454 「障害がある」を笑い飛ばす174
物語が続く、終わらせないためにできること。これは以前に話したね。
絶望してはいけないし、満足してもいけない。
つまり、希望を追いかけつづけるか、不満を抱えつづけるかぎり、物語は続く。
ゆえに、ある程度の長さをもつ物語は、ふたつに類別される。
希望を追いかけつづける宝探しの物語か、不満を抱えつづける復讐劇である。
このふたつは、とても原始的な物語のかたちと言える。
たとえば、原始人が美味しいリンゴの木を見つけたとしよう。
リンゴをすべて取ったあとで、この木の場所が分からなくなると困ると気づく。
だから、木の幹なり、そばの岩かなにかに、目立つ傷をつけておくわけだ。
すると、次にここを通りがかったとき、ここに何か、お宝があるかもとワクワクする。
これが、原始的な宝探しの物語だ。
たとえば、原始人が猛獣に襲われたとしよう。
怪我をして、とても痛い。けれど、なんとか逃げることができた。
幾年月が経ち、すっかり傷も癒えた? けれど、古傷が残っている。
雨の日は傷がうずく。あの屈辱を思い出すわけだ。どうしても忘れられないんだ。
次に出会ったら、不意打ちでも何でもやって、絶対にぶっ殺してやるからな。
これが、原始的な復讐劇だ。
このふたつがシンプルな物語のかたちであり、これに当てはまるものほどストーリーラインに引き込まれやすいと言えそうだね。
「分析採点JOYSOUND」(Android版)にて。
ヨルシカさんの「詩書きとコーヒー」キー♯1にチャレンジ。音域はmid1E~hiG、E3~G5。
100.000点。やりとげた。246回目の歌唱でした。次は♯2か……っ!
Hayley Westenraさんの「Amazing Grace」95.009点。キー♯6。2オクターブ下げ。(lowG~mid2F、G2~F4)
100点のテンションのまま挑んで玉砕したやつ。アメリカ民謡の超有名曲にチャレンジ。原曲キーだと最高音hihiBのやべー高音曲。
ガイドメロディーが木琴系の聞き取り苦手なやつで、テクニック点がなぜか厳しい曲(※ビブラートの持続時間だけ要求してくる普段の感じじゃないやつ)でもあり、音程や安定性でめっちゃ減点してくる曲。個別にみればたまにある難曲なんですが、3つ重なると、マジでやっべぇ。
最初は♭6でやっていたのですが聞き取りにくいので♯6のオク下げにして93.657点が限界。2オク下げの実質♭18でなんとか虹色メダルに届きました。原曲キーでいける日は来るんだろうか。
King Gnuさんの「カメレオン」99.377点。キー♭4。オクターブそのまま。(mid1D#~hiC#、D#3~C#5)
履歴の100点は324曲(+0)、99点超えは601曲(+1)、虹色メダル1002個(+2)、金色メダル4個(±0)。銀以下なし。