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記述主義者がペンを捨てるまで。  作者: ほんの未来
第7章:記述主義者と努力嫌いのための努力論。
489/566

468 「障害がある」を笑い飛ばす188

 スイッチ2、5回目抽選でようやく、5連続落選を達成しました!

 さて、物語の問題点をさらにひとつ挙げよう。考えるかぎり最大で、そして最後のものだ。

 ここまで物語について物語(ものがた)ってきたわけだが。

 物語というやつはどうにも、強力すぎるわけだ。

 なにせ、私たちはその認知能力的な限界のために、物語という形式になっていなければ、効率よく情報を処理できない。

 私たちの行動、ありとあらゆる判断をするうえで、情報の入力(インプット)はとても大事だ。

 その根っこの部分、入力(インプット)に介入する方法として、物語はあまりにも優れすぎている。

 どうしてこのようなことになったのだろう?


 もともと、神話や宗教というかたちで、物語は活用されてきた。

 人々を統制(コントロール)し、統治するために必要だった。

 すくなくとも、隣人愛、道徳、あるべき生活を(しめ)してくれなければ、そもそもおおくの人々を養うことができなかった。

 人間こそ万物の霊長であり、神と対話するのは人間であり、動物や植物はそれに従属する。それこそが正しい()りかただと主張する、つまりは宗教がなくてはならなかった。

 だからこそ、人は気兼ねなく、農業や酪農に精を出せたのだ。

 もし、あらゆるものに霊魂が宿る、アニミズム的な世界観だったらばどうだろう?

 殺生は禁じられ、農業や酪農、植物や動物からの搾取には、罪悪感がつきまとってしまうのではないか? それはさすがに困るわけだ。

 だからこそ、宗教という、人と神の物語はとても大事なものだった。気兼ねなく農業や酪農をするために、人が協力して生きていくために、宗教は必要だった。


 しかし、宗教という物語が肥大化するにつれ、聖職者の腐敗も起きるようになった。

 宗教は素晴らしかった。利息を禁じ、拝金主義(金さえあればいいや)という思想から、無辜(むこ)の民を守っていた。大金持ちがいたら、そんなに金を持っていたら、魂が汚染されてしまうよ? 地獄行きは確定だな! と(おど)しつけてくれる。免罪符を販売し、天国に値段をつけることで、格差の拡大を防いでいた。人が協力して生きていくために! それは素晴らしいことだった。

「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。


 ヨルシカさんの「詩書(しか)きとコーヒー」キー♯2にチャレンジ。音域はmid1F(ファ)~hiG()#、F3~G#5。

 98.986点。♯2にしてから、99点の壁が分厚くなった……w


 奏音69さんの「天才」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D()~hiD()、D3~D5)

 SEKAI NO OWARIさんの「Dragon Night」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F(ファ)~mid2G()、F3~G4)


 最高音hiD()ぐらいまでなら100点も狙えるようになってきたかな――なんて昨日書いたことを悔いるやつ。「天才」短い曲ながら、歌唱回数16回。さらっとは出ない……。


 履歴の100点は366曲(+2)、99点超えは655曲(+2)、虹色メダル(95点以上)1065個(+2)、金色メダル(90点以上)4個(±0)。銀以下なし。

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