473 「障害がある」を笑い飛ばす193
そして、その物語の語り手はまずもって政治家だ。次点では思想家だろうか。
その者の言葉に影響力があり、現実を動かす力がある。この条件をいちばんよく満たす職業は、政治家だろう。
近しいところで、官僚の可能性もあるにはある。しかしこのような仕事は裏方になりがちだ。物語を効率的に「伝える」に当たって、目立ちにくい職業は不利だ。しかし、目立ってくれる他者と組んでいるだとか、助言者、頭脳役としての裏方の物語の語り手というのも考えられなくはない。ただ、相当なレアケースじゃないかな。というのも、目立つ人というのは基本的に我が強いと思われるので、裏方の考える筋書きにすなおに従ったりするかな? ちょっと想像しづらい感じがする。
あと、思想家の場合も考えておこう。学者であれば、とくに哲学者や社会学者、経済学者といった人たち。人間とは、集団とは、かくあるべし。それを示せるタイプの学者だ。または、有名な評論家。自分たちはどうあるべきか、そんな主張をするのに長けているね。
新自由主義などの思想があたえた影響を思えば、思想家も物語の語り手としての適性が高いといえる。
一昔前なら、新聞社やテレビやラジオの放送局も物語の語り手にはなりえただろうね。第二次大戦あたりまでなら、とくに。政治家にせよ官僚にせよ、思想家にせよ、都合のいい人だけを出演させることで情報規制と情報操作をするわけだ。
現代ではインターネットがあり、各種SNSが発達しているからね。情報規制と情報操作なんて、独裁国家のトップが物語の語り手となって、国家ぐるみでやるしかないだろう。結局のところ、これも政治家のお仕事になってしまった。
それ以外だと、インフルエンサーの可能性もあるかもしれない。「じぶん」の物語を提供し、追体験、あるいは共感を提供する人たち。とくにトップクラスのインフルエンサーであれば、物語の語り手としても卓越した人ばかりに感じられる。
あとあまり考えたくないところではあるが、裏方にならざるをえない物語の語り手というのも考えられる。ようするに、犯罪者やテロリストのたぐいだ。闇バイトの指示役なんてイメージしやすいかな? これもいびつな物語の語り手ではあると言えるだろう。ただし、物語の性質が偏っている。物語を広めるために、いきすぎた不安――つまり恐怖を利用している。もちろん、仲間うちでは社会への怒りや加虐的な高揚感もあるのだろうが、内外の温度差が激しいね。たいていの場合、正義を名乗る物語の語り手から「あいつら」として敵認定されてしまい、普通に競り負けるだろう。敗因は人数比だ。犯罪者やテロリストが多数派の世紀末ヒャッハーな社会ではないのだから、多勢に無勢で負けちゃうわけだ。
社会性の「もっともらしい」の根源に、物語の「もっともらしい」がある。理屈のうえでなら、社会性をもたない物語というものを考えることはできるだろう。しかし、そんな反社会的な物語というのは、総じて弱い。「もっともらしい」という点で一段劣ってしまうからだ。ただでさえ習得難易度狂気の沙汰だというのに、社会性を捨てるという縛りプレイまでしちゃったら、まぁ勝ち上がるのは不可能と言ってしまっていいと思う。
会社の大掃除&トヨタ系OJTの徹底清掃で疲れ切って寝落ちしました!
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
まずは前々日分から。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯2にチャレンジ。音域はmid1F~hiG#、F3~G#5。
98.231点。高音サビはそこそこ出せていたのですが、Aメロは崩れっぱなしでした。
米津玄師さんの「感電」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1A#~hiC#、A#2~C#5)
米津玄師さんの「[サビカラ]感電」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F#~mid2G#、F#3~G#4)
amazarashiさんの「僕が死のうと思ったのは」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(lowG~hiA、G2~A4)
まふまふさんの「死神様にお願い」99.332点。キー♭6。オクターブそのまま。(mid1A~hiC#、A2~C#5)
「死神様にお願い」は水曜増曲のやつですね。「命に嫌われている」原キーカバーのときも思いましたが……最高音hiGは安定して出せないので♭6、これでもかなり高く感じるうえに、音程上下も激しい曲でした。
履歴の100点は370曲(+3)、99点超えは662曲(+4)、虹色メダル1072個(+4)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。
続いて前日分。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯2にチャレンジ。音域はmid1F~hiG#、F3~G#5。
99.360点。ようやく♯2で99点台。安定して取れるようになりたいところ。Aメロの入りは良かったが、中高音ロングトーンから下がるとこで若干雑さが混じっていた。高音サビは合うときは立て続けに合うが、合わないときはどうにも合わない、ムラがおおかった。
フラワーカンパニーさんの「深夜高速」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A~hiA#、A3~A#4)
麻波25さんの「SONS OF THE SUN」97.086点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1C~mid2D、C3~D4)
HIMEHINAさんの「ヒトガタ」97.225点。キー±0。オクターブそのまま。(デュエット曲のため表記なし)
井上あずみ/杉並児童合唱団さんの「さんぽ」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2C~hiD#、C4~D#5)
木村弓さんの「いのちの名前」96.041点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2A~hiD、A3~D5)
「いのちの名前」は虹色メダルに乗せるだけでも大変でした。ガイドメロディーが木琴系で不慣れなところに、高音でロングトーンを使うのできつかった。この曲で98.461点とか出してる方もいるようなので、やりかた次第なんだろうなぁ……。
履歴の100点は372曲(+2)、99点超えは664曲(+2)、虹色メダル1077個(+5)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。