466 「障害がある」を笑い飛ばす186
さて、ここまでをまとめて、感動とはいかなる心理現象なのかを考えてみたい。
まず、前もってかなり深い追体験が必要だ。ひょっとしたら、共感しているかもと思える程度には。
そして、感動の瞬間だ。追体験ができなくなるほどの、横合いからの強烈な一撃。予想外、衝撃的な場面が必要になる。
そしてその衝撃的な場面は、情報としての希少性がなくてはならない。つまり、奇跡的な事象を、さも必然であるかのごとく「もっともらしい」と示していなくてはならない。とくに、なんらかの「美」が求められるだろう。
そして、なんらかの物語が終わらなければならない。衝撃に逃げ道はなく、ただ立ち尽くし、打ち震えさせなければ感動とは呼べないだろう?
主人公などの主要な人物の死や恋の結末をもって、物語は幕を下ろす。だからこそ、行き場のない衝動によって、人は感動するわけだ。
また、作品の物語が終わるのではなく、物語を受け取る側の価値観が終わる場合もある。登場人物の決め台詞とかで感動するケースだね。
これは知らなかった自分が、知ってしまった自分に変わることによって起きる感動だ。
追体験からの予期せぬ衝撃、そしてなんらかの有終の美を突きつけられることによって、人は感動する。
だからこそ、恋の終わり、旅の終わり、命の終わりで、人は泣くのだ。
往々にして美しい結論、目指すべき結末を、さきに知ってしまったときに巻き起こる感情、それを感動と呼ぶ。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯2にチャレンジ。音域はmid1F~hiG#、F3~G#5。
98.984点。1番Aメロの崩れかたがひどかったけど、2番Aメロは2連続でうまくいった。高音サビは3つ並びの1音目がよくなかった。
Whiteberryさんの「夏祭り」100.000点。キー±0。オクターブそのまま。(mid2C~hiC、C4~C5)
今日はこれだけで。昨日会社で5S活動、不要品の廃棄やらをやってたのですが、埃っぽかったのと汗だくになったせいか、風邪っ気になってた。
ロングトーンに喉声がまじるというか、どうにもキレイに出せてる感じがなかったので、無理せず休みます。
履歴の100点は358曲(+1)、99点超えは647曲(+1)、虹色メダル1057個(+1)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。