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祈り

作者: 奏太

熊本の地震のニュースがずっと絶えません。

何かしたいと思っても、学生の身分で、遠いこの地で、

できることはほとんど無い。

そんな自分が悔しい。

ニュースを見るたびそう思いました。


そして、東北の震災の時に現地の方に言われた言葉。

『自分がにできることをしてくれるだけでいい。

そして起こったことをずっと忘れないでいてほしい。』


この言葉を思い出したときに浮かんだ詩です。


九州の方々や地震の影響を受けて辛い想いをしている方々が、

一日も早く平穏な生活を取り戻せるように、

そしてこれ以上被害が広がらないように、

願いを込めて投稿します。

君が声をあげている

助けを求める声を


僕が伸ばした手は届くことなく

ただ宙をつかむだけ


失ったものは戻らない

だからといって前も向けない

抱えきれない悲しみを

背負って君は歩いてゆく



君が声をあげている

大切な誰かを探して


僕が願った気持ちは届くことなく

ただ涙が流れるだけ


失った時間ときは戻らない

それでも時間ときは前に進む

散らばった想いを拾い

あつめて君は歩いてゆく



せめて祈ろう

亡くなったひとのために

せめて覚えていよう

無かったことにしないように

せめて祈ろう

傷ついたひとのために

せめて覚えていよう

忘れてしまわないように



失ったものを 失った時間とき

想いながら顔をあげてほしい

遠い場所で誰かが

手を伸ばしているから


知ってほしい

君を思っている誰かがいることを

知ってほしい

君のために何かしたいと思う人がいることを

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