ヴァンパイアブラット
「ヴァンパイアブラット」
名前はドイツ語で。ファンタジーの冒険もの?
ちょっと、しっかりしなさいよ!まだ10mも歩いてないじゃない!!・・・え?昼だから無理?何言ってるのよ、アナタ夜は眠いからいや、っていってたじゃない!!そんな事いってると、いつまでたっても出発できないでしょ。ほら、速く!!
ヴィンツェンツ=ハーラルト=フォン=ルートヴィッヒ(Vinzenz/Harald/von/Ludwig) ヴィント、ドライツェーナー
ヴィンター=フォン=ヴァルトフォーゲル(Vinter/von/Waldvogel) *普段なのるフルネーム
外見:普段は黒髪に明るい茶色の瞳をしているが、覚醒モード時は銀髪に血の様な紅色の目になる。大抵は黒いマントをはおっている。翼は髪と同じ色。
吸血鬼一族の中でも原種に近く、潜在能力も高いので、将来は族長になると目されている…が、本人はやる気がない。故に長老(現族長)に修行してこい、と放り出された。
聖水も十字架も日光もニンニクも効かないが、(弱点に関しては、銀や白木で心臓を貫かれると死ぬ)日光を理由にサボろうとすることも多い。銀でつけられた傷はなかなか治らない。普段やる気がないのは、やる気を出すと大抵の事が簡単に片付いてしまうから、らしい。血は嫌い。常識など存在しない。
血を飲むと半強制的に覚醒モード(やる気の出ている状態)になる。甘味好き。
普段は丁寧な口調をしているが、気持ちが高ぶると乱暴な言葉やスラングも言う。
アーデルハイト=エーベルヴァイン(Adelheid/Eberwein) アデル
外見:アッシュブロンドに琥珀色の瞳の持ち主。
何故かヴィントの旅についていくと言い出した少女。どうやら何か企んでいるらしい。年頃の少女らしく、美やら宝石やらに興味があるようだ。
押しが強く、行動的。また、騒動に自ら首を突っ込んで巻き込まれてその上騒動を二倍も三倍も大きくするタイプ。要するにトラブルメイカー。
人間にしては魔力の高い方。とはいえ、それを扱う術を身につけていない。
姉の名前はハイデマリー(Heidemarie)。マリーと呼ぶ。
ディートヘルム=バウムガルト(Diethelm/Baumgart) ディース
外見:ストロベリーブロンド(赤みの金髪)に青い瞳。シンプルな服装をこのむ。
アデルに引っ張られてヴィントの旅についていくことになった少年。アデルとは幼馴染。
気弱で押しに弱いが、状況に対する適応力は高い。
普段は少女の押しで押し切られがちだが、大事なところでは踏みとどまる。むしろ、言葉巧みに誘導して自分の望む方向へ持っていくこともある、隠れ黒キャラ。
リーシェント=ディ=ヴィンツァート(Liezhent/di/Winzhert) シェンナ
外見:体から植物の生えた羊のような姿をしている。普段は隠しているが、コウモリの様な翼も持っている。金目。
使い魔。通称のシェンナで呼ばれる事が多い。ヴィントに一人旅させるのは流石に色々な意味でヤバイだろう、ということで長老からお目付け役として同行を命じられた。ヴィントの事は名前ではなく”ⅩⅢ世(ドライツェーナー/Dreizehner)”と呼ぶ。
生真面目な苦労人。過剰なほどに丁寧な言葉遣いで喋る。
・長老の事はⅩ世(ツェーナー/Zehner)と呼ぶ。ⅩⅠ世(エルファー/Elfer)、ⅩⅡ世(ツヴェルファー/Zwölfer
)と呼ばれる存在もいるらしい。
・名前について:吸血鬼をはじめとする魔物にとって名というものはかなり重要で、自分より上位の者に名を呼ばれる(真名でなくとも)従わざるをえない。ある程度なら、自分より下位だったり同位ぐらいの者でも真名を呼ばれれば従わざるをえない。自分が相手の位が著しく遠い場合、真名を呼ぶと位の低いほうは消滅することがある。
・吸血鬼は原種と傍種にわけられる。原種は元から吸血鬼として生まれた者で、傍種は後天的に吸血鬼に変わった者。相手を吸血鬼化できるのは原種のみで、傍種がそれをしようとすると相手は不完全な吸血鬼になる。
・不老不死ではなく、老化がとても緩やかで、且つとても長命なだけ。肉体的にはとても丈夫で、簡単には傷がつかないが、その代わり自然治癒は遅い。ただし、そんな傷でも最終的には治る。また、吸血することで一時的に自然治癒力を含む身体能力が上昇する。
・吸血することが一番栄養をとる上で効率がいいというだけで、生きていくだけなら吸血をする必要は無い。ただし、吸血鬼特有の能力を使おうと思えば、血を飲む必要がある。吸血行為は一種の愛情表現でもある。
・原種の弱点は銀の攻撃が効きやすいことくらい。傍種はそれに加えて原種より吸血衝動が強いこと、日の光が(耐えられないわけではないが)苦手、心臓・脳など重要な臓器は治せないことなど。グールになると日の光は耐えられず、防御力が低い代わりに異常に自己治癒力が高い。そのため、変な回復の仕方をして醜い姿になることが在る。
・吸血鬼が相手に自分の血を飲ませることで相手を吸血鬼化することができる。
・吸血相手の性別とか血液型とかは好みの問題。大抵偏食傾向が在る。
・変身(コウモリ・霧など)、催眠、魔術の行使などの能力を持つ。
・人と吸血鬼のハーフは大抵昼は人、夜は吸血鬼になる。また、その影響で体の成長が遅くなったり、普通の人より寿命が長くなる。
・闇の眷属とされる生き物は大抵従わせることが出来る。
・基本として他の生き物を餌としか思ってないことが多い。その上で劣る存在であるそれらを優秀な存在である自分達が導いていかなければならないと思っている。
・エクソシストは敵だが、原種に勝てるエクソシストはそうはいない。傍種はわりと強さがまちまちなので何ともいえない。
・棺桶で眠るのは本人の趣味。ハンモックやベッドで眠る者もいる。
・原種はその土地に縛られている事が多く、他の土地へ行く時は自分の土地の土を持参したりする。逆に傍種は放浪するものも多い。
・基本的に山より高く、海より深いプライドを持っている事が多い。
・夜の方が(闇の中の方が)強い力を発揮することが出来る。そのためか、夜型生活を送っている者が多い。傍種の場合、ただ単に日が苦手ということもある。




