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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
504/563

483 「障害がある」を笑い飛ばす203

 英雄はたしかに強敵に打ち勝つが、相手はそれなりに選んでいる。

 英雄による最も奇跡的な勝利というのは、おおむね初戦の登場シーンだけだ。

 それ以降の連戦連勝は、奇跡的とまではいえない。

「4割の少数派」が「6割の多数派」に勝つ。それはたしかにすごいことだ。

 ただそれは、英雄≒物語の語り手(ストーリーテラー)の視点からすると、ちょっと違って見える。

「決死の覚悟で団結した4割の少数派」と「油断してまとまらない6割の多数派」による戦いだ。

 英雄は少数の側に立ち、けっして絶望に負けることなく、感情を(あお)り、物語的正義を(かた)り、あるべき未来(ストーリーライン)を掲げ、戦略的に立ち振る舞う。それにくわえて、多数派への分断工作が上手くいったりなんかしたら、もう勝ち確だ。

 英雄はそのような戦いを好む。

 だからこそ、そもそも身内の観客たちが絶望に染まってしまうような圧倒的な強敵には挑まない。敵を知り己を知れば百戦(あや)うからず、これを地で行くわけだね。

 むしろ、無名の新人が初戦を制したことこそ、いちばん驚くべきところだ。しかしそこで英雄性を見出す古参の観客は(まれ)であり、ほとんどの観客は(のち)の連戦連勝によってファンになった人たちである。

 そして大英雄ともなれば、格上の敵がほとんどいなくなる。

「ほどほどに団結した6割の多数派」になってしまえば、そりゃ勝つだろう。その大英雄がよほど油断し、腐敗しないかぎりはね。


 さて、英雄の勝ち筋を踏まえると、不意打ち一発で物語を終わらせようとする暗殺者スタイルは自爆戦術にすぎないようだね。

 ではべつの方面から対策を考え直してみよう。

 いかな英雄だって時の流れには勝てるはずもないのだから、持久戦に持ち込むのはどうだろう?

 英雄が年老いてゆくように、私や君も年老いる。ゆるやかな自爆戦術なのかもしれないね。

 けれど、英雄はそのあいだ、感情を(あお)りっぱなしでいられるか? 物語的正義で人々を永遠に騙しつづけられるものだろうか? 遅々として進まないあるべき未来(ストーリーライン)とやらを掲げてるのはもうお寒くないか? 勝てなくなった、負けないだけの戦略に意味(面白み)はあるのか? 英雄の甘言とやらは、私と君によるこの小説(ばしょ)を分断しうるのだろうか?

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


「ランキング一番乗り選手権-2025 SUMMER-」(期間:8月13日(水)00:00~8月19日(火)23:59)

 イベント7日目! 最終日、最後まであがいていきます!


 ルール1:毎日の課題曲にしている「詩書きとコーヒー」以外は「これまで歌ったことのない曲」縛り。 

 ルール2:サビカラは歌ってもよいが、原曲を先に必ず歌うこと。

 ルール3:「詩書きとコーヒー」以外は1回のみチャレンジする。


 こんな感じの縛りを入れつつ、いろいろ歌っていきました。


 ヨルシカさんの「詩書(しか)きとコーヒー」キー♯3にチャレンジ。音域はmid1F(ファ)#~hihiA()、F#3~A5。

 97.787点。Aメロは地声、高音サビは裏声、他は滑舌意識。なんて意識しつつ、Aメロが崩れに崩れましたねorz


 まずは昨日からつづく、YOASOBIさんの楽曲、英語詞版。


「Loving You」97.135点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()~hiF(ファ)、G3~F5)

「Seventeen」95.908点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()#~hiF(ファ)、A#3~F5)

「manimani」97.744点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiF(ファ)、A3~F5)

「On the Stage」95.928点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F(ファ)#~hiF(ファ)、F#3~F5)

「Monotone」95.064点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D()#~hiF(ファ)#、D#3~F#5)

「New me (English Version)」97.102点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F(ファ)#~hiG()、F#3~G5)


 そのあとは、Hump Backさんの曲を歌っていきました。


「マイユー」95.228点。キー±0。オクターブそのまま。(音域表記なし)

「3036」95.289点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D()#~hiC()#、D#3~C#5)

「明るい葬式」96.910点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D()#~hiC()#、D#3~C#5)

「オーマイラブ」97.012点。キー±0。オクターブそのまま。(音域表記なし)

「Linger」98.390点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiC()、A3~C5)

