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ELYSION  作者: 秋風スノン
第4章 正義の境界
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第66話『復讐者』

 AHOU隊の三人が逃げ出したことはレオンドール王の耳にも届いており、城内は騒ぎになっている。

 既に城中にレオンドールの本隊が配置され、何百人もの兵士が追跡にあたっていた。


 三人は城壁から落ちないよう、慎重に手足を動かす。

 ジークの髪型のせいもあり、カサカサのショッカク虫のようにも見えるのは気のせいだろうか。


「……増えてる」

 

 金色で塗り固められた城壁を伝い、塔の屋根によじ登ったジークは、うつ伏せになり自分達を探す兵士を観察しながら首元のマフラーを巻きなおした。


「この分だと、もう地下水路は使えねぇ。他の逃げ道を探さねぇとな」


 レイズは体力がなく、おそらく二人よりも疲れていたが弱音は吐かない。


 彼は慎重に屋根の斜面を下りながら、頭の中にある城の見取り図を思い浮かべる。

 

 今、三人がいるこの場所は、裁判が行われた広間から離れた所にある、王や貴族達の居室の上だ。


「日が暮れる」


 静かにそう言ったリズは、眩しそうに瞳を細める。

 空を見上げれば、頭の上にある太陽は少し傾きかけていた。


「行こう、二人を探すんだ」

 

 そう言ったジークが足を踏み出した所で、足元がミシミシ……と音を立てた。



 ――――


 純度の高い金で造られた、壁掛け時計の針が規則正しく音を鳴らす。

 一秒ずつ進むたびに、その時が来たのだと告げる。

 

 祈りの時間は終わりだ。――心臓の音は、やけに静かだった。


 昼食を終えた世界の王レオンドールは、いつものように居室へ戻り少し休む。

 この時ばかりは、護衛の兵士や貴族は彼の側から離れる。


 忙しさの合間を見てのこの時間が、レオンドールにとっては何物にも代えがたい幸福だった。

 例え、捕らえていた罪人が逃げ出そうとも休息の邪魔はさせない。

 

 女神エリュシオンの加護に守られた自分は、何者であっても傷つけることは出来ないという(おご)りがあるからだ。


 いつものように人払いを済ませ居室へ入る。

 だが、明かりが灯っているはずの部屋は薄暗かった。

 不審に思いながらもドアを閉めると、足元に張ってあった透明な細い糸が足に絡んだ。


 レオンドールが足元に意識を向けたその時、潜んでいた復讐者が牙を剥く。

 

 薄闇の中から気配もなく後ろに忍び寄り、主人であるレオンドールの肉付きのいい太い首に銀の刃を這わせ、一気に引き裂いた。


 手ごたえはある。骨まで達するほど深く切り裂いた。

 

 意識を研ぎ澄ませたハーヴェンは、アインローズ特有のハンターグリーンの目を鋭く見開き、浅い息を吐き出した。


 この男さえいなければ、亜人は自由になれるのだ。

 この男さえいなければ、自分のような亜人奴隷はいなかった。

 ふつふつと腹の底で(うごめ)く感情は拭いようのない憎しみだ。


「……お前がっ、お前さえいなければ……!」


 赤く血が滴るナイフを握り、感情に任せ、倒れ込んだレオンドールへ何度も振り下ろす。

 

 最初はこの男に亜人の王を手にかけさせ、一番屈辱的な死を与えたかった。


 例え、レオンドールが負けて殺されても望み通りだと――。

 

 その為には何だってやって来た。

 亜人を守れるのなら、と歯を食いしばり耐え続けた。

 

 だが、約束は果たされず同胞を守り切れなかった。


 騙されていると気付かず、何のために未来を夢見た同胞を率いて、あの亜人区画で犠牲を出してまで戦ったのか。

 

 守り切れなかった悔しさと申し訳なさで、全身の血が煮えたぎる。


 ここまで来るのに、数え切れないくらい大切なモノを捨てた。


 脳裏に、今までに見た亜人達の涙が浮かぶ。


 種を差別し、迫害と侵略を重ねたこの男を、自分の全てを投げ打ってでも、殺したかった。

 

 その為なら世界など、自分の命など、どうなっても構わない。


 ハーヴェンは、無心で刃を突き刺す。

 何度も、何度も何度も! 奴が動かなくなっても腕を止めなかった。


 気付けば、辺りにはレオンドールの血が飛び散り、彼の趣味である金色の絨毯や家具が赤黒く汚れていた。


 静寂が響く。まだ新しい血の臭いが辺りに漂う中――。

 

「……」


 息を切らせ目を見開いたまま、辺りを見渡したハーヴェンは、胸の中にじわじわと浮かんできた感情を噛みしめるようにナイフの刃を見つめる。


 赤く染まった銀の刃には、目を見開いて薄く笑う、恐ろしい復讐者となった自分の顔が映っていた。

 

