463 「障害がある」を笑い飛ばす183
今度はべつの方面からも考えてみようか。
また、ニュースについて考えてみよう。
――森のクマさんが人里に降りてくる。
そんなニュースが流れてきたとして、次の一文は何になるだろう?
ひとつ目。人間が生態系を荒らしたから、人里に降りてきた。(真の原因)
ふたつ目。森のクマさんに襲われそうな人を守るべく、警官が銃を向ける。(現場の様子)
みっつ目。動物愛護に反するとして、とある慈善団体が自己中心的な人間どもに非難の声をあげた。(まわりの様子)
おそらく、生態系を話すストーリーが一番ウケが悪い。複雑だからだ。
一般的なのは警官が銃を向けるものだ。シンプルな対立構図だからだ。
例外的だが、動物愛護も捨てがたい。陰謀論的な物語であり、すくなくとも非難の声をあげた本人たちはものすごく熱中する。まわりの人、特にクマさんに襲われそうな人たちからしたら、たまったものではないのだが。
さて、ニュースの発信側がどれを選ぶのかは、置いておくとしよう。
ここで問題にしたいのは、ニュースを受け取る側には認知的な限界があるということだ。
おそらく、現場やまわりの様子のことは意識できる。しかし、真の原因は人間が生態系を荒らしたからだとすると……誰を憎めばいい? どうすれば解決するんだ?
話がややこしくなってしまって、真の原因と向き合える人は稀だ。まして、これで行動に移せるなんて人は実在するんだろうか?
――俺様を何度撃ち殺そうとも、第二、第三のクマが――クマァァァァ(南無)
そう、現実問題として、真の原因を解決しないかぎり、何度でもクマがやってくるだろう。森のクマさんが絶滅するまで同じニュースを垂れ流すのか?
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯2にチャレンジ。音域はmid1F~hiG#、F3~G#5。
98.758点。Aメロの苦戦は相変わらず。
aikoさんの「カブトムシ」100.000点。キー♭4。オクターブそのまま。(mid1E~hiC#、E3~C#5)
今日は忙しくてあまり歌えず。水曜増曲で歌いたいのも結構出ていたようなんですが、ゆっくりチェックしてる時間も惜しい感じだったので。
「T氏の話を信じるな」ほか歌ってみたいものがちらほら。
履歴の100点は354曲(+1)、99点超えは640曲(+1)、虹色メダル1047個(+1)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。




