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ELYSION  作者: 秋風スノン
第4章 正義の境界
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第48話『女神の制約』

「……ん? 普通は四日かかる距離を今日中にって……」

 

 ベレット村を出て数分後。

 緑の草原が広がる大地を踏みしめたジークは、今さらあることに気が付いてしまった。


「もしかして絶対無理、じゃないかい? そもそも、ガリアンルースがどこにあるのか知らないし……」

 

 そう言って恐る恐る仲間達を振り返ると、胸の前で腕を組んだレイズが溜息をつく。


「知らねぇのに飛び出して来たのかよ……」

 

 近くを流れる川は穏やかで、心の中の焦りと絶望を(なぐさ)めてくれるかのよう。

 

「まぁ、普通に考えて無理さな」

「無理だネ」


 ハツとシャオロンも諦め半分、開き直って歩いている。


「はあ、どうしよう……リズ、空を飛ぶ魔法とかないのかい……?」

 

 ジークはしなびた野菜のように項垂(うなだ)れると、川を覗き込んでいたリズに頼る。


 突然話を振られたリズは驚くでもなく、ジークを見て数秒の間を置くとポツリと答えた。

 

「……魔法はとても難しい」


「へ?」

「魔法は何でもできるわけじゃない」


 その何ともざっくりとした答えに目が点になるジーク。

 リズは意味が分かっていないジークを置いて、川を泳ぐ魚の群れを眺めていた。

 どうにも、今は魚を眺めていたいらしい。


「何かほかに手段が……そうだ、シャオロン! 俺達を運んでくれないかい? 君が走れば早いんだぞ!」


 魔法がダメなら、身体能力が高い亜人のシャオロンに運んでもらおう! とジークは思いつく。

 

「イイね、やっちゃおうカナ!」


 シャオロンはシャオロンでノリ気で、両手に何人まで担げるかの想像をしている。

 

 だが、小柄な少年が自分よりも大きな四人を荷物のように運ぶ姿は軽くホラーだ。


「やめろ、ここからガリアンルースまでどんだけ遠いと思ってんだ。それこそ、空でも飛ばねぇと無理だろ……なぁ? シャオロンさん?」


 レイズは、皮肉たっぷりな質問をシャオロンに投げる。


「ウン、僕はただの野良亜人(ノラ)だから無理ダヨ! それより、魔法も大したことないんだネ! 飛べないなんて残念だナー」

 

 対して、シャオロンはニッコリと満面の笑みを浮かべて皮肉を流す。

 水面下で繰り広げられる腹の中の探り合いだ……。


「なんか、あそこだけ空気感が違うんだぞ……」


 ジークは真顔でそう呟いた。

 

「ガリアンルースは、西のミラナで最大の産業都市さ。場所はちょうど、この川を下ったところにあるセニア湖のほとりさな」

 

 そんな二人を放っておいて、ハツはジークに声をかける。

 機工都市ガリアンルースは、製鉄などの産業がさかんな街なので水辺にないといけないのだ。


「そうか、じゃあ何か川を下る方法があれば――……」


 ジークがそう言って、ぼんやりと川を眺めていると、目の前を大きな丸太にしがみ付く美青年が流れて来た。

 そして、それを追う金髪の美少女が泳いで追いつき、二人はAHOU隊に目もくれず愛おしげに抱き合っていた。


 助けを求める事もせず流されていくのに違和感を覚える。

 

 そして二人とも目を見張るほどの美形で、ゆるい流れの川を悲壮感丸出しで流れていくのがこれまたシュールだ。


 だが、どこか様子がおかしい。

 抱き合う二人の顔面が縦に割れ、恐ろしい牙と舌が覗いたのを見逃さなかった。


「……あれは……!」


 ジークは大鎌(フィア)を手に取ると丸太を追う。


「……ああ、奇遇だな。あれだけ大きい丸太は使える!」


「その前にアレをどうにかするさな」


 レイズも言い合いをやめて魔銃を握り、ハツもきつく目を細める。

 大鎌をひと振りし、男女へと向けたジークは迷わず走り出した。


 特徴的な前髪とマフラーを振り乱して襲い掛かる姿は、まさしく夜叉(やしゃ)のよう。


「俺達がこんなに苦労してるっていうのにっ! 何をイチャコラしてるんだい⁉ ピチピチアベックは許せないんだぞ!」



「ちげぇだろ! あれはフェアリーゴレイヌ! 魔物だろ! ピチピチアベックって何語だよ!」

 

 直後、レイズによってマフラーを引っ張られ、勢い余ってビタン! と地面に叩きつけられる。


 余談だが、フェアリーゴレイヌとは素早く襲い掛かり頭部に隠れた口で人を食らう、人間とそっくりな見た目をしている魔物だ。


「酷いんだぞ! 魔物だとしても、こんな理不尽! 許されない!」


 焦りと絶望で我を忘れているのか、ジークはうつ伏せに転んだまま両手足をシャカシャカと動かしている。

 