 この手で終わらせたレオンドールの肩を掴み、顔を見ようとしたその時――。


 不意に異様な気配がし、暗い部屋を雷光(らいこう)が照らす。

 視界の端で見えた光に反応する間もなく、横からの衝撃を受けて意識が遠のいた。

 

 壁に叩きつけられ落ちた所で、痛みは遅れて襲い掛かり、ようやく何が起きているのか気付く。


「ふぅむ、やはりお前か。アインローズ」


 金のカーテンの隙間から、僅かに差し込む光を浴びてゆらりと姿を現したのは、確かに殺したはずのレオンドール王。


 世界に祝福されたような王は、傷一つ負わず平然とハーヴェンを睨みつける。

 その傲慢な人間王の傍には、血まみれになった似た姿の男が倒れていた。


「やれやれ、飼い犬に手を噛まれるとは……」

 

 レオンドールは、男の息があるのを確認すると両手を鳴らして人を呼び、男の服の下に張り巡らせていた雷の魔力の鎧を解いた。


「レオンドール……」

 

 ハーヴェンは人間の王を睨み据える。

 ――奇襲が読まれていた、と気付いたが遅い。


 女神エリュシオンが最初に与えたとされる、レオンドールの家系魔法は高温で放つ(いかづち)

 

 白い稲妻を自在に操る事により、身代わりの男の体に魔力の防御壁を作り、刃を深くまで通さなかったのだろう。


 偽物ならば意味はない。

 騒ぎを聞きつけた兵士や貴族の声が聞こえる。囲まれてしまえば勝ち目はない。


「……ッ!」


 ハーヴェンは咄嗟に身を低くし、すぐにその場を離れて壁を這う雷の線を躱す。

 

「お前は奴隷として評価していたのだがな……」


 声高に語るレオンドールが天に腕をかざせば、宙に白い紋章が浮かび上がる。

 淡い金色の円の周りを小さな雷が走り、(とど)めきれない魔力が溢れて天井に衝撃波が放たれる。


 魔力が通う紋章は強い光を放ち、術者の声に従い風を巻き起こす。


「閃光響くは女神の怒り、雷鳴よ轟け!」


 レオンドールが女神の祈りの最後の一節を唱えると、蓄積された魔力が放電され、身構えるハーヴェンに向けて鋭い稲妻が襲い掛かった。


 連続して立て続けに放たれる魔力の制裁。ハーヴェンは反射的に身をひねり、ギリギリで稲妻を躱した。

 僅かな反撃を狙い、毒を塗ったナイフを投げるが魔力の防御壁で防がれてしまう。


 一発でも喰らえば体中に魔力が回り動けなくなる。そうなれば待つのは死だ。

 

 それでもハーヴェンは退かない。もし、ここで自分が死んでしまったとしても、かまわない。

 必ず、この男を殺すと決めたのだから。

 

「お前は……お前だけは許さねぇっ!」


 爆発する感情を叫び、力の限り反撃に出る。狙うは一点、レオンドールの心臓。

 

 銀のナイフを口に咥え、大きく足を踏み出したハーヴェンは、両手袋の中に仕込んでいた透明な糸を引き出し、真っ直ぐ前だけを見つめ駆けだした。


 額に魔法の閃光が掠った。血が噴き出す、流れた血で片目が潰れてしまおうとも立ち止まらない。

 

 アインローズの頑強さを武器に、捨て身でレオンドールの懐に入り込むと、男の太い腕に糸を絡ませたが、思うように力が入らず切断は出来ない。


 一瞬だ、一瞬でも動きを封じられたらいい。

 この一瞬に賭け、右手に持ち替えた刃を胸に突き立てようと振りかぶった。


 あと少しでこの怒りが届く、そう思った瞬間――。


 ……視界が暗闇に包まれた。


 レオンドールの声と音を聞きつけやって来た貴族の男は、王に牙を剥いた亜人奴隷へ魔力の矢を放った。

 それは、己の境遇を恨み、憎む哀れな復讐者の腹を貫いた。


「…………!」 


 ハーヴェンは、冷たい床に叩きつけられ、横たわったまま視点を動かせなかった。

 腹が熱く、どろりとしたものが流れていく。痛みと臭いでわかる、血だ。


 あともう少しでレオンドールへ復讐が果たせそうだった。なのに、体は言う事を聞かず指一本動かせない。


 (かす)んでいく視界の中に、レオンドールの醜悪な笑みが浮かぶ。

 足音が大きくなり、喧騒と金属の擦れる音が聞こえる。

 

