ドアブル
「ドアブル」
ドア+トラブルでドアブル。ドアを開けたらトラブルに遭遇する的な。
別世界にも繋がっちゃうと面白いかな。
ちなみにミス研はほぼ幽霊部員のみ。実質活動してるのは3人+本物の幽霊の4人。
遊佐志郎 ウサジロウ、ウサタン
外見:しっちゃかめっちゃかに跳ねる明るい色の癖毛。目は大きめ。身長は高くも低くもなく、所謂中肉中背に近い。
荒崎高校一年生。ミス研部員。
ドアを開けた時に時々違う場所に繋がり、色々なトラブルに巻き込まれる。
基本的にお人好しで、困っている人は放っておけない。流されるタイプ。涙もろく、感情豊か。真面目で律儀。世界が善人ばかりと思っている訳ではないが、どんな人にも良心はあるのだと信じている。
元々左利きだが、強制して右利きになった。寧ろ両方使える。
ウサジロウは童子からの呼び名で、ウサタンは宇佐美からの呼び名。どちらにもウサではなく遊佐だと訂正する。
・左手でドアを開けると、どこでもドアになってしまう能力の持ち主。繋がる先はランダムだが、何か考えていると、それに関連する場所に繋がる事が多い。自覚はない。時間は越えない。最初の内はあまり広い範囲を移動する事はなかったが(精々町内)その内何かすごく遠くまで繋がるようになる。
宇佐美遼子
外見:艶やかな長い黒髪。睫長いし大きな目。女の子にしては高めの身長。美乳。
遊佐の所属するミステリー研究会(略してミス研)の部長。2年生。
唯我独尊というか、我が道を行くタイプ。自信家で、常に冷静沈着。快楽主義者。他人を疑うことも信じることもせず、只見たまま、感じたままに受け入れる。裏を読む事ができないわけではないが、しない。好奇心旺盛で活発。気になる事があれば動くタイプ。何時でもひょうひょうとしていて、空気を読まない。悪い人ではないが、トラブルメイカー。好奇心旺盛。
頭は回るし、身体能力は高いし、人類最強を目されていたりする。何をやっても部員は驚かない。驚くけど驚かない。
十松愛花
外見:ツインテールで、前髪を兎のピンで留めている。垂れ目。女の子としては平均程度だが、周りと比べて小さいと言われる。貧乳。
ミス研部員。1年生。
マイペースで突っ走る性格。早とちりする事が多い。せっかちな方。
何だかんだで適応能力は高いのか、童子と結構仲がいい。
遊佐の事をウサ君と呼ぶ。違う。宇佐美の事はウサギ先輩と呼ぶ。微妙に違う。童子の事は童子先輩と呼ぶ。
逆に、遊佐には十松さん、宇佐美には愛ちゃん、童子にはアイと呼ばれる。
童子元治
外見:さっぱりとした短髪。目つきは鋭め。そこそこ背は高い。筋肉質な体型。ちょっと透けてる。
ミステリー研究会の"幽霊"部員。10年前に事故で死んで、それ以来学校の地縛霊となっているらしい。
マイペースでいつもひょうひょうとしている。意外と律儀。気さくで悪戯好き。実は寂しがり屋。
校内なら自由に行動できるが、日の上がっている内は校舎内から出られない。但し、同行者の誰かに憑いている状態になれば敷地外でも移動できる。夜は校庭にも出られる。
幽霊なので、物理的に触れることはできないが、ポルターガイストを起こす事が出来るので、物を"持つ"事は出来る。
生前はミス研の部員ではなく、陸上部のスプリンターだったらしい。地縛霊として学校の七不思議(七個より沢山ある)になっていた所を、宇佐美にスカウトされてミス研部員になった。
今のところ死後の世界らしきところには行った事がないらしい。但し、本人も覚えていないだけなのかも、とは言っている。
遊佐をウサジロウ、宇佐美をウサギ、十松をアイと呼ぶが、実の所ちゃんと名前を呼ばないのは意図的なものだったりする。
花子さん
外見:おかっぱの小学生くらいの女の子。前髪で目が隠れている。赤いスカート。
トイレに出る怪異。国内の公衆トイレや公共トイレなら何処でも現れる。綺麗なトイレを好み、汚いトイレには用がない限り行かない。男子便所にも呼ばれれば行く。
怪異の中でも割と昔からいる方で、さりげなく強いらしい。
一人であり複数人。全ての花子さんは意識を共有できるが、同じ場所に二人以上現れる事はない。同時に複数個所にいる事はある。日本中の花子さんは彼女であり彼女ではない。
元治をもっちーと呼び、宇佐美をウサギちゃんと呼ぶなど、人の名前を正しく呼ばない傾向がある。
@荒崎高校の七不思議(七個どころじゃない)
・空き教室の鎧武者:西棟(オカ研の部室がある)一階の空き教室に夜になると骸骨顔の甲冑武者が現れる。話しかけると勝負を仕掛けられる。
・校庭を一心不乱に走るスプリンター:童子。現在は(昼でも)校内に出没する少年の幽霊にランクアップしている。
・プールの怪異:夜中にプールの中から白い手が伸びて来て尻を触るなどのセクハラをする。
・トイレの花子さん:花子さん、遊びましょというと花子さんが出てくる。最近は新館のトイレが綺麗でお気にいり。
・美術室の石膏像:真夜中に討論をする。議題は何でもいいのか、下らない事も哲学的な事も何でも話す。
・音楽室のピアノ:真夜中にピアノが勝手に鳴る。ついでにモーツァルトなどの肖像の目が光る。どうやら、ピアニストの幽霊が憑いているらしく、好き勝手に演奏するのだが、時々間違えると肖像画の作曲者に怒られる。また、褒めると喜ぶが、貶すと怒り、ネズミに襲われる。
・体育館の幽霊:夜になるとバスケのドリブルする子供の幽霊がいる。自分の頭でドリブルをしている。デュラハンの一種。童子の事を怖がっているのか、彼が近づくと隠れる。
・人体模型と骨格標本:夜中に走り回る。仲がいいらしく、片方を見つけたらもう一人も近くにいる。
・踊り場の合わせ鏡:真夜中に特別棟の二階の階段の踊り場に合わせ鏡が現れる。それに10秒以上映っていると、中に吸い込まれ、鏡の世界に閉じ込められる。
・二宮金次郎と校長の銅像:夜中に校庭を歩きまわる。仲があまり良くないのか、セットで語られる割に一緒にはいない。




