499 「障害がある」を笑い飛ばす219
さて、明確な上下関係を避けるという意味では、御恩と奉公も巨大組織向きで、チームができあがる初期には向いていない。
持ちつ持たれつも共依存を起こしかねないと考えれば、中長期的にリスクがある。
Win-Winもどうだろうね。聞こえはいいが、利益にもとづいた関係というのは、慣れてしまいやすい。最初がお互いのことを有り難い仲間だと思っていたのに、それが当たり前になっていく。そして感謝を忘れる。それを思い出すのは、仲間を失ってからのことだ。中長期でみたとき、互恵関係というのは案外あてにならないのではないか? チームに『余裕』を生み出すために、Win-Winであることは大事だけれども、それをメインに据えた結果、ゆるっゆるの連帯感になってしまう。あくまでも、お宝を見つけだすという野心に向かうことができる、強いチームにしたいのに? Win-Winはサブの選択肢としてはありだが、メインを張ることはできない。
ここまでを振り返ると、貸し借りや上下関係、相互利益にもとづいた関係性はどうにも頼りない。あまり「宝探しの物語」との相性が良くないみたいだね。
じゃあ、宝探しの物語であることを前提としたうえで、理想的な関係について考えてみよう。
得手不得手による役割分担はあってよいが、貸し借りによる上下関係はいらない。貸し出し限度が無限大であるか、そもそも貸し借りという感覚がないほうが望ましい。
そして、相互利益も見直そう。ここでアイディアをひとつ。利益には慣れやすいが、不利益(=損失)にはそうそう慣れることができない。つまり、相互利益の獲得より、相互不利益の回避を考えたほうが、よほど長続きする関係性になる。
これらの条件を満たしたうえで、さらに宝探しの物語に相性ピッタリな関係性をひとつ挙げよう。
それは、共犯関係である。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯3にチャレンジ。音域はmid1F#~hihiA、F#3~A5。
97.525点。けっこうAメロはうまくいった……ものの、高音は崩れた。
さユりさんの「ミカヅキ」99.034点→100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2C#~hiC#、C#4~C#5)
推しのV-tuber、MaiRさんが「ミカヅキ」のサビ前&サビをショート動画で連日アップしていたので。
4月27日に♭3でロングトーン欠けの99.034点でしたが、原キーで100点……何とかした、本日9回目。音域とロングトーンで泣かされつつ、音域を埋め切るうちにロングトーンは何とかなった。
そういえば、いつもの友人さんが歌っていた……と思っていたが、同名の人だったらしい。友人さんはそろそろ自信もついたから、とのことでダブりにくい普段づかいの名前に登録し直したそうな。なんだかすまない。とっても分かりやすくなった。
履歴の100点は457曲(+1)、99点超えは798曲(+0)、虹色メダル1310個(±0)、金色メダル4個(±0)、銀色メダル0個(±0)、銅色メダル1個(±0)、無色メダル0個(±0)。