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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
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32 中毒と依存症<ドラッグ>6

 では続けて、人間関係についての依存を考えてみよう。

 共依存が代表例、と言ってしまうと意味合いが広すぎるので、問題点がぼやけてしまうかな?

 まずは、仕事中毒(ワーカホリック)

 周りから必要とされたい、評価されたい。

 そんな安心感に対する依存がベースにあるだろう。ただし、飛び込みの営業職のように成功・失敗が短期間ではっきり出る仕事の場合、ギャンブル依存に似た状態もありうる。この辺りが脱依存症を難しくする理由のひとつ。原因がひとつでなかったり、無理に直そうとすると他の依存症になったりするからだ。


 そして、家庭内暴力や児童虐待、DVのような暴力を伴うもの。

 自分を認めさせたい、馬鹿にされたくない。

 そんな攻撃性に対する依存がベースにあるだろう。これもアルコール依存やギャンブル依存、性行為依存などと絡んで大変厄介なものになりがちです。

 ほか、モンスタークレーマーやモンスターペアレンツ、各種ハラスメントもこの類型にあるかもしれません。攻撃性が中心にあって、ギャンブル依存のように初期の成功(?)体験がそれを後押し、常習化してしまうパターン。


 基本となるのはこの2パターンでしょうか?

 他者に必要とされたい安心感依存型と、他者に認めさせたい攻撃性依存型。

 さらに、SNS依存のような、同調による安心感と排他的な攻撃性がない交ぜになったものもあります。

 あと、攻撃性依存型と安心感依存型が共依存を起こすパターン。アルコール中毒の配偶者の面倒をみて甘やかしてしまった結果、どんどん悪化するケースとか、想像しやすいんじゃないでしょうか?


 さて、これで酒タバコカフェイン小麦乳製品ギャンブルスマホ離れに加え、世捨て人属性も必要になってきましたね。

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