今でもやはり……


 遠い あまりに愛は遠かった

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