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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
519/562

498 「障害がある」を笑い飛ばす218

 さて、主人公と仲間のあいだの関係性を考えてきた。

 関係性はさまざまだが、相乗(シナジー)効果がなくてはならない。

 逆に負の相乗(シナジー)効果(=相殺(アナジー)効果)がはたらく例として、依存関係を例に挙げた。宝探しの物語が外へ飛び出していくものである以上、内向的になってしまう依存関係とは非常に相性が悪いようだ。

 では逆に、主人公とその仲間のあいだの、理想的な関係とはどんなものだろうか?

 前提として、宝探しの物語であることを踏まえたうえで、主人公は仲間たちと、どのような関係性を築くべきだろうか?


 たとえば、ギブ&テイクは適切な関係だろうか? これはつまり、一時的にちいさな貸し借りを認めつつ、ほぼ無利子で早期返済を求める関係性だ。得意を持ち寄ることでチームに『余裕(スラック)』を生み出すだろう。公平感もある。悪くない関係性だと思う。

 しかし、中長期で見るとどうだろう? やがてチームがおおきくなり、内部に信頼感が貯まってくる。すると、貸出枠はどんどんデカくなっていき、無利子で長期返済もできるようになる? ちょっと虫が良すぎるんじゃないか? そしてズルズルと、惰性で貸し借りをつづけた結果、ギブ&テイクとは言えないものができあがる。それは貸す側・借りる側による明確な上下関係である。返しきれない借りに対し、えんえんと支払いをつづける。

 もちろん、巨大なチームを維持するために、上意下達(じょういかたつ)のチームづくりは理に(かな)っている。けれども、これは宝探しの物語だ。宝の地図を信じきるという、お馬鹿な行為が起点になっている。はたして、そんな大人数を支配的にまとめる必要があるだろうか?

 たとえば、大企業の場合はその必要があるかもしれない。トップダウン型の組織で、企業のトップが物語の語り手(ストーリーテラー)となり、幹部たちを仲間と考えて宝探しの物語をつむぐ。大企業のトップと幹部たちの間で物語を共有し、幹部たちそれぞれに、うなるほどの部下が階層構造をつくって控えているわけだ。

 まぁ、最終的にはそうなるのかもしれないが、今はチームができあがっていく黎明期(れいめいき)の話をしている。ここまでのことを考える必要はないね。

 というわけで、ギブ&テイクは最終的には使えるかもしれないが、最初からギブ&テイクに染まりきってしまうのは、正直いかがなものだろうか?

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


 ヨルシカさんの「詩書(しか)きとコーヒー」キー♯3にチャレンジ。音域はmid1F(ファ)#~hihiA()、F#3~A5。

 97.818点。全体荒くなってしまったorz


 水曜増曲で追加されたものを歌っていきました。


 ロクデナシさんの「イオ」98.870点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2B()~hiB()、B3~B4)

 カンザキイオリさんの「あんたは死んだ (feat.重音テト)」97.395点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()#~hiB()、G#3~B4)

 ELLEGARDENさんの「カーマイン」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D()~hiB()、D3~B4)


 エルレ、TSUTAYAでバイトし始めたころに知るも、すでに活動休止していた……もう正直活動しないものだと思っていた。まさか、活動再開してワンピースの主題歌歌うときが来るとは……。「カーマイン」、ロングトーンに泣かされ12回目に100点。なんとか。


 推しのV-tuber、MaiRさんがさユりさんの「ミカヅキ」をショートで上げてました。サビ前・サビ後で2日に分ける様子……明日久しぶりに歌ってみようかな。4月27日に99.034点でしたがはてさて。と、思ったら、水曜にいつもの友人さんが歌っていた模様。はやい。


 履歴の100点は456曲(+1)、99点超えは798曲(+1)、虹色メダル(95点以上)1310個(+3)、金色メダル(90点以上)4個(±0)、銀色メダル(85点以上)0個(±0)、銅色メダル(70点以上)1個(±0)、無色メダル(70点未満)0個(±0)。

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