「エ、ショッカク虫みたいで気持ち(わる)ッ……」


 ギョッとしたシャオロンは本気で引いていた。

 

 その間にリズが水の刃でフェアリーゴレイヌの首を()ね、ハツが武器である糸を操り、三人がかりで大きな丸太を引き上げると、人間とそっくりな足元に白く丸いものが見えた。


 フェアリーゴレイヌの本体は球根なので叩くなら今だ。


「ほっ! ハイ、とれタヨ!」

 

 シャオロンが持ち前の怪力でフェアリーゴレイヌの頭を掴んで持ち上げ、レイズが見事に本体を撃ち抜いた。


「みんな、すごいぞ……!」

 

 仲間たちの連携であっという間に魔物を倒したというのに、やる気のないジークは未だ地面に寝ている。


「戦えや、お前は何をしてんだよ!」


「だって、もう無駄なんだぞ……」


 レイズに怒鳴られても起きる気がしない。


 もう、どうあっても間に合わない上に、目の前で魔物のカップルを見せつけられてしまい、ショックで立ち上がれないのだ。

 

 滲む視界、ジークはここで諦めてしまうのか……。

 

「ああ……この川の先にガリアンルースがあるなら、せめて船があれば……」


 そうぼやいた所で丸太が目に入り、ジークは目を見開く。

 ないなら作ればいいのだ!


「そうだ、船を作ろう! それで、この川を下って行こう!」


「それ以外に何があんだよ! お前、マジで!」


 勢いよく起き上がったジークにレイズのツッコミが入る。

 顔を上げれば、すでに作業は始まっているようでハツはオールの代わりになる木の棒を拾ってきていた。


「俺はただ、イチャコラ・ピチピチカップルが憎かっただけだ!」

 

 声高々に胸を張るジークは、単純にフェアリーゴレイヌのカップルが(ねた)ましかったのだった……。

 


 ジークがそうしている間にも作業は進む。

 シャオロンは全員が入れる穴を拳でくり抜き、リズは魚の観察を続けている。


「ん? そのまま丸太にまたがっちゃダメかい?」


 丁寧に人数分の穴を開ける様子を見ていたジークがそう言うと、すかさずレイズが殴りツッコミを入れてくる。

 

「んなことして、丸太が回転したら全員そろって滑り落ちるだろうが」

 

 丸太が回転すると同時に川に落ちていく(さま)は、もはやお決まりのコメディだ。


「そんなこと……ぶっ!」

 

 ジークは、全員で丸太に掴まってクルクルと回っている姿を想像し、あまりの面白さに吹き出してしまった。


「もう、お前何にもするなや!」


 レイズの血管は切れそうだ。


「……レイ!」

 

 そこで今まで魚を眺めていたリズが丸太に駆け寄り、無表情で言い放つ。


「大変、リズは少し乗ってみたい……!」

 

「いや、そうじゃねぇ! クソッ! そんな純粋な目で俺を見るな!」


 さすがにリズは殴れなかったのか、レイズは行き場のない拳を解いて悔しそうに片割れの頭を撫でた。

 レイズは、もはやツッコミキャラとして定着していた。

 

「アハハ! 相変わらず、ジークは面白いネェ」


 丸太に穴を開け終えたシャオロンは、フゥッと木屑を吹き飛ばして笑う。


「……」


 ハツは答えることなく、フェアリーゴレイヌの後始末をしていた。



 ――ともあれ、船は無事に出来上がり、五人はさっそく乗り込んだ。


「よし、出発! このまま川を下って、今日中に到着だ!」

 

 ジークは勢いよく腕を突き上げるとそう声を張り上げた。

 

 急ごしらえの丸太船は川を突き進む……。

 

 

 と思えば、アッサリ沈んでいく。

 この間、五秒。なんというオチだろうか。

 


「ちょ、ガボッ……これ、浮かないの予想外なんだけど!」

 

 危うく(おぼ)れかけながら船から脱出したジークは、濡れて張り付いてしまった前髪をかき上げる。

 辛うじて荷物は濡れないように出来たものの、これでは意味がない。

 当然だ。何の浮きも用意せずに五人分の体重は支えられないのだ。


「どう考えても浮力が足りないネェ……」


 シャオロンもびしょ濡れになったまま、間延びした声で言う。

 

