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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。

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540 「障害がある」を笑い飛ばす260

 さて、標的(ターゲット)について考えていく。

 好敵手(ライバル)であれば、都合のいいようにコロコロ変えちゃっていい、長続きするならそれにこしたことはないけどね! みたいに(はす)(かま)えることができた。

 しかし、親ってやつは選べないものの典型だ。コロコロ変えるなんて無理だ。親の離婚や再婚などで変わることはあるかもしれないが、生みの親は変わらないし、育ての親だって自分がまったく好きに選べるなんてことはまずありえないだろう。

 そして親は、基本的に数十年にわたって人生を先行しているがゆえに、勝つのはかなり難しい。財産、地位、そして経験。それらは資本として数十年分積み上がっており、それを乗り越えるのは簡単とは言いがたい。


 そんな親に対する感情とはどのようなものだろう?

 親が偉大であるがゆえに(かな)わないと感じてしまうのかもしれなければ、親が最悪だと思うがゆえに激しい憎しみを抱くのかもしれない。あるいは親が蒸発なり失踪なりしていて、あるいは夭逝(ようせい)してしまい、埋めがたき空白として親の影がまとわりつくのかもしれない。または親がなんらかの依存症で、反面教師として反感を覚えているなんてのも考えられる。

 親が平凡であったなら、良かったんだ。

 可もなく不可もなく、ありふれた、ごく普通の親であったなら、どれだけ良かったことか!

 自分の人生に良いことが起きたなら、それは自分が良いことをした結果だ。悪いことがあっても、親が悪いんじゃない、まぎれもなく自分のせいだ、そう言い切って胸を張りながら自分だけの人生を生きられるのに!

 関係性の近さが、親の平凡を許さない。特別を感じちゃって、特別製の罠に足を突っ込んでしまうんだ。誰しもが当たり前に抱える平均からの逸脱が、他の大人たちとのあからさまな違いとして見て取れてしまうんだ。

 自分の起源(ルーツ)が親にあるからといって、どうして親のせいにしなくてはならない?

 そのように、自立したひとりの人間となるまでに、どうしても親が乗り越えるべき壁として()(ふさ)がるわけだ。


 というわけで、標的(ターゲット)を自分で選べないのは業腹(ごうはら)だけれども、並々ならぬ感情を抱くことができる復讐相手みたいだね。

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


 ヨルシカさんの「詩書(しか)きとコーヒー」キー♯3にチャレンジ。音域はmid1F(ファ)#~hihiA()、F#3~A5。

 99.016点。んー……高音サビの1音目、命中率2割ぐらいorz


 陰陽座さんの「甲賀忍法帖」98.739点→99.262点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiE()、A3~E5)

 トーマさんの「オレンジ」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(lowF(ファ)#~hiB()、F#2~B4)


「甲賀忍法帖」リベンジばかり考えていたら、水曜増曲を忘れていた。月曜祝日&火曜出張はリズム狂いますね。

 なお、99点に乗せるだけで14回かかった。

 サビの高音が一気に上がってから半音ふたつ下げてロングトーン、みたいなメロディーが頻出しまくるのがまずきつい。一気に上げた後そのまま上に飛んだままとか落としすぎて落下したり。そしてそこを抜けたあと、すぐ次のメロディーが来るのでそこが荒くなる。


 さて明日は……推しのV-tuber、MaiRさんがアカペラショート動画でReolさんの「No title」を上げていたので、ちょっとチャレンジしてみようかな。水曜増曲からはなにをやろうか……なにも考えてなかったり。


 履歴の100点は549曲(+1)、99点超えは923曲(+2)、虹色メダル(95点以上)1443個(+1)、金色メダル(90点以上)4個(±0)、銀色メダル(85点以上)0個(±0)、銅色メダル(70点以上)1個(±0)、無色メダル(70点未満)0個(±0)。

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