546 「障害がある」を笑い飛ばす266
さて、それでは復讐代行の標的について考えてみようか。
基本的に、直接選ぶことはできない。
ただし、誰の復讐代行をするのかは選ぶ余地がある。とはいえ、殺し屋のように依頼されれば誰でも――なんてことは正直、現実的じゃない。自分にとって大切な人、苦楽をともにした仲間、血の繋がった家族、気の合う友人、エトセトラ。そういった、自分にとって強い関係を築けている人のため。しかも、それが幸運にも良好な関係だと感じられる人のためであるならば、復讐を代わることもできるかもしれない。
むしろこれは、自分のための復讐劇ではなく、自分たちのための復讐劇だ。自分、という枠を押し広げていると考えてもいいかもしれないね。
反面、その枠を無節操に広げすぎてしまうと、手に負えなくなってしまう。たとえば、さきに紹介したような「SNSでの告発」――についていちいち復讐代行なんてしていたら、身体がいくつあったって足りやしない。むしろこれは、他者の復讐劇に巻き込まれている、と考えるべきだろうね。正義感を刺激され、立派な正義中毒にされてしまうんだ。こうなれば、物語の語り手として主体的に物語を展開できているとは言えないね。これでは好ましい話ではなくなってしまう。
すこしずつ自分の枠を拡大し、仲間が傷つけられたときに仕返しをする。それぐらいでちょうど良いのかもしれない。ちから加減が大事になってくるね。ただ、復讐劇はとかくこの手の制御が苦手になりがちで、過剰防衛に注意といったところか。法律に反するようなことはしちゃいけないんだ。復讐劇の平和利用についてしらじらしく考えていかないとね!
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯3にチャレンジ。音域はmid1F#~hihiA、F#3~A5。
98.838点。A/Bメロはわりと正確だったけれど、高音サビの1音目があまり合わず。
kemuさんの「敗北の少年」99.023点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F~hiC、F3~C5)
PENGUIN RESEARCHさんの「敗北の少年」99.831点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D#~hiA#、D#3~A#4)
PENGUIN RESEARCHさんの「それでも闘う者達へ」99.531点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F~hiD、F3~D5)
ボカロ曲から始めて、作曲者つながりでPENGUIN RESEARCHさんの曲へと。バンドのソングライター・堀江晶太さんのボカロP名義がkemuさんですね。
熱く激しく、とくに悔しさがテーマになっている曲が印象強く感じる。
とくに最近、私はなぜか復讐劇の話ばかり書いているので、こういう曲が刺さる刺さる……。
しばらくPENGUIN RESEARCHさんの好きな曲歌っていこうかな。でも明日は水曜増曲もあるはず……。
ただ、ちょっと風邪気味かな……安定性で1点近い減点を受けて99点乗せるのが大変だった。
季節の変わり目には、ご注意ください。
履歴の100点は557曲(+0)、99点超えは938曲(+3)、虹色メダル1465個(+3)、金色メダル4個(±0)、銀色メダル0個(±0)、銅色メダル1個(±0)、無色メダル0個(±0)。
なお、ボーナスタイム3時間の配布もあるみたいですね。10月26日23:59まで。全楽曲無制限歌唱&分析採点!