「何か方法を探すんだぞ……」


 そう言ったジークが水面に目をやれば、ぼんやりと青い魔法陣が浮いている事に気付いた。


清廉(せいれん)なる水の流れに祈ります……」


 腰まで水に浸かった状態で目を閉じ、胸の前で両手を組んだリズがそう囁くと、水底から青い光が浮かび、大きな丸太船を包み込んでいった。


 信じられない事に、沈んでいたはずの丸太が命を宿したように浮き上がってきたのだ。

 リズはもう一度、丸太船に乗り込むと今度は両手を叩き鳴らした。


 すると風が流れ、水面にひときわ大きな波紋が広がったと同時に、リズの声に応えた水は動き出す。


「これで乗れる」


 そう言ってリズは自分の両頬を指で持ち上げ、無理やり笑顔を作った。

 これは無表情なリズなりの弾けんばかりの笑顔なのだろう。


「すごいぞ、リズ! ありがとう!」


 ジークがそう言って丸太船に乗り込めば、今度は不思議な浮力で沈まなかった。

 全員が乗り込んだ所で船は出発する。


「そういえば、これはどういう原理で動いているんだい?」


 水の勢いを生かして進む丸太を指さし、ジークはリズに訊ねた。


「魔法。リズは水と氷の魔法が得意で炎は扱えない」


 あっさりバッサリ完結的に答えたリズは、今度は頭上を飛ぶ鳥を眺めていた。

 好奇心旺盛というか、なんというか……つまり、リズが魔法で水を操っているというのだろう。

 

「レイズ……」


 ジークは、ぼそりとリズの片割れを呼んだ。

 

「聞く相手を間違えたな……いいだろう!」


 プッと嫌な笑い方をするレイズは、眼鏡の端を指で持ち上げると咳払いし、魔法が使えない三人を見下ろすように顔を傾けた。


「まず、魔法は女神様が一部の人間にだけ授けた『御力(オチカラ)』だというのは知っているな?」


「うん、それは知ってるぞ。一部っていうのが亜人戦争で手柄を立てた今の貴族だろ?」


 ジークがそう言うと、レイズ先生は頷く。


「そうだ。その魔法っていうのは一族の魂に刻まれた術、つまり秘術だ。女神は魔法が悪用されることを恐れ、一部の人間にしか魔法を与えなかったと言われている」

 

「どうしてだい? みんなが魔法を使えたらもっと便利なんじゃないのかい?」


 ジークは彼の言葉に首を(かし)げ、レイズは頭上を過ぎていく木々を避けながら言う。

 

「アホにしてはいい質問だ。女神の聖典には人間同士の争いを起こさないよう、魔法で世界のバランスをとっていると言われている」

 

 魔法は便利なものだが、貴族が一般民や奴隷よりも優位に立っているという証だ。

 その方法とは? と話を続けていくレイズは、何かを考えると仲間たちをジッと見た。

 

 そして微笑むと口を開いた。

 

「……魔法を与えられた一族は、女神(めがみ)制約(せいやく)が掛けられている」

 

 女神の制約とは、簡単に言えばルールだ。


 貴族が魔法を扱うためのルールがあるのを他の階級に知られてしまえば、彼らをよく思っていない人間はそこを突いてくるだろう。


 もし大きな戦争が起これば、今のホワイトランドの階級社会は終わる。

 

 争いを起こさないためにも、女神の制約のことは貴族間の秘密だったが、レイズは今の仲間を信じて話すことにした。

 

 それが、彼なりの信頼の証だから後悔はしない。


「女神の制約? 君タチの女神サマは怖いんだネェ?」


 女神をよく思っていないシャオロンは笑顔でいるが、どこか嘲りの笑みを浮かべている。


「……」

 

 女神さまラブのリズはジト目でシャオロンを見ている。

 それでも亜人の歴史を知っている以上、何も言わないつもりだ。


 ジークやレイズもそれがわかっているので言い返さない。

 

「……女神の制約とは、魔法を扱う魔力の正体が生命力であり、魔法を使うたびに少しずつ命を削っていくというものだ。通常は休めば回復する程度だが……」


 そこまで話したレイズは手を伸ばして頭上に垂れ下がる枝から葉をむしり取り、仲間たちに見えるように川の水をすくう。


「この葉が魔法使いの生命力だとし、水が魔法だとする」


 そう言ってレイズは葉っぱに溜まっていた水を捨て、もう一度同じようにする。


「魔法を使う度に、術者の生命力は削られていき……」

 

 最初はゆっくりと少しだけ水をすくい、何度も繰り返しながらすくう水の量を増やしていく。

 

 すると葉っぱは水の重さに耐えきれずしなり、すくった水が零れ落ちていった。


「これと同じように、持って生まれた限界以上の魔法を使おうとすれば……術者は死ぬ」


 わかりやすいように説明したレイズは、葉っぱを捨てるといつものように眼鏡の端を指で押し上げた。


 魔法を使う代わりに命を消費していくのは、まさしく女神から課せられた制約だ。


 これにより、人間が力を持ちすぎる事はない。

 

