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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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76 仕事との関わり方を振り返って

 とまぁ、問題を仕組みだけで、上から解決しようとすると、大変ややこしいですね。広い視点も大いに結構ながら、もっと個人的な心がけの視点も外したくない。

 お金を稼ぐのは大変で、上手く使うのはとても難しい。今の私が上手にできてるとは思わないし、君も果たしてどうだろうか? ただ、もっと上手いやり方があるんじゃないだろうか? 金銭効率(コスパ)時間効率(タイパ)、労働の憂鬱(ゆううつ)さや消費の快楽に(とら)われることなく、自分の人生を自分のものにするために。君の心に『余裕(スラック)』を。そんな空理空論(スラックマネジメント)でありたいね。


 振り返って、避けがたい人間関係、仕事との関わり方について。

 AIの導入による自動化や、社会保障の充実など、仕組みによって解決に向かうことはできるようだ。けれど、私たちの気持ちを(ないがし)ろにして仕組みだけ整えても仕方ない。

 でも、それなら根性論だ、気持ちひとつで全てを何とか「しなきゃ」「いけない」……とか言い出してしまえば、あっという間に心から『余裕(スラック)』が消え失せる。義務感や束縛感はたやすく視野を(せば)め、解決を遠ざけてしまう。

 仕組みからでも心からでも、実はどっちでもいいんだ。なんだったら、どっちもやってしまえばいい。外からも内からも解決を図る。すると、問題に対してピントがズレなくてすむだろ? だったらそれが一番、手っ取り早いんじゃないかなぁと思います。


   †

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