468 「障害がある」を笑い飛ばす188
スイッチ2、5回目抽選でようやく、5連続落選を達成しました!
さて、物語の問題点をさらにひとつ挙げよう。考えるかぎり最大で、そして最後のものだ。
ここまで物語について物語ってきたわけだが。
物語というやつはどうにも、強力すぎるわけだ。
なにせ、私たちはその認知能力的な限界のために、物語という形式になっていなければ、効率よく情報を処理できない。
私たちの行動、ありとあらゆる判断をするうえで、情報の入力はとても大事だ。
その根っこの部分、入力に介入する方法として、物語はあまりにも優れすぎている。
どうしてこのようなことになったのだろう?
もともと、神話や宗教というかたちで、物語は活用されてきた。
人々を統制し、統治するために必要だった。
すくなくとも、隣人愛、道徳、あるべき生活を示してくれなければ、そもそもおおくの人々を養うことができなかった。
人間こそ万物の霊長であり、神と対話するのは人間であり、動物や植物はそれに従属する。それこそが正しい在りかただと主張する、つまりは宗教がなくてはならなかった。
だからこそ、人は気兼ねなく、農業や酪農に精を出せたのだ。
もし、あらゆるものに霊魂が宿る、アニミズム的な世界観だったらばどうだろう?
殺生は禁じられ、農業や酪農、植物や動物からの搾取には、罪悪感がつきまとってしまうのではないか? それはさすがに困るわけだ。
だからこそ、宗教という、人と神の物語はとても大事なものだった。気兼ねなく農業や酪農をするために、人が協力して生きていくために、宗教は必要だった。
しかし、宗教という物語が肥大化するにつれ、聖職者の腐敗も起きるようになった。
宗教は素晴らしかった。利息を禁じ、拝金主義という思想から、無辜の民を守っていた。大金持ちがいたら、そんなに金を持っていたら、魂が汚染されてしまうよ? 地獄行きは確定だな! と脅しつけてくれる。免罪符を販売し、天国に値段をつけることで、格差の拡大を防いでいた。人が協力して生きていくために! それは素晴らしいことだった。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯2にチャレンジ。音域はmid1F~hiG#、F3~G#5。
98.986点。♯2にしてから、99点の壁が分厚くなった……w
奏音69さんの「天才」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1D~hiD、D3~D5)
SEKAI NO OWARIさんの「Dragon Night」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid1F~mid2G、F3~G4)
最高音hiDぐらいまでなら100点も狙えるようになってきたかな――なんて昨日書いたことを悔いるやつ。「天才」短い曲ながら、歌唱回数16回。さらっとは出ない……。
履歴の100点は366曲(+2)、99点超えは655曲(+2)、虹色メダル1065個(+2)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。