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矛盾 ~刹那の永遠~

 永遠がいかに刹那的であるか

 僕はもう既に知っていると思っていたのに

 愛する心が損なわれることなど一生ないだろう

 しかし一生は一生であり 永遠ではなかった

 本当に短いものだけれど 長くも感じられる

 長いときを信じすぎていると

 いつの間にか ときに置いて行かれてしまう

 短いときと思い詰めていると

 一瞬の幸せを満喫することさえできない

 結局はどうすることもできないまま

 一瞬を楽しめずに ときに置いて行かれてしまうのだろう

 そんな僕を ときはきっと笑う

 愚かであると きっと笑うだろう

 ならば僕は共に笑おうと決めた

 笑え 笑え 笑い続けて 笑い明かして

 刹那を楽しむのもまた悪くないものだ

 望め 望め 望め高くを 望め全てを

 有り余る永遠の時間に踊るのもまた悪くないものだ

 矛盾しているときの流れの中で

 踊らされて 笑われる哀れな僕

 踊りを楽しみ 笑顔を作っているのも僕

 考えずに幸せは楽しむことが一番なんだ

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