24th 幼なじみ(魔王幼女 宮之ゆずイメージ詩)
24th 幼なじみ(魔王幼女 宮之ゆずイメージ詩)
詩:遍駆 羽御
数え切れない日々を過ごして 君と僕は離れられない絆を手にした
花びら 数えるように費やされるゆっくりとした日々が 微睡みの如く
君は性さえも越えた艶やかさを朱い着物に託し 仄かな微笑みで僕の心を包み込んだ
もしも 鉄よりも固い絆が綻びるのならば 僕は補強し続けよう
君が好きだから 心も 身体も 過去も 現在も そして・・・・・・未来も
走りアイ 紡いできた記憶から結論した恋の在処を君に伝えた処で
夕焼けに染まる横顔が曇るだけだろうね
誤解するだろうね 僕も好きだよってお人好しな心を全面に華やかせて
想像通りだって解るからこそ 苦しいんだ 胸が痛い・・・・・・
君と僕は同じ性別に生きる親友だからこそ この想いは生じたのに・・・・・・
この心は完全に君と混ざりあうことはない
水面に波紋が生じた 君の傍に現れた悲しみの雨を降らせるだけの少女
泣かないで 大丈夫だから その子にいたわりの言葉を君が掛ける度
ざわめく水 燦めきが霞んでいくよ 君と言う太陽の熱が離れていくよ・・・・・・行かないで
震える手で 太陽がワレモノのように 伸ばした手
触れた瞬間 拒絶されるだろう君の夜闇に照らされた令嬢のような白色
そんな儚さと僕の未来を重ねること幾千回 浮かび上がるのは君とその子
その二人を羨む僕
もしも 鉄よりも固い絆が綻びるのならば 僕は補強し続けよう
君が好きだから 心も 身体も 過去も 現在も そして・・・・・・未来も
産まれた瞬間からそれは自分の中での掟
当たり前のことがこんなにも辛い!
走りアイ 紡いできた記憶から結論した恋の在処を君に伝えた処で
夕焼けに染まる横顔が曇るだけだろうね
誤解するだろうね 僕も好きだよってお人好しな心を全面に華やかせて
想像通りだって解るからこそ 苦しいんだ 胸が痛い・・・・・・
君と僕は同じ性別に生きる親友だからこそ この想いは生じたのに・・・・・・
この心は完全に君と混ざりあうことはない
僕はきっと どんな未来でも太陽に手を伸ばし続けるのだろう
いつまでも
触れられず
それでも 最期は幸福な人生だったって言えるのだろう