 これが本当なら、魔法使い達を使って世界のバランスを取っているというのも納得できる話だ。

 

 実際、レオンドール王を始めとしたルークや他の貴族たちも各地域を治めている。

 

 人が集まり、領主が居ればルールが出来る。

 そうして、街や村が出来上がって今のホワイトランドがあると言うものだ。

 

 

「だから、魔法の才能に恵まれた奴は生命力を燃やして高位の術を扱う事が出来るってわけだ」


 そこまで話したレイズは、才能に恵まなかった自分を(あわ)れむこともなく堂々としていた。


「確かに、そうかもしれないな!」


「それに、魔法は生命力を術へ変換させる方法にすぎない」

 

 ジークが関心していると、鳥の観察に飽きたリズが話に入ってきた。


「本当は魔法を使う時には、『今から女神さまの御力(オチカラ)を借ります』っていう意味がある呪文を言わないといけない。女神さまはとてもすごい!」


 そう言って空色の眼を輝かせているリズは、女神エリュシオンの話になると饒舌(じょうぜつ)になるのは変わらないようだ。


「詠唱って、君たちが何か言って魔法を使っているのなんて、見たことがないぞ?」

 

 ジークは言う。そう、ルークの二人は魔法を使う時に詠唱をしていない。

 確か、正体を隠していたリズがネクラーノンだった時に一度だけ詠唱をしていた気はするが。


「俺らは四大貴族の血筋で、他の下級貴族とは扱う魔法の属性が重ならないし、日常生活に使う程度の魔法は詠唱なしで扱える。魔法の才能とは、持って生まれた魔力の量と適正のことだからな」


 説明を終えたレイズが締めくくるようにそう言えば、リズも一緒に答える。

 

「ん。リズは詠唱をすればもっと強い高位の魔法が使えるけど、今まではそんな暇なかった。あとリズは女神さまにいつも感謝して、いつも聖典を持ち歩いている」


 口々にそう話す二人だが、暗殺と諜報が仕事のルークでは魔法の威力よりもスピードが重視されていたので、弱い威力のものを詠唱なしで使っていたという。


 体が弱く、魔法が使えないレイズはともかく、リズはそうだったのだろう。


 魔法について要約するとこうだ。


 ・女神は魔法使いに力を与える代わりに、制約を掛けることで人間同士の争いを抑えている。

 

 ・高位の魔法を使うには、それに見合う生命力の消費と呪文の詠唱をしなければならないが、ひとり一人に扱える魔法には限界があり、それを越えて扱おうとすると肉体が耐えきれずに死んでしまう。


 

「……へぇ、そうなんさか」

 

 ハツは長い木の枝を操り丸太船のバランスを取りながら、軽く流すような相槌(あいづち)を打つ。

 

「じゃあ、これからは俺たちが守るから存分に強い魔法を使っておくれよ!」

 

 ジークはそう言うと屈託なく笑った。


「バカか。いつもお前が一番に死にかけてるじゃねぇかよ……それに、女神のオチカラの話は他にもあってだな。例えば……」


 口では悪態をつくレイズだが、声にいつもの棘はない。

 

 そんな話をしながら、緩やかな川を下っていた丸太船は、やがて深い森の中に差し掛かる。

 

 川は二手に分かれており、木々が茂る緩やかな水路と、もう片方はゴツゴツした岩場が目立つ急流だ。

 

 水面に剥き出しの岩場が増えて来た所で、オール(木の棒)を操っていたハツが険しい顔をした。


「水の流れが変わったさ!」

「え? そうなのかい? じゃあ、もっと早く進むってことかい?」


 事態がわかっていないジークは嬉々として身を乗り出す。

 次の瞬間、船底に岩が当たり丸太船は大きく揺れる。


 それにより船体の向きが変わってしまい、急流の道へと吸い込まれるように進んでしまった。


「だぁぁあ! 何でだい⁉」

「お前が傾けたんだよ、バカ!」


 落ちないように必死にしがみ付くジークをぶん殴るレイズ。


「死ぬって、こういうこと?」

「アハハ! そうカモネ!」

 

 無表情で揺られているリズと、死んだ魚のような目で両手を叩いて爆笑しているシャオロン。


「今のでオールが流されちまった! しっかり掴まってろさァ!」

 

 そう声を張り上げたハツは岩にぶつかった時、オール代わりに使っていた木の棒を手放してしまっていた。


「……もしかして、絶体絶命かい?」


 こんな状況でジークはフヒッと笑い顔を引きつらせた。

 間もなく、急流が頼りない丸太船を襲う。


「お、おわぁあー!」


 鬱蒼(うっそう)とした森の中に、五人分の悲鳴が響いた。

 流れに飲まれてクルクルと回りながら急流に流されていく船は、無事にガリアンルースへ辿り着けるのだろうか……。

 

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