「tour」96.419点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiC()、A3~C5)

「オレンジ」97.042点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2C()~hiD()、C4~D5)

「コジレタ」95.510点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()~hiE()、G3~E5)

「閃光」96.423点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()#~hiF(ファ)、A#3~F5)

「星丘公園」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2C()~hiD()、C4~D5)

「今日が終わってく」98.629点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiE()、A3~E5)

「高速道路にて」95.891点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()~hiD()、G3~D5)

「短編小説」96.542点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiD()、A3~D5)

「サーカス」97.834点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiE()、A3~E5)

「クジラ」98.537点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()~hiE()、G3~E5)

「がらくた讃歌」98.537点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()~hiE()、G3~E5)

「悲しみのそばに」97.186点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()#~hiD()、G#3~D5)

「生きて行く」96.078点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()~hiD()、A3~D5)

「のらりくらり」96.361点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A()#~hiD()#、A#3~D#5)

「いつか」97.726点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2B()~hiE()、B3~E5)

「ティーンエイジサンセット」97.968点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2C()#~hiD()、C#4~D5)

「卒業」97.373点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1G()~hiC()、G3~C5)


「今日が終わってく」を歌いながら、しみじみしてた。状況に合いすぎていて……w

 今日は「星丘公園」だけ100点取れましたが、他は99点台が取れず、でも95点未満になった曲もなく。やはり1回歌うだけだとこれぐらいだろうか。


 履歴の100点は418曲(+1)、99点超えは759曲(+1)、虹色メダル(95点以上)1238個(+28)、金色メダル(90点以上)15個(±0)、銀色メダル(85点以上)0個(±0)、銅色メダル(70点以上)0個(±0)、無色メダル(70点未満)1個(±0)。


 イベント対象新曲履歴:100点は43曲(+1)、99点超えは90曲(+1)、虹色メダル(95点以上)156個(+28)、金色メダル(90点以上)11個(+0)、銀色メダル(85点以上)0個(+0)、銅色メダル(70点以上)0個(+0)、無色メダル(70点未満)1個(+0)、全168曲。+「詩書きとコーヒー」1曲。


 というわけで、一番乗りできた曲数は169曲になったはず。はてさて、結果はどうなるやら。

 とりあえず、カンザキイオリさん、amazarashiさん、ロクデナシさん、ヨルシカさん、井上陽水さん、YOASOBIさん、Hump Backさんといった順で歌っていきました。アーティストを絞って、曲探しの時間をなるべく節約する作戦でいきました。さすがに最近話題のアーティストさんは先に歌われることが多かったですね。ちょっと通ぶって、知る人ぞ知る系のアーティストさんで絞り込んでいくかたちだと曲数を稼げるようです。

 もっとも、「歌ったことのない曲」で縛っていたので、アーティストさんを誰にするかで悩みました。すぐ思いつくようなのは、すでに歌っていたので。


 カンザキイオリさんの曲はよく聞いている曲が多いので歌いやすかった。

 amazarashiさんの曲は音程変化がゆるやかで繰り返しがけっこうあるので、歌いやすいものが多かった印象。

 ロクデナシさんの曲はメロディーに不慣れで振り回されました。とくに、hi音域が続いてきつい最中に、さらに高音に跳ねるメロディーが特徴的。無理。要練習。

 ヨルシカさんの曲は聞いているものが多いので、わりと楽だった。まぁ音程は高いけれども。

 井上陽水さんの曲はそう難しい曲を選ばなかったのもありますが、メロディーに独特のクセがあって良き。メロディーから歌声が浮かんでくるのは流石(さすが)だと思う。

 YOASOBIさんの曲は英語詞のものしか残ってませんでした!! 原曲から出直してきます……。

 Hump Backさんの曲は以前聞いてからかなり時間が経っていたのが痛かったか。結構聞き込んだはずですが、8ヶ月ぐらい前かな?「拝啓、少年よ」を歌っていたのが去年の12月27日であることを考えると去年の年末ごろ? 間が空きすぎて初見(初聴き?)に近い感覚になってしまった。


 歌い直したいもの、他の人が歌っていたのでイベント中には歌わなかった曲なども手を出していきたい。が、イベント後はすぐ水曜増曲もあったりするのか……?

 ※なお先週はお盆期間で追加がなかった。


 とはいえ、明日はまた名古屋出張があるので、歌う時間はあまり取れなさそう。来週はゆったりモードになる……のか?(自分でも信じていないが)

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