531 「障害がある」を笑い飛ばす251
ここまで、軍隊のような物理的な復讐、SNSやマスコミといった情報面での復讐、どちらの果ても見てきたね。
けっこう過激なほうへと話を広げていったり、組織的に活動する方向へと進んでいったりしたね。これではなかなか、しがらみも多くなってしまった感じがする。では、逆にもっとマイルドに、誰でも使えるカタチへと一般化してみるのはどうだろう?
そんな感じで、もっと自由に復讐劇を楽しもうじゃないか!
復讐劇の効用をいっそ薄めてしまってでも、扱いやすいほうが便利、ということはあるかもしれない。濃厚すぎるのであるなら、水や氷で割ってしまえば飲みやすくなるだろ?
それじゃ、私がこの世でいちばん嫌っているやつに復讐するとしよう。
標的には、「昨日のじぶん」を指定する。
愚図でマヌケで、ほんとうにどうしようもないやつだと思うけれど、それをどうにかしなきゃならないのが人生というものだ。
子供の時分はお気楽なもので、「昨日のじぶん」に勝つのなんてカンタンだと思っていた。
成長期さ。食って寝てりゃ身体はかってに大きくなるし、頭もカラッポなもんだから何を学ぶにしたって調子がいい。
青春の価値はいかに時間を浪費したかで決まる――なんて嘯いて、無策に過ごした日々もやがて終わるんだ。
そして、老いさらばえていく「じぶん」が残るわけだ。
年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。
擦り切れそうな日々のなかで、老いを実感するのは難しい。
けれども、お盆や正月、誕生日や健康診断などなど? そういった年に一度のなにかしらの折に触れて、ふいに気づいてしまうわけだ。
おや? 去年よりも、人生の難易度が上がっているんじゃないか――なあんて、ね。
だからこそ、「昨日のじぶん」を標的に指定し、なにがなんでも勝ちにいくわけだ。復讐を成し遂げるわけだ――今日が終わるまでに!
「昨日のじぶん」と引き分けじゃダメなんだ。人生という難易度が上がりつづける物語において、引き分けは負けに等しい。最高到達点を、まさに今日、この瞬間にでも更新するんだ。それが「昨日のじぶん」に勝つということだ。
はてさて、この日々に復讐劇を溶かし込むやりかたは、不毛なものだろうか? 今しばらく考えを進めてみることにしよう。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯3にチャレンジ。音域はmid1F#~hihiA、F#3~A5。
98.773点。高音サビが合っていない。サビ2からようやく2音目が合い始めた……ってぐらい。
Official髭男dismさんの「115万キロのフィルム」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D#~hiC、D#3~C5)
Official髭男dismさんの「[サビカラ]115万キロのフィルム」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A#~hiA#、A#3~A#4)
日曜に参加したイトコの結婚式で流れていた曲。
誓いの言葉の前後、賛美歌を聴く機会がありましたが、これがとても良かった。男声は声量に余裕があるのか、どっしりと芯のある印象を受けました。女声はかなりの高音を出していましたね。hiGぐらいだろうか? ロングトーンも余裕どころか、綺麗なビブラートを乗せてくるものだから、プロはすごいなと。声楽系だろうか?
履歴の100点は532曲(+2)、99点超えは898曲(+2)、虹色メダル1411個(+2)、金色メダル4個(±0)、銀色メダル0個(±0)、銅色メダル1個(±0)、無色メダル0個(±0)。