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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
538/561

517 「障害がある」を笑い飛ばす237

 最後にみっつ目。復讐を遂げたあとの話だね。『余裕(スラック)』が残っている見込みがあるかどうかだ。

 これは復讐者としてより、物語の語り手(ストーリーテラー)としての評価ポイントになる。

 物語の語り手(ストーリーテラー)ならざる復讐者は、とかく破滅的な思考に(とら)われがちだ。

 しかし、物語の語り手(ストーリーテラー)としては、復讐劇の幕切れのあとも考えておくべきだ。

 標的(ターゲット)も手段もはっきりしていて、うまく復讐を成し遂げるプランがいくつもあったとしよう。その場合、戦略を比較することができなくなる。どれもいい戦略だね、でも、最高の戦略はどれなの?

 こんなときは、復讐劇のあとの『余裕(スラック)』を見比べればいい。

 たとえば、この項目でかなり悪い評価になるのは、死なば諸共(もろとも)、相打ちパターンだ。あるいは、死ぬにしても死後の名誉を傷つけたり、自分に近しい残された人たちへの悪影響がおおきいとなれば最悪と言えるだろう。というかこれだと、復讐がほんとうに成功したのかどうか確認できない点もNG(ノーグッド)だね。せめて怪我ぐらいで、どうにかこうにか生き延びてこそだ。

 次点で悪いのは、生き残ったとしても、手段が法律に触れていた場合だね。刑事であれ民事であれ裁判になり罪を問われたり慰謝料を求められるようでは困るだろう? 復讐の後始末は楽なほうが望ましい。

 ようやくマシと言えるのは、無事で怪我もなく、法律も犯しておらず、倫理観や名誉もうち捨てることなく、復讐をやり遂げることだ。そのうえで、(こじ)らせることもなく『余裕(スラック)』が残っているほど素晴らしい。

 たんなる復讐者にとってはこの評価ポイントは不要かもしれない。けれど、復讐劇という物語、そこにある戦略を考える物語の語り手(ストーリーテラー)としては、その後の展開、エピローグまできっちりと考えておかなきゃいけないね。

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


 ヨルシカさんの「詩書(しか)きとコーヒー」キー♯3にチャレンジ。音域はmid1F(ファ)#~hihiA()、F#3~A5。

 98.790点。んー……高音サビ2音目を確実に当てまくっていくのはいいとして、A/Bメロに荒さが混じる……むぅ。


 中島美嘉さんの「僕が死のうと思ったのは」99.790点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F(ファ)~hiC()#、F3~C#5)


 推しのV-tuber、MaiRさんが歌っていたやつ。ロングトーンが何度やっても埋まらなかった。ロングトーンの点が毎回違っていたので、上限的なあれこれではなく……んー……どこでもっと伸ばせば……あるいはリズムに前のめり気味にして長さを稼ぐ? 声量下げて音割れ防止? などなど試しましたがほとんど変わらず。

 明日はスピッツの「青い車」は確定で挑むとして……他はどうしようか。時間あるかな?


 履歴の100点は485曲(+0)、99点超えは831曲(+1)、虹色メダル(95点以上)1345個(+1)、金色メダル(90点以上)4個(±0)、銀色メダル(85点以上)0個(±0)、銅色メダル(70点以上)1個(±0)、無色メダル(70点未満)0個(±0)。

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