38 ゲーム×前借り後払い<クレジット>
前話、前書きと後書きで本編の分量越えてましたね……これが衝動と躁鬱……。
あれほどやめろと言ったのに、チーズフォンデュ祭りを開催したらしい友人さんへ。
食パンのメーカーまで当ててくるとは。諸事情により書かなかったけど、書いてないことにも意味はある。星空のバイアス。
それはさておき、どう考えても3人前を超える分量で作ろうとしているみたいですが、誰か呼んだのでしょうか……?
では続いて、前借り後払いについて考えてみよう。
10年以上前の知り合いの話。クレカ払いにしてガチャ課金してたら80万円ほどの請求がきてびっくりした、というのを聞いたことがある。ちなみに残業代で払ったらしいよ。働き方改革以前の世界観って本当に怖いよなぁ。
というブラックジョークはさておいて、この手の話はコンプガチャ規制、景品表示法でいうところのカード合わせに該当するうんたらかんたら。ゲームのやり過ぎで借金まみれなんてのは、割と過去の話なのかもしれません。油断はできませんけどね。
昨今の状況では、時間の前借りについて考えてみた方がいいかもしれません。
現状のゲームは、モノというよりもサービスになっているものが多い。ストーリーものであれば、サービスが続く限り絶対に完結しない、次回へ続く型。あるいはゲームシステムであれば、毎日ちょっとずつキャラクターや強化設備などが育っていくインフレゲーム型。
モノではなくサービスになっているということは、事前にクリアに必要になる時間が分からないということです。土日の休みにこのゲームをクリアしよう! みたいなことができなくなっている。つまり、プレイ予定が立てにくい。
ここに計画性がないと、どんどん未攻略のゲームが積み重なっていき、1日のプレイ時間は増加の一途をたどり、『余裕』を完全に失ったところで止まります。
それでも別ゲーの広告は流れてくるし、ときに大きな外せない予定が入って、どうにもならなくなって一斉アンインストールとかね。
プレイヤー側にできることは、1日のプレイ時間を決めること、と言いたいんですが……これがなかなか難しい。サービス化されたゲームは、1日に何度も行動力消費をする形式が多く、累計プレイ時間の把握しにくい場合が多い。そういったものを2~3本並行でやったら訳が分からなくなります。なので、並行プレイするゲームの本数を決めておき、その中で一番割に合わないと感じるものから引退するのが合理的ではある。まぁ、それまでの課金額やプレイ時間、埋没費用的な意味で止めづらいとは思います。が、同じく埋没費用的な意味で、止めるなら早めに止めた方が楽です。付け加えるなら、『余裕』を失った状態で発作的に判断するより、前もって費用効率・時間効率を熟慮して判断した方が、まだ後腐れなく悔やまずにアンインストールできるのではないでしょうか。
クリエイター側にできるのは、宣伝と広告のところで触れたのと同じですね。広告に対して戦略を持ち、なるべくファンを囲い込むこと。あとはゲーム体験の量より質を重視して考えていくことぐらい?
いかんせん、現状でもゲームが大量に出回った上で、新作もどんどん提供されている状況そのものが手に負えない感あるんで、どうにも煮え切らないですね。
ただまぁ、外部から殴られる形で自粛させられる――なかなか言語的に矛盾してますが、そういうのって面白くないですからね。
おすすめゲームコーナーその3。
「分析採点JOYSOUND」
一応これもゲームかな? カラオケアプリ。Android版。
月額580円(年間パスなら月当たり500円を切る)で歌いたい放題楽しめる。初回1週間無料で誘ってくる、要注意なサブスクですね。
広告を見るだけでも1日3曲はプレイできますが、5種の項目点の合計がカラオケの得点になるのが分かるので、伸びしろが分かりやすく対策を取りやすい。また、分析採点の総評機能がなかなか的を射たことを言ってきて面白い。ちょっと不慣れな曲を歌うと、「ソウルは感じるが音程は守れ♪(超意訳)」みたいなことを言われてびっくりする。
曲数はなかなか。Sound Horizon/Linked Horizon好きとしては不満がなくもないが、歌詞も音も難解だからな。しゃーなし。流行り歌なら大体押さえられる。
あと、歌うまメダル機能……95点以上なら虹色が手に入るが、筆者が取れたのはひとつきり。カンザキイオリの「あの夏が飽和する feat.花譜」、一度きりながら96.068点……再現できずに苦戦するやつ。むぐぐ。