 ああ……ああ、なんで、ここまで来て……なんで…………。

 ハーヴェンが心の中でそう呟くと、これまで裏切って来た人間達の顔が浮かんだ。


 どれも走馬灯にしては雑なものだったけれど、ただひとつ。

 ジークと仲間達の顔は鮮やかで色褪せなかった。その中には、自ら陥れたシャオロンもいた。


「役立たずの奴隷などいらんな」


 レオンドールは守護獣として扱っていたハーヴェンに背を向けると、小声で呪文を唱えた。

 家系魔法を象徴する金色の文字が宙に浮かび、ハーヴェンの首元の奴隷印に何かを刻んでいく。


 もう、抵抗する力もなくなってしまったハーヴェンの周りを兵士達が取り囲み、かろうじて息をするだけになってしまったその体に触れようとしたその時。


「ちょっと待ったァー!」


 どこからか叫ぶ声と同時に、バキッと何かが割れる音がし、天井からコール部隊の制服を着た下半身が突き出してきた。

 

 謎の下半身が登場した場所は、先ほどレオンドールが衝撃波をぶつけた箇所だ。

 

 ジークは、ちょうどこの部屋の上を通りがかった時に、衝撃波で崩れかけた所を踏んで落ちたのだが、微妙な所で引っかかってしまっていた。


 最高のタイミングで登場しただけに、あまりにも残念な光景である。

 

「誰だっ!」

「俺の顔を見て分かるだろ!」

 

 レオンドールは天井を見上げ、クワッと顔を険しくし大声を上げるが、会話をしている相手はジークの下半身である。

 

 下半身は足をバタつかせながら必死に声を張り上げる。


「やめろ! そいつに何かしたら承知しないからな!!」


 何やら勇ましい事を言っているが、所詮は下半身である(?)。

 下半身は、そのうち「抜けないんだぞ! 助けてくれ、そう頭を押し込ん……いででで!」と苦しげな声を上げ、ようやく部屋の中に落ちて来た。


「いだだ……ひどい目にあったんだぞ…………」


 ジークは背中を強打してしまい、半泣きになりながらもすぐに立ち上がる。

 

「アホみたいな登場すんな、バカ!」

「リズは頑張って押し込んだ」

 

 その後ろに、天井から降りて来たルークの双子がツッコミをいれる。


「まさか……わざわざ、この亜人の為に戻って来たというのか……?」


 怒りを抑えるレオンドールは、ジークに目をやると問いかけた。


「それ以外に用はない!」


 ジークはハッキリとそう言い返すと、倒れているハツに駆け寄り、彼の腕に首を回して担いだ。

 

「何をしている、すぐに捕らえよ!」


 レオンドールの鋭い声が響く。エリュシオン傭兵団の兵士達が四人に向けて一斉に襲い掛かる。


「何か、この狭い部屋のわりにはぎっちぎちに押し寄せて来てるんだぞ。彼らの方がショッカク虫じゃないかい?」

 

 だが、ジークは怯まない。不敵に笑いながら冗談を飛ばす。

 

「のんきに話してる場合じゃねぇ! 逃げるぞ!」

 

 冷や汗交じりのレイズは、ハツのもう片方の肩に首を回して走り出す。

 

「氷の(かなで)、女神の祈り集え!」


 先を走るリズが短い詠唱を終わらせ、前を阻む敵を魔力の双剣で薙ぎ払っていく。

 敵の足元に青い魔法陣が咲き、冷気と共に氷の結晶が舞う。身構える間もなく地面から鋭い氷の槍が突き出した。


 部屋中を覆う冷気に敵が怯んだ隙に、ジークとレイズはハツを連れて出ていく。

 

「何故だ……!」

 

 氷が膝に突き刺さり、身動きが取れないレオンドールは、逃げていくジークの背中に向けて問いかけた。


「貴様は、人間でありながら何故亜人の味方をした⁉ ロディオールに脅されたか!」


「……いいえ…………」

 

 ジークは一度だけ立ち止まり首を振ると、人の王の顔を見ずに凛として言い切った。

 

「いいえ! 俺は、人間と亜人が幸せに暮らせる世界が見たい。自分自身の心に従ったまでです!」

 

 絶対に自分の決めた事を曲げない眼差しは強く、それゆえ折れない。


「あと、それと……」

 

 そして大きく息を吸うと、この場に居る誰もに聞こえるように腹の底から声を張り上げる。


「ハツはお前の奴隷じゃない! 仲間だっ!!」


 ジークは、言いたい事は言った! と鼻息荒く再び走り出した。


「…………」 

 

 ハツは、朦朧とする意識の中でこの声を聞いていた。


 

「……ッ、はぁ、はぁ…………」

 

 息を切らせ剣を振るうリズは、相手を殺さないように加減をして道を開いていく。

 

 だが、どれだけリズの実力があろうとも数にはかなわない。

 前を阻む敵は増えていき、体力は削れていくばかりだ。


 向かって来た魔法使いの肩を斬った時、目の前に立ちはだかる相手に気付き足を止めた。


 こちらを見つめる二人の青年と目が合う。赤く燃える炎を象徴する彼らの髪色は間違えるはずもない。


「エリオ……兄さん⁉ と、フラクタ……!」


 レイズは立ち止まると後ろを振り返り、追手と兄とを交互に見る。

 ここでこの二人が出てくるのは予想外だった。だが、引き下がるわけにはいかない。


「強引に行くしかないんだぞ!」

 

 ジークが前に進もうと身を乗り出すと、突然、レイズがその場で立ち止まった。


「レイズ……」


 ジークはレイズの決意した顔を見ると、何も言えず足を止める。

 レイズは深く頭を下げると口を開いた。

 

「……エリオ兄さん、迷惑をかけてすみません。でも、俺は行きます。仲間の為に、何より自分の為に……!」


 そう言い切った頬に鋭いモノが掠っていった。背後で悲鳴が上がる。

 だが、レイズは目を見開いたまま動かなかった。


「おお、これは困ったな。仕事の疲労がたまっているのか、いまいち手元が狂うな……」


 愛用の武器である鋭い(きり)を指で遊ばせるエリオは、白々しく演技がかったそぶりを見せ、優雅に微笑んだ。


「エリオ兄さん……ここを通りたい」


 リズは不安げに眉を下げ、兄に呼びかける。


「フラクタ、私は弟達を捕まえねばならん。だが、攻撃が当たらないな? どうしたらいいだろうか?」


 エリオは答えない。言葉の代わりに次々と錐を投げるが、狙いは外れて後ろの追手に突き刺さっていく。


 その度に、困惑したように肩をすくめる。

 

「そうですかねぇ? なら、この我こそも最近は肩こりが酷くてですねぇ!」


 気味の悪い薄ら笑いを浮かべたフラクタは、魔力の通った鞭を振るうが、ジークの横を過ぎていく。


「な、何とか避けられた……?」


 困惑しているジークはハツをかばおうと身構えていたが、何かに気づいたリズは、何も言わず剣を下ろし歩みを進める。

 顔を上げたレイズも同じく、兄達と目を合わせずに進み、ジークも付いていく。

 

「ふむ、狙いが定まらないのだから仕方ないな」

 

 不思議そうに首を傾げるエリオは、狙いを定めて錐を投げるが、いくら投げても四人には当たらない。

 

 当たらない? 違う、エリオはそもそも狙っていないのだ。

 二人はもう気付いていた。エリオやフラクタがわざと狙いを外していることを。


 信頼を絆としたこの行動に言葉はいらない。

 エリオは攻撃を止めず、すれ違いざまにいつもの彼に似合わないとぼけた声を上げる。


「そうだ、フラクタ。我らが任された亜人の王の処刑の日取りはどうだったかな? 忘れてしまった!」


「……六日後の旧亜人戦争の決戦跡地、月の塔でしたかねぇ」


 あまりにヘタな演技に、フラクタは思わず吹き出してしまう。

 不器用で優しい彼らなりの背中の押し方なのだ。ここまで来たらさすがのジークも気付いてニヤついてしまった。

 

 だが、エリオはあくまで大きな独り言を続ける。


「ふむ、そうか。それと、レオンドール王は各地に捕らえてある亜人奴隷を集めるとも言っていたな? なにやらすぐに処刑出来ぬ理由があるようだが……なるほど、彼らの目の前で王を処刑させるのだな?」


 弟達を送りだす為に武器を振るい、心地よい低音で他言が許されない機密をいともたやすく話す。


「なんにせよ、無抵抗の者たちに深い絶望を与える手段としては実に賢く、かの金王(きんおう)の腹のように傲慢かつ悠長な話だ」


 全ては、エリオが勝手に話す大きな独り言だ。


「なに、私とした事がうっかり口に出してしまったな。いや、一族での情報共有は重要なのでかまわんな」


「……ッ」


 『一族』という言葉にレイズは目頭が熱くなっていく。こんなに迷惑をかけてしまったにも関わらず、兄はまだ自分と片割れを家族だと思ってくれていたのだ。


 振り返るな、ジークと協力してハツを安全な場所へ連れて行く事が先だ。

 込み上げて来た涙を堪え、レイズは仲間と共に駆けだした。

 

 エリオもまた、去っていく弟達を振り返らず、どこまでも優しく微笑む。


「行きなさい。お前達は私の自慢の子だ」


 この言葉こそが、エリオ・ルークの本心だった。


 二人の協力により、ジークと仲間たちが混戦を逃げ切って辿り着いたのは、レオンドール城の端にある古びた塔の屋根の上だった。

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